性病は風俗嬢にとって「職業病」とも言えるもの。
最近自分のアソコが臭う、クンニをした男性客が何ともいえない顔をしているのを見てしまった、そんな人は性病を疑ってみることも必要です。
今回は、女性の性病と性器のニオイの関連性、女性が感染しやすい性病4つ、またニオイの他に表れる症状などを紹介します。
アソコの臭いがキツい風俗嬢、それって性病かも!?
風俗嬢の職業病、性病
昨今では風俗にかかわらず、性病感染する人が増加傾向にあるそうです。
原因の一端として、性交渉の知識もなくセックスをすることで感染して他の人に移しているからだとか。
風俗嬢にとって性病感染は切っても切り離すことができないほど、深い関係があります。
最近ではお店も性病検査に力を入れていて、大手では月2回の検査を受けなければお店に出られないなど、厳しく規制しているところもあります。
しかし一方で「性病検査は嬢に任せている」というお店も未だにあり、そういったお店はまさに無法地帯。
性病に感染すると出勤停止になるばかりか、お客さんにも病原菌を移してしまう可能性があります。
そうなるとお店の信用問題にもなりかねません。
自分とお客さんを守るためにも、月1回は病院やキットを使って性病検査をするようにして下さい。
女性は性病感染によって性器やおりものが臭うことも
性病に感染すると性器の痛みやかゆみなどの症状が出やすい男性に対し、女性はほとんど無症状で性病が進行することも珍しくありません。
しかし性病に感染すると、おりものの色が通常と違ったり、ニオイがしたりすることもあります。
おりものは女性の体調によって状態が変わりやすいので、普段とおりものの状態が違うと感じたら、性病を疑ってみるようにしましょう。
おマンコの臭いと女性がかかりやすい代表的な性病4つ
膣カンジダ症
次は女性が感染しやすい性病を4つ紹介します。
カンジダ菌は健康な女性も持っている常在菌ですが、疲れやストレスなど、抵抗力が弱くなったときに膣カンジダ症として発症しやすい性病です。
風俗嬢に限らず、健康な女性なら誰でも発症する可能性がある性病で、発症するとおりものが臭ったり、カッテージチーズ状の白いおりものになることがあります。
クラミジア感染症
クラミジア・トラコマチスという細菌に感染することで発症するクラミジア感染症は、性病の中でも特に感染者数が多い病気です。
またクラミジア感染症は性器だけではなく、喉にも感染することがあります。
フェラチオやクンニ、ディープキスを通して感染し、喉に感染した場合は咽頭クラミジアと呼ばれます。
女性が感染すると無症状のことが多いのですが、おりものの量が多くなったり、臭いが強くなったり、また性交時に痛みを感じることもあります。
膣トリコモナス症
トリコモナスという原虫に感染すると、性器や膀胱に炎症が起こり、かゆみや痛みの症状が現れる膣トリコモナス症。
おりものが泡状色も褐色や黄緑色、悪臭を伴うことがありますので、「性病に感染した」と分かりやすい病気です。
一度膣トリコモナス症に感染すると再発しやすく、治療が難しくなることもあるそうです。
感染経路はセックスだけではなく、バスルームやトイレの便座などからも感染することがあり、セックス経験がない処女や幼児でも感染する可能性があります。
淋菌感染症
淋病感染症は、クラミジア感染症の次に感染者が多い性病です。
淋病も性器だけではなく、喉の粘膜にも感染することがあるので、気をつけたい病気です。
男性が淋病に感染すると、ひどい痛みや膿みなどの症状が出るのに対し、女性は無症状の事が多く、感染に気づかず誰かに移してしまうこともあります。
淋病に感染すると、おりものの色が黄色っぽく、膿のようなおりものが出たり、不正出血、性交時に軽い痛みを感じる人もいます。
おりものが臭うこともあるので、おかしいと思ったらすぐに医師に相談するようにしましょう。
性病に感染したらニオイの他に症状はある?
おりものの色や粘度の変化
性病に感染すると、病気によって症状が出ることがあります。
多くの場合、おりものの色や粘度が普段と違っている、悪臭を放っていることがあります。
おりものは透明で軽い粘度があるものが健康的な状態だと言われます。
そもそもおりものは、女性の膣の中を感染から防ぐ、自浄作用があるのです。
そのおりものに何らかの異変があると言う事は、病気にかかっている可能性が高いということです。
おりものは女性によって厄介なものですが、身体のサインとして異変を感じたらすぐに病院へ行くようにして下さい。
性器周辺のかゆみや痛み
性病によっては性器周辺にかゆみや痛みを伴うことがあります。
また性器がヒリヒリするような感じや、焼け付くような感覚になる場合もあります。
症状によっては不正出血や性交時に出血する人もいますので、性器に異常がある場合は、恥ずかしがらずに婦人科専門医に相談して下さい。
のどの痛み、腫れ、発熱を伴うことも
クラミジア感染症や淋病感染症などは、オーラルセックスで喉に感染することも珍しくありません。
風邪だと思って内科に行ってもちっとも治らず、詳しく検査をすると性病だったということもあります。
また身体のだるさや関節の痛みなど、風邪とそっくりな症状が出るものに、HIV感染の初期症状があります。
「ただの風邪」と油断せず、おかしいと思ったら病院に行くようにして下さいね。
性病に感染しないための予防方法は?
歯磨きやイソジンでのうがい
最後に性病に感染しないための予防方法を紹介します。
これで必ず性病が防げるとは言えませんが、何もしないよりは対策になりますので、ぜひ実行していきましょう。
口腔内での性病感染を予防するため、プレイ前には自分とお客さん、一緒に歯磨き+イソジンでのうがいを徹底して行いましょう。
嬢によっては「歯ブラシで歯を磨くと口の中が傷つくので、うがいのみを行っている」という人もいます。
口の中に傷があると、そこから病原菌が入り込む恐れもありますので、あまり力を入れて歯ブラシを使わないようにして下さい。
ニオイケアには専用のソープで
性病ではなく、性器のニオイがキツい人もいます。
下半身のニオイケアには専用のソープがたくさん販売されていますので、ぜひ対策をしてみましょう。
専用のソープは、通常使用しているソープと違い、肌に優しい成分を使用したボディソープなので、デリケートな性器周辺でも安心して使用することができます。
女性は身体の構造上、どうしても下半身がムレやすく、ニオイも発生しやすくなります。
性病ではない下半身のケアには、専用のソープを使用して対策して下さい。
洗浄ソープで性器を綺麗に洗う
お店で励行されることでもありますが、洗浄ソープでお客さんの身体を洗ってみて、痛がっていたり性器にイボやしこり、小さな水ぶくれがたくさんできていたりしていないか、確認をしてみましょう。
痛みや目で見える症状がある場合は、お客さんは性病に感染している恐れがありますので、プレイはお断りして下さい。
しかしこういったお客さん以外でも、たまたま潜伏期間で症状が出ていない期間ということもありますので、この方法も万全とは言えません。
風俗嬢にできる予防法は「性病に感染するリスクを減らす」ことしかありませんので、できる限りの予防に努めるようにしましょう。
プレイ後におしっこをする
ちょっと民間療法の部類に入るのですが、ソープ嬢の間では「性交後におしっこをすると、雑菌に感染しにくい」と言われています。
理屈はイマイチ分からないので、あくまでも噂に過ぎないものですが、まあおしっこは我慢しても身体の毒にしかなりません。
プレイ後におしっこで性病予防、はあくまでも噂ですので「予防できたらいいなあ」程度に留めておきましょう。
生理中はきちんと休む
生理中は感染力が低下しているので、普段よりも病気にかかりやすい時期です。
風俗嬢の中には生理中でも海綿を使用して仕事をしている人もいますが、身体のためには生理中はきちんと休む方が性病予防にもつながります。
どうしてもお金を稼ぎたい人は、ピンサロやマッサージなどのソフトサービスのお店で働くなど、服を脱ぐ必要のないお店で働くようにしましょう。
まとめ
アソコが臭い風俗嬢の原因として多い性病について、代表的な性病4つとニオイの他に表れる症状、また性病に感染しないための予防方法やニオイケアなどを紹介しました。
風俗嬢にとって性病は切っても切り離せない問題です。
日頃から予防に努め、必ず月1回は性病検査を行うようにして下さい。
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