デリヘルの待機所は女の園。
さまざまな不満を抱えている女の子は多くいます。
他の女の子の不満を見て、「私だけじゃなかったのか」と思えるかもしれませんし、「私も用心しよう」と思うかもしれません。
身体を張る仕事だからこそ、待機所では少しでもリラックスしたいですよね。
待機方法は3種類
デリヘルの待機方法は3種類あります。
集団待機、外待機、個室待機です。
集団待機は大部屋で女の子が大勢過ごしています。
一番人気のないパターンですが、デリヘルではとても多い形態です。
事務所と同じ部屋の場合と別れている場合があります。
外待機はデリヘルが用意した場所以外で待機することです。
多いのはファーストフードやコーヒーショップ、ファミレス、漫画喫茶、まれに自宅です。
呼び出された時にすぐに応じることができれば基本的に何をしていても咎められることなく、自由です。
しかし、経費が掛かってしまうことが欠点です。
お客さんがつかなければ稼ぐどころか赤字にすらなってしまいます。
フリーのお客さんも回してもらえなくなりがちです。
個室待機は大部屋をパーティションなどで区切り、1畳ほどの漫画喫茶のような空間にしています。
ある程度プライバシーは保たれ、人気はありますが、デリヘルでは少ない形態です。
待機所が狭くて不満
女の子が多く出勤しているお店や客入りが悪いお店では待機所に女の子が溢れてしまいます。
酷くなると椅子が足りずに立って待機をしなければならない女の子すらいる場合もあります。
あまり親しくない人同士が狭い空間を共有しなければならないのはストレスがたまり、些細なことでイライラや不満を招きます。
また、人が多いのにも関わらず1人だけ荷物を広げたり、寝転がったり、幅をとって座ったりなどする空気が読めない嬢もいます。
しかし、同じお店でも時間帯や曜日によってはそれほど待機所が混んでおらず、ゆったりと過ごせるお店もあります。
あまりにも窮屈なときには外待機に逃げるのも1つの選択肢です。
個室待機もご用心
集団待機と違って多少人が多くても1人当たりの空間は変わらない個室待機ですが、個室待機の部屋自体がそもそも広くありません。
畳1畳程で椅子が1つおいてある程度なので、長時間過ごしていると首や腰が痛くなります。
そして、集団待機では人数によって1人当たりの面積が変わるので空いている時は比較的ゆったり過ごせますが、個室待機ではそのようなことはできません。
待機室にはニオイが充満
待機室での不満にあがりやすいのがニオイです。
タバコ、食べ物、体臭、香水などを無自覚に撒き散らす女の子はとても多いです。
本人に指摘しにくいのも不満に拍車をかけています。
風俗に携わる人は喫煙率が高いです。
なので、禁煙もしくは分煙が徹底している待機所はありません。
気にならない人にとっては全く気にしませんが、タバコを吸わない人にとってはとても困っている人も多いです。
食べ物は純粋にクサイという人と自分も食べたくなってしまうという人に分かれます。
接客を控えている身としてはニオイの強いものを食べないのがマナーですが、空気を読まずに餃子やペペロンチーノなどを食べるつわものもいます。
体臭は夏場にとくにキツクなりがちです。
女の子によっては不潔な人もいて、お風呂にきちんと入らない人もいます。
酷くなるとほぼ待機所に住んでいるような状態で、お客さんに呼ばれた時についでにシャワーを浴びているような女の子も存在します。
身体についてしまったニオイや待機所にこもってしまうニオイを香水や芳香剤で覆い隠そうとすると逆効果です。
色々なニオイがミックスされてしまい、さらに最悪なことになってしまいます。
芳香剤ではなく、消臭剤などを個人で使うようにしましょう。
お店や女の子同士で話し合って掃除や換気を頻繁にすると改善するかもしれません。
個室待機もご用心
個室とはいっても、薄いパーティションで区切っているのでニオイは防げません。
前に使っていた人の食べ物やタバコのニオイなどが残っていることも多いです。
イジメや嫌味などが横行
集団待機で怖いのはイジメや嫌味などを言うお局様の存在です。
派閥が存在していたり、あからさまな嫌がらせがあったりする場合もあります。
新人に嫉妬して古株嬢がいやがらせをすることも珍しくありません。
スタッフが常駐する事務所と同じ空間に待機所がある場合はそれほど目立ったいやがらせは置きにくいですが、時にはスタッフがグルである場合もあります。
挨拶をしっかりしたり、余計なことを言ったりしないでイジメの対象にならないように用心しましょう。
勧誘や話しかけが面倒
イジメや嫌がらせという程ではなくても集団待機の場合、宗教やマルチなどに勧誘してくる人もいます。
また、家族や何故働いているのか、彼氏はいるか、何歳なのかといったプライベートなことを根ほり葉ほり聞いてくる人もいます。
聞いてくるだけならまだしも、他の人、時にはお客さんにあなたのプライベートをばらしてしまう人すらいます。
また、寂しがり屋でとにかく話しかけたいという女の子もいます。
スマホを弄ったり、寝たりふりをしたりして話しかけるのを防いでいるひとも多いです。
とにかくうるさい
自分が話しかけられていない場合でも、とにかくうるさいという不満を持っている人も多いです。
とくに、電話の話し声は耳に触るものです。
そのほか、待機室で寝てしまい、盛大ないびきをかいているけれど誰も指摘できないなんていうこともあります。
個室待機もご用心
個室待機も、各スペースを区切るのは薄いパーティションなどでのみです。
ほとんど防音効果は望めません。
しかし、個室待機ならばこっそり耳栓をしていても嫌味にはなりません。
とはいえ、呼び出しには答えられるようにしておきましょう。
暑い、寒い
待機室の温度も重要です。
スタッフの人や古株の人が温度管理の権利を握っていることが多いので、暑い、寒いという不満が出やすいです。
寒い場合にはショールなどを持ち込んで自衛することができますが、暑い場合には冷たい飲み物を飲むくらいしかできず、イライラは募ります。
個室待機もご用心
個室待機は集団待機室よりもさらに風通しが悪いので、熱がこもりやすいです。
ミニ扇風機などを持ち込んでも追いつかないかもしれません。
窃盗があることも
手癖の悪い同僚がいると窃盗騒ぎが起こることもあります。
貴重品は持ち歩かない、持ち歩くならば肌身離さず持ち歩くしかありません。
たとえ、高価なものではなくてもモノがなくなるとイヤな気持ちになります。
空気が読めない人ほど、待機所に常駐しがち
待機もみんながマナーと節度を守って、適度に互いに無関心でいればそれほど不愉快な思いやトラブルは起きません。
しかし、一部の空気が読めない人が待機所の雰囲気を悪化させてしまいます。
そして、同僚に対して空気が読めない人は当然お客さんにたいしても良いサービスなどできるはずがなく、待機所にいる時間が長くなってしまいがちです。
そして、それがさらに空気の読めない人を増長させ、まるで待機所の主のように振る舞うことになるという悪循環を招きます。
待機所で過ごすのも仕事のうち
待機所には不満が溢れていますが、ある程度耐えることも仕事のうちと割り切るようにするしかない場合もあります。
あまり変な人には近づかず、お局様に目を付けられないように振る舞うのが賢明です。
理想は待機所にいる暇がないくらい売れっ子になることですが、どうしても無理なときは外待機も検討しましょう。
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