キャバクラでのバイトといえば、真っ先にキャバ嬢が思い浮かびますよね。夜の蝶として華麗にフロアを舞うキャバ嬢のお仕事を経験してみたいと考える女の子は少なくありません。そんなキャバ嬢を尻目に、近年女の子のあいだで注目を集めているキャバクラのバイトが、エスコートレディです。いったいどのようなお仕事なのでしょうか。
努力次第で一気に稼げるキャバクラのエスコートレディって？
「エスコートレディって何？」と感じた方は少なくないはず。「キャバ嬢のこと？」と思った方もいるかもしれませんが、実はキャバ嬢とエスコートレディはまったく別の仕事なのです。
そもそもエスコートレディってなんなの？
キャバクラには、お店に足を運んだお客さんを席へ案内したり、さまざまな雑務をこなす男性のボーイがいます。キャバ嬢たちを陰からしっかりとサポートするボーイは、キャバクラになくてはならない存在といえるでしょう。
では、エスコートレディとは何なのかですが、これはボーイの女の子版です。多くのキャバクラでは、キャバ嬢をサポートする役割を男性が担うのでボーイと呼ばれますが、エスコートレディはガールと呼ばれます。
エスコートレディはどんな仕事をするの
キャバクラでボーイが担当する業務を担います。たとえば、来店したお客さんを席まで案内するのもエスコートレディのお仕事です。
テーブルの上に空のボトルやお皿が散らかっていれば片づける、いっぱいになった灰皿をキレイにする、といった業務も行います。お客さんがお店のルールに反する行為をしていたときに、注意をするのもエスコートレディのお仕事です。
エスコートレディはキャスト兼任の募集もある？
キャバクラのボーイは、あくまで裏方的な存在です。お店の主役はあくまでキャストである女の子で、それをサポートするのがボーイの役割なのです。
基本的には、エスコートレディも同じ認識で問題ありませんが、お店によってはキャストと兼務することもあります。たとえば、お店が急に忙しくなってキャストが足りなくなったときなどに、エスコートレディがキャストとしてヘルプに入るのです。
このように、裏方と主役どちらも求められることがあるのが、エスコートレディの特徴といえるでしょう。ただ、これはお店によって異なります。完全にサポートだけしかしない、といったところもあります。
エスコートレディは一般的な求人サイトから応募できる？
一般的な求人サイトや求人情報誌に、キャバクラのエスコートレディ募集の広告が掲載されることも珍しくありません。基本的にはキャストをサポートする「店舗スタッフ」なので、一般的な求人サイトで募集されることもあるのです。
もちろん、ナイトワーク系の求人情報誌や求人サイトなどに、エスコートレディの求人が掲載されることもあります。お店のホームページで直接募集を行っているケースも珍しくありません。
エスコートレディはお給料をいくらぐらい貰えるの？
キャバクラでのお仕事は稼げる、といった印象を持つ方は少なくないとおもいます。実際、キャバ嬢の中には1日で数百万円を売上げるようなキャストもいます。キャバ嬢のお給料は、基本給＋歩合なので、驚くほど稼いでいる女の子も大勢いるのです。
そのため、エスコートレディもガッツリ稼いでいるのでは、と思われがちですが、実際にはそうでもありません。だいたい、時給1,500円～2,000円くらいが相場なので、キャバ嬢に比べるとお給料ははるかに低いです。
エスコートレディはどんな基準で採用されるの？
お店によって採用基準は大きく異なりますが、ルックスの整った方は優遇される傾向があります。男性に楽しいひと時を与える場所なので、ルックスのよい女の子が優遇されがちなのは仕方のないことかもしれません。
また、ナイトワーク経験のある方、元キャバ嬢の方なども優遇されやすい傾向があります。キャバクラは、一般的な飲食店とはシステムが異なるので、慣れている方や詳しい方のほうが好まれやすいのです。
エスコートレディは、キャバ嬢以上に接客態度やマナーなどが求められるので、面接ではそのような部分を厳しくチェックされることも珍しくありません。
エスコートレディの実際の仕事の流れはどうなってる？
ここでは、エスコートレディの具体的なお仕事の内容や流れを見てみましょう。特に、今後キャバクラのエスコートレディ求人に応募したいと考えている方は、しっかり目を通してくださいね。
エスコートレディは気配りが大切！キャバ嬢のサインを見逃さない
エスコートレディは、常にフロアの様子に目を光らせなくてはなりません。ぼーっと立っているだけでは、キャバ嬢からクレームを入れられてしまう可能性があります。
接客中のキャバ嬢は、エスコートレディに対しさまざまなサインを出しています。灰皿がいっぱいになったとき、グラスを持ってきてほしいときなど。そのようなサインをスピーディに察知し、対処しなくてはなりません。
また、お客さんからお触りをされているキャバ嬢が、助けを求めるサインを出していることもあります。このようなときも、エスコートレディはサインを見逃さずすぐ対応しなくてはならないのです。
ときにはキャバ嬢のヘルプに入らないといけないって本当？
これはお店によって異なります。裏方としてのサポートだけを求めているお店もあれば、キャストが足りないときなどにヘルプとして入れる人材を求めているところもあります。
後者なら、キャストとしてヘルプに入らなくてはなりません。突然お店が忙しくなったときや、キャストがお休みしてしまったときなどですね。
こうしたことがあるので、ヘルプもしなくてはならないお店の場合、元キャバ嬢をエスコートレディとして採用することが多いようです。
常に気を配れるような子が向いている？
もちろんですが、気配りがあまりできない子よりは、できる子の方がエスコートレディに向いています。サポートスタッフが少ない場合、少人数でフロア全体の様子を見なくてはなりません。いくつものテーブルに目を配り、必要に応じて対処しなくてはならないのです。
細かい気配りができる女の子なら、キャバ嬢からも篤く信頼されるでしょう。キャバクラのような女の園で、快適にお仕事を続けるためにはキャバ嬢たちとの関係性は大切です。信頼されるエスコートレディになれれば、楽しく快適な環境下で働けるでしょう。
管理意識の高い子はチャンスあり？
マネージャー気質で管理意識が高い女の子なら、細かい気配りが出来てキャストからも信頼されます。このようなスタッフはお店にとっても貴重な存在なので、将来の幹部候補への道が開かれる可能性もあるかもしれません。。
いずれは、エスコートレディからフロアマネージャーへ昇格し、やがてお店を任せられるといった可能性もあります。頑張り次第で出世の道が見えてくるのは、エスコートレディとして働くメリットといえるでしょう。
エスコートクラブとエスコートレディは違うの？
キャバクラで募集しているるエスコートレディと、風俗求人サイトなどで見るエスコートクラブはまったく別物です。エスコートレディはあくまで職業名であり、エスコートクラブは業種名です。
では、エスコートクラブとはどのような業種なのかというと、多くのケースにおいてデリヘルであることがほとんどです。お客さんに指定された場所に足を運び、性的なサービスを提供するのが主なお仕事です。
「エスコートクラブでのお仕事」や「エスコートガール募集」といった内容の求人を目にしますが、エスコートレディと勘違いしないように注意しましょう。
私はエスコートレディとして1年ほど働いたことがあります。キャバ嬢にも興味がありましたが、もともと裏方的なお仕事が好きだったので。きちんと業務をこなしていれば、キャストのみんなからも信頼されてやりがいもありますよ。ぜひチャレンジしてほしいお仕事です。
キャバ嬢を引退したあとはどうなる？
長くキャバ嬢として働き続けている方もいますが、大きく稼ぎ続けられる人は一部です。精神的なストレスを抱えることも多いので、水商売から引退してしまう方も少なくありません。
お昼のお仕事を始める
夜のお仕事、と話すだけで周りの人から偏見を持たれてしまうことは少なくありません。それを理由に、キャバ嬢を引退してしまう女の子もいます。
中には、最初から「100万円稼いだら辞める」と決めているようなタイプの女の子もいます。。このような子は、引退してすぐ昼の仕事に転職することが少なくありません。もともと昼のお仕事をしていた方がキャバ嬢になり、再び昼の世界に戻る、といったケースは多いようですね。
キャバ嬢を引退後の昼職は美容部員や営業が多い
キャバ嬢を引退後、営業や美容関連の世界で成功した方は割と多いのです。キャバクラで鍛えられたコミュニケーション力や、美意識などを活かせるからだと考えられます。
ノルマを苦痛に感じるなら営業職は辞めたほうがいい？
トーク力やコミュニケーション力に優れた元キャバ嬢なら、営業職でも活躍できます。営業職は、基本給＋歩合でお給料が計算されることが多いので、キャバ嬢時代と変わらぬくらい稼げている方も少なくありません。
ただ、営業のお仕事にはノルマが課せられるのも一般的です。軽々とノルマをこなしてしまえる方もいれば、まったくこなせずに上司から叱られてばかり、といった方もいます。
前者ならよいのですが、後者ならストレスが溜まる一方です。ノルマが苦痛だと感じる、未達成のペナルティでお給料がほとんどもらえない、といった状況なら、ほかのお仕事を探したほうがよいかもしれません。
まったり働きたいのなら事務職？
事務を担当してくれる女の子スタッフを募集している企業はたくさんあります。電話の受付や来客の案内、経理、資料作成など業務の内容はさまざまですが、キャバ嬢時代に比べればのんびりと働けるでしょう。
さまざまな事務スキルを向上させられるのもメリットです。パソコンスキルやビジネスマナーなどをどんどん磨けば、キャリアアップしてもっとよい転職先も探せます。
デメリットとしては、キャバクラなどに比べるとお給料が低いことです。会社によりますが、事務職にそこまで多くのお給料を渡すようなところはありません。手取りで20万円にも満たない、といったことも考えられます。キャバ嬢時代に稼ぎに比べると微々たるものなので、ここで心が折れてしまうかもしれません。
看護師に転職するのがいいかも？
キャバ嬢から看護師に転身するケースは珍しくありません。夜の世界で華々しく活躍できる時間は限られているので、国家資格を取得して手に職をつけよう、と考える方は多いのです。
看護師の国家資格は、一生ものの資格です。取得していれば、結婚や出産で職場を離れたとしても、いずれまた活躍するチャンスに恵まれます。看護師は慢性的な人手不足ともいわれているので、資格が廃れてしまうことはありません。
看護師の魅力は、やはりお給料の高さです。夜勤があるような病院に勤務するのなら、それなりの高収入が期待できるでしょう。ただ、高収入とはいっても、売れているキャバ嬢に比べると少ないので、注意が必要です。その代わり、安定した収入を長く得られるメリットがあります。
キャバ嬢から昼職への転身をサポートするサイトがある？
夜の世界から昼職へ転身しようとしても、なかなかうまくいかない方も少なくありません。また、夜の世界が長かった場合、昼職でうまくやっていけるかどうか不安になる方もいるでしょう。
そのような方こそ、このようなサイトを利用してみましょう。ナイトワークの経験しかない女の子に対して、昼職への転職をきちんとサポートしてもらえます。
結婚して幸せな新婚生活を楽しむ
もともとお客さんだった男性と結婚し、幸せになった方もいます。ムリに転職しようとせず、このような道も考えてみてはいかがでしょうか。本気で結婚を考えるのなら、婚活サイトや結婚相談所なども利用してみましょう。まずは素敵な出会いを見つけ、少しずつ愛を育んでゴールインを目指してください。
キャバ嬢からエスコートレディになるのもおすすめ！
現場のことをよく理解している元キャバ嬢なら、エスコートレディにピッタリです。お店としても、できることなら現場を熟知した女の子を採用したいと考えるので、採用される確率も高いです。面接のときには、元キャバ嬢であることをしっかりアピールしましょう。もといたお店で採用してもらうのもよいかもしれませんね。
キャバ嬢からエスコートレディになれば幹部になれる？
可能性は十分あります。ただ、そのためにはしっかりと仕事ができるのはもちろん、キャストたちからも信頼されなくてはなりません。そつなく業務をこなし、キャストたちからも篤くほど信頼されるようになれば、幹部どころかお店を任せられる可能性もあります。
私はそこまで上り詰めることはできませんでしたが、知り合いの元キャバ嬢は最終的に店長にまでなったそうです。そう考えると、エスコートレディはキャバ嬢以上に夢のあるお仕事なのかもしれません。キャバ嬢を引退したあとの、ひとつの道として考えてみてもいいんじゃないかな。
まとめ
エスコートレディの仕事とは、キャバクラのキャストとはまた違った能力が求められます。共通点はどちらもマナーや気遣い、さり気ない気配りが必要なところです。キャバ嬢も頑張り次第でトップを狙える仕事ですが、エスコートレディも又トップ以上の昇進を目指せるとてもやりがいのあるお仕事と言えるでしょう。努力次第では、幹部候補や店長なども目指すことの出来る夢のあるお仕事なので、昇進を目指せるエスコートレディというお仕事に興味がある方はぜひ求人へ応募してみてはいかがでしょうか。
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