残念ながら風俗求人広告には嘘が非常に多いです。
「入店祝い金〇万円」と謳ってあるのに「そのキャンペーンは終わった」と言われたり、「面接交通費支給」と書いてあるのに「入店するコ限定だから」とハネつけられたり、呆れるほど嘘が多い業界です。
高額バック率に関しては、たしかにお店に貢献した女の子はもらえます。
実際嘘求人にあるような高い条件で働いてる女の子もいます。
しかしそれは本指名が毎月トップのプレミア嬢であったり、ナンバー嬢の話です。
求人の段階でそれを書いてるのはあきらかに嘘の求人情報です。
容姿レベルやスタイルは人それぞれ違うのに、初心者がいきなりプレミア嬢クラスのバック率をもらえるでしょうか?
どうして風俗業界は息を吐くように嘘の求人情報を並べるのか、それには訳があるのです。
今回は風俗の求人情報について考えていきましょう。
風俗店に嘘の求人情報が多い理由とは
風俗求人に嘘が多い理由は未経験者を風俗業界に引っ張り込むためです。
女性によっては「風俗」という言葉に拒否反応を示すため「女性の高収入アルバイト」「パーツモデル」という柔らかいニュアンスで広告を出しています。
金銭的な事情で喉から手が出るほどお金が欲しい女性に「手のみで高収入!」と誘惑することによって「それならやりたいかも」と興味を抱かせる狙いがあります。
どんな女性にもプライドがあるので最初は「裸にはなりたくない」という思いを持っています。
しかしお金だけは欲しいので、脱がずに超高額収入という情報にはどうしても心が揺れてしまうのです。
最終的には電話をしてしまいます。
しかし一度面接に行ってしまったら、話が全然違うのです。
内容はソフトサービスだったはずが、気づけばファッションヘルスやホテルヘルスの話にすり変わり、風俗で働くことを薦められます。
パーツモデルの宣伝写真を撮ったとしても「採用なら後日連絡します。ところでお金が欲しいなら別の業種も紹介できますよ?」
と言って風俗を紹介してきます。
もちろんモデルの話はその後音沙汰ありません、メインは風俗に斡旋することです。
オナクラに関しては最初からお店自体が存在しません。
多くの女性は途中で呆れて帰ってしまいますが、ごく一部、そのまま流されるように働いてしまうのです。
騙されたのになぜ働いてしまうのか?
風俗で働くことに抵抗がある女性は、心にストッパーが働いています。
・家族に対する後ろめたさ
・彼氏に対する罪悪感
・身バレするかもしれない不安
このような感情が頭をよぎり、どうしても風俗で働くことを躊躇します。
しかし、お金には困っているのです。
口の上手い面接官はその心の隙間にツケ込みます。
・「親に見せる用のダミー会社の給与明細作ってあげるよ」
・「彼氏も君の知らないところで風俗を利用してるんだよ」
・「身バレしないようにモニターで客を事前チェックできるよ」
と、うまく逃げ道を塞いでいいくるめてしまうのです。
不思議なもので、一度働いてみたらなんとか続けられるのが風俗業界です。
騙されたと思いながらもいざやってみると、普通のOLをやるのでは到底手に入らない金額を手にすることができるので満足してしまいます。
経験する前はあれほど拒否していた風俗業界。
しかしシフトは自由、気が向いたときだけ働ける、こんなホワイトな環境を味わったらもう後戻りはできません。
実際すぐ足を洗った女の子が昼職に復帰したら、風俗以上のブラックな労働条件に呆れ、すぐ風俗復帰したというケースもあります。
風俗で働く女の子の多くが、仕事が辛いと思っていても「昼職よりはマシ」という気持ちで働いています。
それほど日本では風俗以下のブラック企業が多いのです。
広告を出す経営者はそれがわかっているので、嘘の求人の罠を張ってでも女性が飛び込んでくるのを待っているのです。
嘘求人を見破る方法
嘘求人情報にはパターンがあり、簡単に見破ることができます。
それはお店のホームページを見ることです。
オナクラ求人であればそのお店自体存在してないダミー店ということがわかります。
最近は業者も巧妙になってきたので、ダミーのホームページを作ってる場合がありますが、キャスト一覧をみたり、更新具合をチェックすればすぐにボロがでてきます。
もし騙されたくないと思うなら、きちんとリサーチをして自分の身は自分で守らなければなりません。
嘘の求人情報で風俗経験者をも引っ張り込む
嘘求人に騙されるのは未経験者だけ、そんなイメージがありますが、実は風俗経験者もよく騙されるのです。
それを狙って他社からキャストを引き抜くため嘘求人をだす狙いがあります。
風俗で働いてる女性は現在の店になんらかの不満、悩みを抱えています。
・思ったより稼げない
・日給保証付きの店で働きたい
・送迎付きの店で働きたい
このような悩みを抱え日々働いてると「いまのお店辞めたほうがいいのかな」と段々心が揺れていきます。
そんな時、口コミ掲示板をなんとなくみていると、他店で働く風俗嬢の都合いい情報が目にとまります。
「アタシの店日給保証ついてるよ」
「バック率70%だよ」
「ウチは送迎代タダだよ」
通常であれば、プラスの部分があったとしても、マイナスな部分もあるだろう、と予測できます。
しかし店を辞めたいと本心では決意しているので、都合のいい情報だけがインプットされてしまい正常な判断ができなくなるのです。
このような精神状態は情報商材をつぎつぎ買い漁るノウハウコレクターと似ています。
「今回は詐欺だったけど次は本当に稼げるかも!」
「次こそ私を輝かせてくれるお店かも!」
騙されても騙されても次の稼げる情報に踊らされてしまいます。
気づけば他店の嘘求人に電話してしまい、面接に行ってしまっているのです。
稼げる店を探すな、稼げる風俗嬢になれ
稼げない風俗嬢にはそれなりの理由があります。
容姿レベルが悪いから稼げないということはありません。
バック率が前のお店より高かったとしても、その分雑費で大きく徴収されます。
日給保証付きのお店で働きたいとおもったら、週6以上の鬼出勤を要求されます。
送迎がタダだったとしても、その分指名数のノルマを課されます。
このように、優れた条件の裏には必ずマイナスの足かせがついているので、稼げる店を探す行動にあまり効果はありません。
それより本当に稼げる風俗嬢になりたいのなら、むやみに店をかえないほうが良いのです。
固定客をつけて、真摯にサービスを尽くし本指名を増やしましょう。
お店をかえてもサービス自体がかわらなければ、どんな条件の店で働いても稼げる風俗嬢にはなれません。
まとめ
いかがでしょうか。
風俗求人がなぜ嘘をつくかについて解説しました。
嘘にひっかかるのは確かに腹立たしい思いがあるでしょう、しかし風俗で働く以上、割り切るしかありません。
なぜなら風俗業界で働く場合、あなたもお客さんに対しパネマジやプロフィールで嘘をついて集客をしなければならないからです。
嘘偽りなく顔写真を公開し、スリーサイズも本当の数字を書いたらお客さんはきてくれるでしょうか?
それと同様に、求人情報にはワクワクするような情報を提示しないと誰も面接に来てくれないのです。
風俗を利用する男性も、これから働こうと思っている女性も、都合のいい情報だけを鵜呑みにしてはいけません。
最も信頼があるのは経験者や業界関係者からの口コミなので、関係者が集う場所をリサーチし、面接前に情報収集を済ましておきましょう。
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