チャットレディは稼げる仕事ですが、働きながら悩みを抱えている女性も多いです。チャットレディの悩みは家族や友人に相談しづらいので、解決できずにストレスをためることも……。そこで今回は、チャットレディの悩みや解決方法について解説します。
チャットレディはどんな悩みを抱えてる?
風俗と違って男性と会わずに働けるチャットレディですが、長く働いているとさまざまな悩みやトラブルを抱えるものです。まずは、チャットレディが抱えている悩みについて解説します。
待機時間が長くてしんどい
「待機時間が長い」のは、チャットレディが抱えやすい悩みのひとつです。お客さんが全く入らないと余計に時間が長く感じてしまい、精神的な苦痛が強くなります。
待機の環境が悪い可能性があるかも
待機時間が長くなる(=お客さんがつかない)大きな理由として、「待機の環境が悪い」ことがあります。まずは、チャットをする時の仕事環境について、以下の点でセルフチェックしてみてください。
- 使用しているカメラ
- 部屋の雰囲気
- ログインの時間帯
- 登録しているライブチャットの運営
カメラの画質が悪いと女の子の表情が良く見えないので、お客さんが敬遠する原因になります。同じように部屋の照明が暗いのも良くありません。また、ログインする時間帯が昼間のみだと、男性が働いている時間なのでお客さんがまばらになりやすいです。
待機の際は照明の明るさを工夫しよう
待機している時に照明が暗すぎると、女の子側の顔がよく見えずどんよりした雰囲気になります。通常の証明だけでは暗い場合は、照明を追加して明るさを増すようにしましょう。照明は高い設備のものを買う必要はありません。500円程度で買える照明でも十分に明るくなります。また、LED照明を使うとより明るく見えるので、合わせて検討してみてください。
照明の色はできるだけ昼白色を選ぶ
照明の色は自然光に近い「昼白色」がおすすめです。昼白色は肌の色をきれいに見せてくれるので、男性からの印象も良くなります。一方で、暖色系の「電球色」は落ち着いた雰囲気になり、「昼光色」(青みがかった白)は自身の集中力アップが期待できます。
一般的には、チャットレディのありのままの姿を事前に映してくれる「昼白色」が良いですが、チャットの目的によっては他の色を使った方が良い場合もあります。自分が「どのような雰囲気を出したいか」を考えた上で、使い分けるようにしましょう。
できれば高画質Webカメラを用意して
Webカメラは、なるべく高画質のものを使うようにしましょう。高画質なカメラほど、自分の顔や肌をより鮮明に映してくれます。画質が悪いカメラだとリアル感が薄くなるので、男性の方は気分が盛り上がりません。
カメラの大きさはそれほど影響はないので、パソコンに設置できるWebカメラで十分です。大切なのは画質ですので、購入する時に必ず確認するようにしてください。よく分からない場合は、お店の人に質問するのも良いですね。
ログインの時間を変えてみるのも一手
なかなか男性客が集まらない場合は、ログインの時間を変えてみると良いでしょう。チャットレディの場合、22時から深夜2時までが「ゴールデンタイム」と呼ばれる稼げる時間帯です。
この時間帯は仕事終わりや就寝前の男性が多いので、お客さん側が自由な時間を確保しやすいです。同じように、仕事前の人が多い朝の6時から9時もお客さんを集めやすい時間帯です。これらの時間帯でチャットレディをしたことがない場合は、ぜひ試してみてください。
できるだけこまめにログインする
頻繁にログインすることも、お客さんを集めるために大切なポイントです。長期間ログインをせずに放置したままだと、「チャットにあまり熱心でない」とお客さんから思われてしまいます。小まめにログインすれば「頻繁に来ている女の子」と認識されるので、初見さんでも興味を持ってもらえるきっかけになります。
ノンアダルトなのにアダルトトークしようとする人がいる
チャットレディの仕事をしていると、アダルトトークをしたがる男性が出てきます。ノンアダルトで稼ぎたいにも関わらずアダルトな話をしてくるので、女性側からすると大きなストレスになります。
アダルト要求をかわすために男性のパターンを知っておく
アダルトな要求をする男性は、いくつかのパターンに分類できます。
①最初は良い人を演じていて、良い関係になったところでアダルトな行為を要求する
②「みんなやっている」と圧力をかけつつ、女性が折れるまで要求してくる
③女性側の意思は無視して、一方的に自分の性器を見せてくる
特に多いのが①のパターンです。優しそうに話しかけてくる男性でも実はアダルト目的だったというケースは少なくないので、油断しないことが肝心です。
毅然とした態度で断ることが大切
男性がアダルト要求をしてきた時は、ハッキリとした態度で断ることが大切です。うやむやな態度で断ろうとすると、男性側から「押せばいける」と勘違いされてしまうからです。「絶対に無理」という態度を明確に示さなければいけません。
度が過ぎればすぐにブロックしても大丈夫
しつこくアダルト要求をしてきたり性器を一方的に見せつけてきたりしたら、すぐにブロックしても大丈夫です。ブロックすれば相手とのチャットはつながりませんので安心です。また、ブロックしたからといって女性側に何かペナルティが課されることもありません。
話を逸らすことも効果的
アダルト要求をしてきた男性には、話を逸らすことも効果的です。アダルトな話から別の話題に移すことで、相手に「アダルトな話は無理!」という意思を示すことができます。相手のアダルト話に対する意欲を削ぐこともできるので、下ネタがしつこい男性に対して試してみましょう。
どこまでのアダルト要求が許せるのか線引しておく
自分の中で「どこからがアダルト要求なのか」をあらかじめ線引きしておくと、要求されたときにキッパリと断りやすくなります。たとえば「アダルトな声を出すのはOK」として、「服を脱ぐなど、視覚的なものはNG」と決めておけば、相手の要求を断る時の基準となります。その基準をもとにして対処すれば、相手に急にアダルト要求をされても慌てることはありません。
プロフィールにしっかりとアダルトNGということを記載しておく
ノンアダルトチャットで上手く働いていくためには、プロフィールに「アダルトNG」とはっきり明記しておきましょう。男性側は女の子のプロフィールを見た上でチャットに参加してくることがほとんどです。そこで「アダルトNG」と記載しておけば、男性側から要求されたときに「プロフィールに書いてある通りです」と言えば、キッパリ断れます。
家族バレなどしてしまうリスクがある
家族と同居している女の子の場合、チャットレディとして働いているところを家族に見られてしまうリスクあります。家族バレせずに働きたいなら、次のような方法を試してみましょう。
待機中に顔ができるだけ映らないサイトを選ぶ
チャットレディのサイトに登録する時に、なるべく「待機中に顔が映らないサイト」を選ぶことが大切です。個別に話す際は相手の男性客のみに顔が見られる状態ですが、待機中に顔が映ると不特定多数のユーザーに顔を見られることになります。その中に自分の知人がまぎれこんでいると、身バレする原因となるので注意しましょう。
顔を出すときの注意点
顔を出すときには、マスクを付けるなど普段と違う印象にすることが大事です。また、アダルトな行為をするときは顔を映さないようにすると、身バレする可能性は少なくなります。他には、鼻から下だけを映す方法もあります。
注意しておきたいのは、顔の露出度が減ると稼ぎが悪くなることです。身バレのリスクと天秤にかけて、どこまで隠すかを決めておきましょう。
メイク・ウィッグを利用する
メイクやウィッグを利用して、普段とは別人のような顔立ちにするのも有効な身バレ対策です。ウィッグは髪の色や長さを変えることで普段とは違う印象を与えられます。また、カラコンやつけまつげ、アイプチをすることでも顔立ちを変えられるので、身バレ防止に有効です。
このような場合のメイクのコツは、日常生活の自分と正反対のメイクをすることです。自撮り写真を見ながら、なるべく普段の自分とはかけ離れたイメージのメイクを心がけましょう。
画面にカレンダーを表示させる
悪質な男性客の中には、チャット中の画面をスクリーンショットで保存してネット上にばらまく行為をする人もいます。このようにネットに流出してしまうと、身バレの可能性は一気に上がります。
ネット流出を防ぐには、あらかじめ画面上に時刻付きのカレンダーを表示しておくのが効果的です。スクショの画像に日時が映るので、チャット日時と照らし合わせると画像を流出させた犯人を特定できるからです。
また、カレンダーを表示するだけで男性客側にも「スクショ対策をしている」というプレッシャーを掛けられるので、良質な男性客を選別するのに有効な方法。
特定につながる個人情報を記載しない
チャットレディのプロフィール画面では、名前や趣味、身長、バストサイズなどの項目を記入します。ですが、これらをすべて正直に書いてしまうと、身バレしてしまう原因になります。正直に情報を書く必要はないので、お客さんとの会話でつじつまを合わせられる程度に情報を変えて記入すると良いでしょう。
ブラウザの閲覧履歴は削除しておく
チャットレディはスマホやパソコンを使って仕事をするため、ブラウザの閲覧履歴にサイトの名前が残ります。家族の誰かが閲覧履歴を見てしまうとチャットレディをしていることがバレてしまうので、閲覧履歴は小まめに削除するようにしましょう。
たとえ、個人用のパソコン・スマホでも見られる可能性はゼロではありません。絶対に身バレしたくないなら、念には念を入れて削除しましょう。
配信中に男性会員の名前を頻繁に呼ぶ
チャット中の動画を無断で撮影して、ネットに流出させる悪質な男性客もいます。このような動画流出の対策として有効なのが「男性客の名前を頻繁に呼ぶこと」です。
動画上の音声に男性の名前が残れば、流出しにくくなります。また、男性側としては名前を頻繁に呼んでくれることに悪い気はしません。親交を深める手段としても、名前を呼ぶことは有効です。
通勤チャットレディとして働く
在宅チャットレディで働いていると、どうしても家族バレするリスクは残ります。絶対に身バレ・家族バレをしたくないなら、通勤チャットレディとして働くことをおすすめします。
チャットレディの店舗は全国各地にあるので、会社に出勤する感覚で仕事をすることができます。パソコンや衣装は店舗に常備されているので、家にチャットレディの証拠を残すことなく働けますよ。
チャトレで稼いでいることを誰にも話さない
チャットレディとして稼いでいることは、誰にも言わないほうが良いでしょう。いくら仲がいい友達であったり同僚であったりしても、何がきっかけで身バレにつながるかは分かりません。気心が知れた相手でも、チャットレディの仕事のことは話さないことを徹底してください。
もしバレたとしても決して肯定しないこと
万が一、チャットレディをしていることがバレたとしても、チャットレディの仕事を肯定してはいけません。肯定すると「この人は好きでチャットレディをしている」と思われるからです。あくまでも「お金のために、仕方がなくやっている」という感じを匂わせて周りから同情を引くようにすれば、バレながらもチャットレディの仕事を続けやすくなります。
固定客に会いたいとせがまれる
固定客の男性から「直接会いたい」と言われることはよくあります。男性客側がチャットレディに好意をもって、実際にデートしてほしいとせがんでくるケースです。固定客でもあるので、「無理に断ると、今後はチャットをしてくれなくなるのでは……」と悩んでしまう女の子は少なくありません。
はっきりと断ることが大事
チャットレディと男性会員は、直接会ったり連絡先の交換をしたりすることが禁止されています。これは規則として決められていることなので、女のからキッパリ断っても問題ありません。
あいまいな態度で断ると、相手の男性が「もしかしたら会えるかも」と淡い期待を持つ場合があります。断ってもしつこく誘ってきたら、相手とのチャットをブロックすると良いでしょう。
夫の存在を出すと相手は引き下がる
直接会いたいという男性を説得するには、「夫の存在を示す」ことが有効です。夫がいるから会えないと伝えれば、その時点で男性客が期待しているような展開になりづらいので、誘うのを諦めるケースが多いです。また、夫ともに子供の存在も示しておくと、より相手の誘う意欲を削ぐことになります。
王道な断り方は「仕事の都合がつかないから」
王道の断り方は「仕事の都合がつかない」と伝えることです。仕事が忙しくて時間が作れないことを伝えれば、男性側としてはどうしようもありません。
「朝から晩まで働いている」「休みが不定期で、いつ休みになるか分からない」などの言葉で、時間がとれないことを伝えましょう。「仕事を休んで、自分と会ってほしい」という非常識な男性が現れたら、すかさずブロックして良いです。
どんな衣装を着ればいいかわからない
初めてチャットレディの仕事する時に、どんな衣装を着ればよいか分からないという女性も多いでしょう。ですが、あまり難しく考える必要はありません。チャットの相手は男性なので、「男性受けの良い衣装」を切ることが大事です。
多くの男性は、女性らしいガーリーな服装を好む傾向が強いです。シースルーの服やノースリーブのようにちょっと肌が見える服装を選べば、外すことはないでしょう。
また、服装と同じく「髪型」を男性好みのものに変えるのも効果的です。男性が好きな髪型は、次のようなものがあります。
- ポニーテール
- ツインテール
- 巻き髪
これらの髪型をローテーションすれば、髪型に悩む必要はなくなります。普段と違う髪型にした方が身バレ対策にもつながるので、これらの髪型を積極的に利用してみてください。

私もチャットレディで働いていましたが、さまざまなお客さんがいるので悩んでしまったこともあります。長く引きずるとストレスがたまって体調を崩しやすくなるので、イヤな男性客につきまとわれたら強気で対応するのが大切ですね。
まとめ
チャットレディのお仕事で直面する悩みは、周りの人になかなか相談しづらいものです。ですが、悩み過ぎても仕方がありません。男性客の誘いにはキッパリと断るなど、堂々と振る舞うようにしましょう。本当に良いお客さんなら、女の子のNGが多くてもチャットを続けてくれます。
自分ひとりで対応するのは難しい場合は、店舗型のチャットレディで働くのも一つの方法です。トラブルがあった時に先輩やスタッフから助けてもらうことができるので、在宅で働く以外の選択肢も視野に入れておきましょう。
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