風俗嬢の出稼ぎも、それ専門のウェヴサイトができるくらいメジャーに成って来ました。
風俗嬢さんたちの多くが目指す出稼ぎ先は、東京や大阪に代表される都市部です。
では、福岡はどうでしょうか。
本記事では北九州きっての歓楽街、中洲を中心に、出稼ぎのしやすさを考えてみたいと思います。
中洲とはどんなところ?
「中洲（なかす）」という名前を地図上に探しても見つかりません。
それは福岡市博多区にある、那珂川と博多川に挟まれ、地上から切り離されたような小さな島のような形をしたところ、要は「中州（なかす）」を意味しています。
昔、風俗街のことを赤線地帯とはよく言ったものですが、まさしく川で隔てられたこの小さな一帯は、現代の赤線地帯よろしく、風俗店の多い歓楽街として栄えてきたのです。
特浴（トクヨク）で有名。
ご存知のとおり、風俗にはヘルスという業種があります。
風俗ランク的には低いものではなく、ソープランドの次に来る位置づけに当たる業種だと言えるでしょう。
ソープランドのように本番までは行かないものの「素股（すまた）」で男性客を楽しませる…そういったテクニックが必要とされる風俗です。
登場当初、ヘルスの多くは「箱ヘル」という店舗型のカタチで営業されていました。
しかし1985年風営法改正以来、店舗型性風俗の営業許可区域が極度に制限されるようになり、店舗型である箱ヘルは姿を消して行ったのです。
それに取って代わって出て来たのが、現在みなさんがよく耳にするデリバリーヘルス、通称「デリヘル」に他なりません。
しかし中洲に限って言えば、違う歴史が辿られました。
箱ヘルは準ソープランドとも言える地位を築き、その業態を保って来たのです。
それが有名な中洲の「特浴（トクヨク）」です。
特浴は「特殊浴場」の略称です。
その名のとおり中洲の特浴は、ソープランドと同じく、お風呂付きの豪華な内装をしています。
料金的にも吉原の格安ソープに似ているところがあり、「今日はソープで本番をするほどお金持っていないけれども、トクヨクなら行けそうだな！」と現地の男性の人気を得て来たのです。
特浴で働いてみたら?
福岡に出稼ぎを考えている風俗嬢さんが居たら、まずはこの特浴で中洲独自の風俗文化を体験してみるのはいかがでしょうか。
システム的には、格安ソープよりもむしろ、ピンサロに似ている感じがします。
もちろんピンサロとは全く違って個室接客で、衛生面も万全なのですが、何より時間が短いのが特徴です。
最短コースが35分なので、「花びら回転」とまで呼ばれるくらいのピンサロの早い接客が自分に合うという女性は、ぜひ特浴で高回転でたくさん稼ぐことを考えてみてはいかがでしょうか。
給与モデルは?
仮に特浴で働いたときの給与モデルを見てみましょう。
北海道の札幌、茨城の水戸、千葉の土浦、神奈川の横浜、愛媛県の松山、福岡県の中洲、奥名和健の那覇と、全国に50店舗以上展開しているイエスグループ（YesGroup）という箱ヘルのグループ会社大手があるので、そこが中洲でどんな待遇で女の子を迎え入れているのか見てみましょう。
AGEHA（アゲハ）
20代中盤から30代後半までの女性に特化した特浴です。
総じて容貌（ようぼう）はハイレベルで、元キャバ嬢といった感じです。
写真画像をみるにつけパネルマジック（パネマジ）をしているわけでもなさそうです。
在籍女性数も多くおよそ50名は居そうです。
出勤予定も明瞭で、幽霊部員みたいな在籍嬢は居ません。
ここらへんはさすがグループ会社だけあって、管理をしっかりしているという感じです。
さてコースは35分からですが、ここでは60分コースでのバックをご紹介しましょう。
・60分コース：12,000円から15,000円（男性客支払い）→8,000円から12,000円（女の子バック）。
・写真指名料、ネット指名料、本指名：1,000円（男性客支払い）→1,000円（女の子バック）。
・雑費：1日2,000円。
バック率が非常に高く、8,000円÷12,000円＝66パーセントに成っています。
お店的にも勢いがあるのが感じられ、これなら吉原の格安ソープで働くのとほぼ同等か、それ以上稼げそうにさえ見えます。
ハートのエース
箱ヘルには或る時期から「イメクラ」とジャンルが確立され、密室の中で先生と生徒、兄と妹、医者と患者といった役を演じるプレイが流行っていました。
いまのコスプレデリヘルなどの先駆だと言うことができるでしょう。
この「ハートのエース」もそういったコンセプトの箱ヘル＝特浴で、女の子が女医の役を演じながら、めがね、聴診器、マスク、耳かき、医療手袋、ペンライトといった小道具を駆使しつつプレイを楽しむというお店に成っています。
コースはやはり35分からですが、ここでは60分コースでのバックをご紹介します。
・60分コース：11,500円から14,500円（男性客支払い）→6,000円から13,000円（女の子バック）。
・写真指名料、ネット指名料、本指名：1,000円から3,000円（男性客支払い）→2,000円（女の子バック）。
・雑費：1日2,000円。
コースでのバックや指名料でのバックにいささか不明瞭なところが残るので、面接をする機会があったら店長さんに直接聞いてみるのが良いでしょう。
このハートのエースは、イエスグループの中でも、アゲハに比べると若干クオリティーが下がるという印象です。
在籍女性の容貌も人数も、そしておそらく接客も、レベル相応なものに揃えられているといった感じです。
稼げない?
ここまで特浴を中心に福岡中洲の風俗を見て来ましたが、インターネット上では「福岡の風俗は出稼ぎしたところで稼げない」と言われることがあります。
本当でしょうか。
すこし検討してみましょう。
客層が悪い。
掲示板サイトなどでよくウワサされているのは「九州男児はオラオラ系が多くで扱いにくい」ということです。
しかし九州と言っても広いですし、全国区の博多がそのような偏った性格の男性だけしかいないところだとは思われません。
同じ日本人なので、本州と九州などの対抗意識はあるものの根本的に大差無いというのが実際のところでしょう。
風俗嬢が可愛い。
先に見た2店舗、すなわちアゲハとハートのエースで差別化が為されていたということからも分かるように、すべての店で女の子が全員かわいいということはありません。
差が出るのだとしたら、せいぜい方言を使えるかどうか、そして男性客がその博多弁のノリを欲しているかどうか、というところだけでしょう。
バックが安い。
先に見た2店舗、すなわちアゲハとハートのエースのバックを見れば分かるとおり、バックは決して安くありません。
東京吉原のお店に匹敵するくらいの待遇で迎えてくれます。
またアゲハとハートも完全個室待機を謳（うた）っており、働く女の子に十分気をつかってくれるお店であることがうかがえます。
まとめ。
いかがだったでしょうか。
「福岡は出稼ぎだと稼げないって本当?理由は何?」というお題で記事を書かせて頂きました。
結論から言わせてもらえば「稼げないということはない。
ネットで囁（ささや）かれる理由は事実無根」というところに成ります。
福岡中洲の特浴という箱ヘルの風俗は、経験してみる価値があるかも知れません。
例えば、「ソープランドでもデリバリーヘルスでも、なかなか自分に合った働きかたを見つけられなかった。
かと言って、オナクラや性感マッサージだと給料が安すぎる…」などと、風俗の業種選択で迷っている女の子が居たら、思い切って博多に飛んでみるのも良いかも知れません。
「ワタシ中洲の特浴で働いていたことあるんだ！」なんて話は、結構風俗のお客さんは喜ぶものですよ。
コメント