2010年に入って、風俗目的で鶯谷を訪れる男性の客層が悪くなったと指摘されることがあります。
その背景には、新しく誕生したデッドボールという格安デリヘル店の影響があります。
ここでは、デッドボールの特徴とその影響について解説するとともに、鶯谷周辺で風俗の仕事をする場合の注意点についてご紹介したいと思います。
日本一の最低店を宣伝するデッドボール
デッドボールは2009年に誕生した新しいタイプのデリヘル店です。
デッドボールは通常とは真逆の「地雷、レベルの低さ日本一」を宣伝しているお店で、その奇抜な特徴からマス・メディアやインターネットで取り上げられることもあるお店です。
このデッドボールの奇抜な経営方針は、鷺沼周辺の風俗業界に大きな影響を与えることになりました。
地雷を自認するデリヘル、鶯谷のデッドボール
デッドボールは2009年に鷺沼に誕生した新しいタイプのデリヘルです。
デッドボールが一般的なデリヘルと大きく異なる点が、「日本一レベルの低い最低店」をアピールしている点でした。
通常、デリヘルなどの風俗店では美しい女性と遊べる点を強調したり、サービスの高さを宣伝したりするものです。
しかし、デッドボールの経営方針はそうではありませんでした。
通常のお店では採用されず、普通の男性には到底受け入れられないような女性たちを集めたのです。
そして、デッドボールの大きな特徴は、それら女性のマイナス面をそのまま告知したことにあります。
在籍する女性の醜さや酷さをありのままホームページで告知したのです。
この「地雷」「日本一の最低店」を自認する方針は、「デッドボール」という店舗名がよく象徴しています。
このような通常の男性向けとは到底言えない奇抜な営業方針がやがてメディアに注目されるようになり、デッドボールの名前は広く知れ渡ったのです。
他店不採用がデッドボールの採用基準
デッドボールの採用基準は異常です。
通常、デリヘルなどの風俗店では美しい女性と遊べることを最大の宣伝文句とするもので、若く、美しい女性を積極的に採用する傾向にあります。
しかし、デッドボールの採用基準は真逆なのです。
他の風俗店で不採用になることが採用基準と公言し、誰でも、どのような女性であっても採用しています。
通常のお店であれば到底働くことができない、デブ、ブス、ババアであっても問題ないのです。
なにせ、64歳の高齢女性や、シンナーの影響ですべての歯が抜け落ち総入歯になった女性ですらデッドボールには在籍しています。
もちろん、デッドボールはメディアに取り上げられて知名度が高くなった影響で、いわゆる普通の女性も在籍しています。
しかし、デッドボール最大の特徴は誰でも女性であれば在籍できるという点です。
入れ墨があろうが、妊娠線があろうが、リストカットの跡があろうが採用してもらえる特殊なデリヘル店がデッドボールなのです。
デッドボールのバックは業界最低レベル
日本最低レベルを自認しているデッドボールでは、男性が支払うサービス料も当然ながら最低の水準に留まっています。
その結果、女性が手にするバックも業界最低レベルとなっているのです。
デッドボールでは、70分コースで3000円?4000円、100分コースでも5000円?6000円のバックとされています。
デリヘルには待機時間があり、デッドボールに所属するような女性では待ち時間が長時間に及ぶことを考慮すると、時給に換算したバック額は1000円程度とも考えられます。
一般に風俗は短時間にたくさん稼げるのが特徴で、高収入が魅力的な仕事です。
しかし、デッドボールに所属する女性は時給1000円程度で働いている計算になり、一般的な風俗で稼ぐような金額は到底稼げていません。
逆に言えば、そのように低い報酬でも満足できるような女性が所属するのがデッドボールであり、デッドボールは稼ぎの面からも異色な存在となっているのです。
デッドボールの影響で、鷺沼の客層は悪化しつつある
デッドボールは自他共に認める最低レベルの風俗店です。
にもかかわらず、2009年の創業開始からデッドボールが潰れていないのは、そんなデッドボールを利用する男性客が存在しているからです。
デッドボールを利用する男性客には特徴があります。
特殊な事情を抱える男性客が鶯谷に集まるようになり、鶯谷の客層は悪化しています。
収入が乏しい男性が鶯谷に集まるようになった
男性の立場からすると、デッドボール最大の魅力は低料金で遊べる点にあります。
デッドボールの最低コースの料金は70分6000円で、一般的なデリヘルの半額以下の金額です。
デッドボールは格安店の中でも特に安く遊べるお店であり、それまで風俗が利用できなかったような貧乏客でも利用できるお店なのです。
デッドボールが女性を安売りした結果、収入が乏しく、女性であれば誰でも良いというような男性が鶯谷に集まるようになったのです。
悪ふざけや興味本位で利用する客が鶯谷に集まった
日本一の最低店を自認するデッドボールはメディアからの注目を集めました。
週刊誌やスポーツ紙の風俗記事の中で取り上げられ、男性の注目を集めた結果、悪ふざけや興味本位でデッドボールを利用しようとする男性客が鶯谷を訪れるようになったのです。
その結果、営業成績を競い合うサラリーマンが罰ゲームとしてデッドボールを利用するというような例が発生するようになったのです。
このような悪ふざけによる利用は鶯谷の品位を低下させ、真面目に女性と遊びたいと思う男性を遠ざける結果となってしまいました。
そうして、鶯谷における男性客のレベルも低下していったのです。
常識外れのプレイを求める客も鶯谷に集まった
デッドボールに所属しているのは問題のある女性ばかりです。
いわゆるブスやデブ、ババアのような女性たちで、普通の風俗店に所属できない女性たちです。
しかし、男性客の中にはそのような女性をあえて好む人達も存在します。
ブス専、デブ専、熟女マニアと呼ばれるような特殊な性癖を持った男性客で、異常な性癖を持った男性客が鶯谷に集まることになりました。
また、通常のお店では売れないデッドボールの女性たちがリピート客を獲得するには過剰なサービスを行う必要があり、鶯谷では基盤、いわゆる本番行為への敷居が低くなりました。
そうして鶯谷を訪れる男性客は、基盤が当然だと思う傾向も強くなり、鶯谷では常識的なプレイを求めるのが難しくなっているのです。
風俗嬢にとって鷺沼は選択肢となりうるか？
このようにデッドボールのせいで、鶯谷には収入の乏しい男性や特殊な性癖を持った男性が集まるようになり、鶯谷の客層は悪化してしまいました。
そこで、普通に風俗で稼ぐのであれば、鶯谷近辺のお店を選択するのは避けたほうが賢明です。
しかし、場合によっては鶯谷で稼ぐのがやむを得ないというケースも存在しています。
通常の風俗店に在籍できるのであれば、鶯谷は避けた方が良い
デッドボールの誕生以降、鶯谷＝デッドボールというイメージが男性の中で定着しつつあります。
鶯谷は安い料金で遊べる場所、女性に無茶な要求ができるところというイメージが男性の中で強くなっており、安心して風俗のお仕事をしたいのであれば鶯谷周辺は避けたほうが賢明です。
特に、他の地区の風俗店に所属できる女性なら、わざわざ鶯谷周辺のお店に在籍するメリットはありません。
男性から基盤を求められたり、侮辱的なプレイを要求されたりする危険性もあるため、できることならば避けるべきなのです。
どうしても風俗で働きたい場合に鶯谷は選択肢となる
高収入を得られるのが風俗で働く最大のメリットですが、鶯谷で働いても高収入には繋がりづらく、鶯谷はなるべく避けるべきです。
しかし、場合によっては鶯谷が選択肢となる場合もあります。
それは、一般的な風俗店に所属できない場合です。
容姿や体型、年齢等を理由に他店に採用されなくてもデッドボールであれば所属できます。
行き場がなくなった女性にとって鶯谷は数少ない居場所となり得るのです。
しかし、たくさん稼ぐことを目的に風俗をしようとする女性には、鶯谷はおすすめできません。
まとめ
デッドボールは日本一の最低レベルを自認する格安のデリヘル店です。
デッドボールには、容姿、体型、年齢等に問題を抱える女性たちが所属しており、プレイ料金も低い水準に留まっています。
このデッドボールが鶯谷にできてから、鶯谷を訪れる客層に変化が現れました。
低収入な男性や、特殊な性癖を持つ男性が集まるようになり、常識的なプレイを求める男性たちが離れていったのです。
そこで、普通に風俗で稼ごうとするのであれば、鶯谷周辺は避けるほうが賢明です。
年齢や容姿を理由に通常のお店に採用されない場合を除き、鶯谷では思うように稼げず、心身ともにつらい思いをしかねないのです。
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