多くの風俗店では、どんなに指名を返せない女性でも、それだけの理由でお店からクビを宣告されることはほとんどありません。
風俗店では、人気のある女性でも100人接客したお客様全員に満足してもらえることはありません。
お客様によって好みは異なりますし、自分の思い通りに行かなかった腹いせにクレームを入れてくるなんてお客様もめずらしくありません。
お店もそのようなことには慣れっこなので1度のクレームで女性をクビにするなんてことはありません。よほどのことがない限りは女性をかばい、守ってくれます。
とは言え、お店が女性を辞めさせるという判断に至ることは当然あります。
今回は、クビにされてしまう可能性のある女性の特徴、そしてお店が女性を辞めさせたい時に取る行動についてご紹介します。
お店に嫌われる女の子ってどんな子?
お店が女性に辞めてもらいたい時、女性に面と向かって「クビ」と宣告するケースは多くありません。
他の女性に影響がでないよう、できるだけ穏便に済ませたいので女性からお店を辞めるように仕向けて行くところが多いです。
その中でもクビをはっきり宣告するのは、以下のような状況が発生したときです。
- とても大きなクレームを受けた
- クレームを受ける頻度が多い
- お店が禁止している規則(スタッフとの恋愛禁止、お客様との店外禁止など)を破った・遅刻、欠勤(無断欠勤)、早退などが多い
- ドラッグの使用や盗難など法に違反する行為をした
このような場合ははっきりクビを宣告されることもあります。。
クレームが多いということはたまたま一人のお客様との相性が悪かったということではなく、普段からサービスの質が悪いということです。
スタッフやお客様と恋愛関係になってしまうと、女性またはスタッフ、またはどちらもががお店を辞めてしまう、お客様が相手ならお客様が店に来なくなる可能性があります。
遅刻や欠勤が多いと予約されていた、もしくはしようと考えていたお客様の期待を裏切ることになり、お客様に不信感を与えてしまいます。
女性の違法薬物の使用が発覚すれば最悪の場合、お店は閉店の危機にさらされます。
つまり上記の理由はお店に非がなく女性側に問題があったことが明らかで、且つ今後お店の売り上げに影響する可能性があるためです。
このような場合では女性にクビを宣告できる明確な理由があり、お店も躊躇なく辞めて欲しい女性に辞めてもらうことができますが、お店がクビを宣告したくないけれども女性に辞めて欲しいときとはどんな状況なのでしょうか。
例えば見た目に気を使ったり写メ日記を上げるなどの仕事に対する前向きな姿勢がなく、女性からやる気を全く感じられない、指名を返せないのにフリーの仕事がないと文句ばかり言う、他の女性とのもめ事が多い、待機中に寝て仕事がついても起きない、などの原因があげられます。
スタッフも女性もみんなお金のために「仕事」をしに来ています。
風俗は自分の都合で出勤日を決められる融通の利きやすい仕事で、資格や学歴がなくても誰でも働ける業界です。
そのため、残念ながら「仕事」に対する意識の低い女性がいるのも事実で、このように仕事に対する意識の低い女性がお店からは嫌われてしまいます。
お店としては扱いずらい女性には辞めて欲しいと考えるのですが、お店がクビを言い出せないのには大きく2つ理由があります。
クビより干すが主流は本当。なぜクビにしないのか?
1つ目はお店の評判を落としたくないからです。
どんなに女性側の勤務態度に問題があったとしても、自分の在籍するお店で他の女性がクビになると、状況をよく知らない女性はお店に不信感を持つことがあります。
また、クビになる女性があることないことを言いふらし、自分がお店を辞める際に他の女性を道連れにすることがあります。
辞めてほしくない女性にまで辞められてしまうとお店としては痛手です。
そして1度風俗業界で働きだした女性は長くこの業界で働き続けることが多いです。
色々なお店の入退店を繰り返す女性も多くいます。
クビにした女性がお店の悪口を他店で広めると、せっかく獲得できたかもしれない女性が入店してくれないと言うことにもつながりかねません。
そのためお店はクビにするのではなく、女性が自主的に辞めるように仕向けて行くのです。
2つ目は、どんなに勤務態度の悪い女性でも在籍しているだけで売り上げがマイナスになることはないからです。
閑散期などでお店が暇で売り上げを上げることができなくても、女性が待機室にいるだけなら売り上げがマイナスになることはありません。
また、指名がなくてもフリーの仕事がつけば仕事に行かせることができるので売り上げになります。
特に、いきなりの団体客など、とにかく客を「さばく」ことを優先したい状況のとき、1人でも多くの女性が出勤してくれている方がありがたいときも少なからずあります。
このため、あえてクビにしなくても女性が自ら退店を言い出すまでは直接的なアクションを起こさないという店舗がほとんどです。
お店の態度はどう変わる?辞めさせたい女性への対応
女性を退店させるためにお店が取る行動についてはそのお店やグループの方針などにより様々です。
ソープ店など部屋数が限られているお店や1日の出勤人数が定められているお店なら真っ先に出勤日数を減らされます。
仮に出勤日数を半分に減らされると、単純計算で月収も半分になってしまいます。
多くの女性はこの段階で稼げるお店へと移転を考えるのですが、それでも辞める素振りのない場合はさらに出勤日数を減らされ、ついには「人が余っているから」などの理由で出勤すらさせてもらえない状況に追い詰められます。
自由出勤のお店などであればとにかく理由を付けて仕事に行かせません。
フリーの仕事でも「新人優先で行かせるから」などの理由で全くつけてくれなくなります。
そのことに不満を告げても「じゃあ指名取ってきて」などとあしらわれるでしょう。
パネル指名が入りそうになっても他の女性を勧めるなど、あからさまな態度を取られてしまうこともあります。
風俗で働く女性のお給料は完全歩合制です。
出勤ができない、仕事に行けない状況が続くとお金が稼げなくなってしまいます。
すると女性は辞めざるを得ない状況となり、自ら退店することになるのです。
大きなグループの系列店の場合、「辞めさせる」ではなく「他店に移籍させる」という手段を取るお店の方が圧倒的に多いです。
グループが大きければ大きいほど、働く女性の集客に対して幹部から圧力をかけられています。
女性が一人でも多く在籍していた方が当然売り上げもあがるので、簡単に女性を手放しません。
にも関わらず干されて女性を退店させるよう仕向けるということは、女性自身に相当の理由があるはずです。
まとめ
今回ご紹介した内容で、普段自分が取っている行動に少しでも心当たりのある女性は要注意です。
きちんと出勤時刻を守り、身だしなみに気を使い、一生懸命接客するなど基本的なことができていればまず干されるようなことはありません。
人気がある女性はこの基本的なことが当たり前にできています。
風俗で働く女性が増えた今、少々見た目がいいだけでちやほやされる時代は終わりました。
お店の対応が冷たくなったなど違和感を感じた時には、まずあなたの勤務態度を見直してみてください。
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