「出稼ぎ」というと、ひと昔前は、家族を養う男性がすることでした。
例えば、農業が本業なのだけれども、冬場はできないから、その時だけ都心部に出て来てタクシードライバーをする、といった働き方です。
しかし、この「出稼ぎ」。
最近では、女の子もする様になってるんですよね。
と言っても、家族を養うためではないです。
若い娘が、仕事を求めて都会に出て来るのです。
こういった話、キャバクラでも聞きます。
国をまたいで、日本のキャバクラに働きに来ていた外人の女の子のことなんかも、よく耳にします。
しかし、ここでは、風俗の話に集中しましょう。
何といっても、女の子の出稼ぎは、風俗が中心なのですから。
さて、この「風俗の出稼ぎ」。
出稼ぎの方向性を考えてみると、次のどちらが、儲かるのでしょうか。
- 地方から都会へ
- 都会から地方へ
直感的に言って①ですよね。
タクシードライバーだって、東京で働いた方が断然、儲かりますから。
でも、「地方に行って羽を伸ばせたら、どんなに最高だろう」なんて夢見る風俗嬢も居るはず。
実際のところ、どうなのでしょうか。
本当に、都会それも東京の方が、有利なのでしょうか。
「風俗の出稼ぎ」について、すこし考えてみました。
デリヘル(デリバリーヘルス)への出稼ぎ?
風俗の出稼ぎ。
しかし「風俗」と言っても、現在それは、
ソープランド vs デリヘル に二極化している、と言えます。
隙間を縫って、セクキャバ(セクシーキャバクラ)やオナクラ(オナニー鑑賞クラブ)といった新業態も出て来てはいますが、正直、ソープとデリヘルの“二人勝ち”ですね。
理由は、まっとうなものもありますが、とにかく「そうなってしまった」で理解するのが一番でしょう。
結果論というヤツです。
そんなこんなで、出稼ぎ先の「風俗」を考える際にも、デリヘルとソープが二択として残ることになります。
まずは、デリヘルの方から考えてみましょう。
…しかし“出稼ぎ先がデリヘル”なんて聞くと、真っ先に、
「なんで、出稼ぎ先で“デリバリー”なの?その地の店舗で働きたい!」
とイチャモンつけてくる女の子がいると思います。
でも…ですね、店舗型ヘルスは、デリヘルの登場によって、完全に淘汰されてしまったのですよ。
理由は…
理由1.大きな店舗を持たなくて良い。
(経費大幅削減!)
理由2.法律上、営業時間に制限がない。
(実際、24時間フル回転で営業している店舗もあります!)
といった所です。
身軽に目一杯商売できるところが長所なんですね。
イチャモン女子には、とにかく、出稼ぎ先がデリヘルだからと言って、
「私は、悪のシンジケートにさらわれてしまうかも知れない…!!」
みたいな不安を持つ必要はない、とだけ言っておきます。
店舗が無いのは、ただ店長にとって都合が良いから、それだけです。
東京の方が儲かる?(デリバリーヘルス編)
すこし前置きが長くなってしまいましたが、こういうわけで「デリヘルへの出稼ぎ」は、まったくおかしなことではありません。
さて、東京のデリヘルへの出稼ぎ…地方と比べて、どうなんでしょうね。
一番手っ取り早いのは、全国展開しているデリヘル・チェーン(?)を調べてみることです。
デリヘルの場合、意外なことに、そういったお店はたくさんあります。
そのひとつを調べてみました。
ド地方のチェーン店(※)
- バック60パーセント(客単価はお店への支払いで40分4,000円~)。
- 寮完備。
- 日給 35,000円以上可能。
関東圏のチェーン店(※)
- バック60パーセント(客単価はお店への支払いで40分4,000円~)
- 寮完備
- 日給 35,000円以上可能
東京のチェーン店(※)
- バック60パーセント(客単価はお店への支払いで40分4,000円~)
- 寮完備
- 日給 35,000円以上可能
(※「チェーン店」と呼ぶのは、あくまで分かり易さのためだと思ってください。とにかく、店舗は無いです。そもそも「本店」など無い場合もあります。)
という訳で、まったく同じ条件でした。
ホームページ使いまわしか?という疑惑もありますが、とにかく字面では、地方だろうが東京だろうが、条件は全く変わりありませんでした。
東京の方が儲かる?(ソープランド編)
次に風俗の王様、ソープランドを考えてみましょう。
東京のソープへの出稼ぎ…地方と比べて、どうなんでしょうね。
全国展開しているソープランド・チェーン(?)を見つければ、地方と東京の比較も簡単なのですが、ソープの場合、そういった店舗は無いみたいです。
やっぱり、東西の暴力団関係者的な勢力図構造が反映されているのでしょうか。
実態は、よく分かりません。
そこで代わりに、西の横綱ソープ街「金津園」と、東の横綱ソープ街「吉原」のレベル的に似た店舗を、比べてみることにしました。
格安店レベル
・吉原「金瓶梅」…50分15,000円。
女の子へのバック10,000円。
・金津園「LOVE MISSILE」…45分15,000円。
女の子へのバック10,500円。
中級店レベル
・吉原「IRIS(アイリス)」…100分35,000円。
女の子へのバック20,000円(フリー)~23,000円(指名)。
・金津園「コットンクラブ」…90分35,000円。
女の子へのバック20,000円
高級店レベル
・吉原「ルーブル」…130分80,000円。
女の子へのバック50,000円。
・金津園「英國屋」…130分100,000円。
女の子へのバック50,000円。
という訳で、ほとんど変わらないです。
ソープランドも、デリヘルと同じく、地方から東京に出た来たからと言って、好条件に成るわけではないんですね。
手取りの差ではない。
客の絶対数の差!
以上のように、客単価に対する手取りの観点などからすると、デリヘルにしても、ソープランドにしても、地方から東京に出て来たくらいで、条件が変わるわけではありません。
では、「風俗の出稼ぎ」なんて、アホらしいから止めた方が良いのでしょうか。
ただの観光目的で、するべきものなのでしょうか。
そうとも言い切れません。
重要なのは、インターネットなどに掲載される募集広告の字面には表れない、条件の差に気づくことなのです。
それが、客の絶対数です。
地方だと、ソープランドなんて、かなり気合いを入れて乗り込んで行かなければならないですよね。
人目もあります。
すぐウワサにもなりそうです。
また、地方だと、ラブホテルも、車を飛ばさなければならない所にしか無かったりします。
だからと言って、自宅を使えば、ご近所さんのウワサの的です。
つまり、デリヘルも使いにくいんです。
それに比べて、東京はどうでしょう。
親の目を離れたノー天気な学生が居ます。
ストレスを溜めたサラリーマンが、ギシギシと歓楽街を歩きます。
ラブホテルも、所狭しと建てられています(渋谷、新宿、五反田、六本木…SM専用ラブホも可)。
客の絶対数が、全然違うのです。
だから、条件だけを比較して、こういった実情を理解しないのは大変、損になります。
つまり、結論として言えば、地方から東京に出た方が、風俗は全然、稼げるんですね。
まとめ
地方から東京に出稼ぎしに来ることのメリットについて考えてみました。
結論から言えば、「客の絶対数が違うから、東京に出稼ぎに来るべきだ」ということに成ります。
募集広告などに載っている手取りなどの条件では、地方と東京は変わりません。
しかし、客の絶対数が違うのです。
住環境などの心配もあるでしょうが、風俗で一旗揚げたかったら、ぜひ、東京への出稼ぎに挑戦してみてはいかがでしょうか。
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