旭川は北海道で札幌に次ぐ大きな街で、風俗もなかなかのにぎわいを見せています。
毎年、いくつかの新しいお店もオープンしています。
しかし、そうした新しいお店の中には、元々あってお客さんが来なかったお店が、カモフラージュとして店名を変えただけだったというけしからんケースもあります。
すべてがそうだということはありませんが、何軒かに関しては確認が取れています。
新店といえば最初は稼げるものですが、そんな悪いお店は果たしてどうでしょうか？詐欺店のその後を追いました。
新店登場！でも詐欺店かも・・・
移り変わりの激しい風俗業界。
お店も、ある所が閉店したと思えば、ある所が開店していたりします。
旭川の風俗求人サイトなどを見ていると、“あっ、新しいお店がある！”と発見する機会もありますね。
新しいお店の中には、最初からあった競合店を押しのけてメキメキ人気を集め、稼げるお店に成長する場所もあります。
しかし、最近ではそんな優良店よりも、中身は同じなのに店名だけを変え、お客さんや女の子を騙す問題店が増えています。
新店でもなんでもないんです。
問題店がこういうことをするのは、客入りが悪く稼げなくなったために、新店ができたと注目を引いて、お客さんと女の子を引き入れるためです。
新しいお店はお客さんにとっては興味をそそられ試してみたくなるものであり、女の子にとっても稼げそうという印象が強いからですね。
彼らがターゲットにしているのは、いわゆる情報弱者という人たちです。
インターネットをあまり見なかったり、疎かったり、ネット上の情報をすぐに信用してしまったりする人たちのことです。
風俗を利用するお客さんには、お店のサイトだけでなく、掲示板などをチェックして情報を逐一仕入れている人が多いです。
ちょっと引いてしまいますが、そういう人ほど詐欺店などの情報をいち早く取り入れているので、ほとんど引っかかることがありません。
一方で情報弱者は、新店ができたという情報を得た時点で興味を持ち、お店に電話してしまうのです。
オヤジ客や、前の店にも来店したことの無かったフリー客が多いようです。
これは働こうと思っている女の子でも同じことです。
情報を十分にゲットしておらず、短絡的になると、「あ、新しいお店だ→稼げる！→働こ！」となってしまうのです。
悪いお店は、前のお店と同じだと気付かれないように、サイトも巧妙に作り変えてしまいます。
ですから、お店のサイトを見ただけではそれが本当の新店なのかを見分けることが難しくなっています。
そのため、女の子も働こうと思っている際は掲示板をチェックしなければなりません。
たいていのお店には、掲示板が作られています。
詐欺店であれば、掲示板にそう書かれている場合が多いので、この方法で見分けることが可能になっています。
「○○（店名） 掲示板」などと検索すると出てくると思います。
インターネットは恐ろしくもありますが、こんな時には非常にありがたいものです。
新店で働いてみた！詐欺店だった！
ここで、店名変更しただけの悪徳店で働いた女の子がたどった運命を見てみましょう。
彼女は、店名変更詐欺が起こっていることを知らず、新店は稼げるという印象を強く持っていました。
当時働いていたキャバクラでのノルマや営業の疲れに加え、指名客も少なくなってきていたことから、デリヘルへの転向を考えていました。
キャバクラでの仕事は続けながら、彼女は約１ヵ月間、デリヘルの求人サイトを見続けていました。
するとある日、見覚えのない店名を見つけます。
お店のサイトを開き、求人の項目を眺めると、“新規出店につき女の子大募集！”、“稼げる！日給５万円以上可能！月１００万突破も夢じゃない”“お客様からも大好評！”などなど、魅力的な言葉がたくさん並んでいました。
このお店は名前を変えただけの詐欺店だったのです。
しかし、甘い言葉にすっかり夢見心地になってしまった彼女は、後１カ月キャバで働いたらそっちに移ろうと決めてしまいました。
そうして入店する頃には、お店の掲示板も既にでき、詐欺店であることがチラホラ書き込まれていたのですが、彼女は気付くことができませんでした。
こうして悪徳店で働くことになった彼女ですが、最初のうちは一応新店ということもあって電話もそれなりに鳴り、彼女も割と忙しく出勤していました。
しかし、ある時を境に客足がパッタリと途絶え始めます。
掲示板での情報が出回り、騙されて電話したお客さんも前にあったお店と顔ぶれが同じであることに気付いたからです。
女の子が悪くなくても、詐欺店というだけでお客さんは離れてしまいます。
彼女も彼女なりに一生懸命に接客をして、お客さんに喜んでもらえることもあったのですが、お店に対する悪評の高まりのあおりを受けてまったく指名が取れず、お茶を引くことがほとんどになってしまいました。
彼女がそうした状況に陥った直後に、お店も閉店しました。
入店してからわずか２カ月ほどでの閉店でした。
さて、今回のような悪徳店では稼ぎがどのようになっていたかも調査してみました。
まず、こんなお店は自分でこの先が長くないことを理解して営業しています。
そのため、最後の悪あがきで少しでも利益を得ようと、自らのことばかり考えています。
そうなると、しわ寄せが来るのは働いているスタッフ、女の子たちになります。
バックは良くて半分程度、どんなに頑張って働いても手取りは安い。
稼げても２，３万程度、ひどければ０円です。
先ほど紹介した女の子も途中からあまりの給料の少なさに疑問を抱き、お店側に抗議したそうですが、取り合ってもらえず。
辞めようともしましたが、何かと理由を付けて、結局閉店の時まで道連れにされてしまったようです。
ひどい話ですね。
完全にブラックですね。
このように、店名だけを変えてあたかも新店であるかのように見せかけているお店は、最初はどうあれすぐに稼げなくなってしまいます。
また、その経営状況、女の子に対する扱いもとんでもないものがあります。
最悪の場合、働く女の子にとっては必須の性病検査代や雑費さえも女の子負担にする悪徳店もあるといいます。
いざ辞めようと思っても、何かとモメて面倒に巻き込まれることが多いと言います。
こんな所では一つもいいことはありません。
旭川でも、最近詐欺店に入店したことによる女の子の被害がいくつか報告されていますので、働くお店を決める際は慎重にならなければなりません。
稼げない女の子を寄せ集めて新店をつくるというタイプの悪徳商法も発生し、まだ数は少ないものの、系列店さえも店名変更詐欺を行うケースが出てきました。
ネット上の情報には常に目を光らせておくべし
新店が登場しても、そこがどのようなお店か、ネット上での評価が出るまでに待っておくのが一番無難です。
一つ注意したいのは、詐欺店側が自分の店を優良店だと思わせようと、褒めるような書き込みをしている場合です。
お店のほうも必死ですので、ここは心理戦、手の内の探り合いになります。
こういうことが好きな方はいいとして、心配の中で危ない賭けに出るよりは、昔からある人気の老舗に入店するほうがよほど安心感がありますので、その選択肢も良いかもしれませんね。
店名変更詐欺は旭川だけではなく、全国的に広がっています。
東京や大阪が一番多いのは確かですが、地方でもこうした事案によって痛い目に遭ってしまった女の子がたくさんいます。
あなたの街の新店デリも詐欺店かもしれません。
新店は稼げない悪徳店かも？という意識を常に持っておくことが大切になりますね。
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