誰しもいつかは風俗店を辞める時が来ます。
退店をお店に言うのはなかなかタイミングがつかめず、皆さん苦労しているようです。
風俗店を円満に辞めるためのタイミングや退店の意志を伝える方法、辞める決意を固めたときチェックするポイント4選などを紹介します。
風俗店を辞めるとき、連絡は1ヶ月前がベストタイミング?
退店はいつ店長に言う?
風俗店はしょせんアルバイトだから、と連絡もなしに辞める人もいますが、あまり感心しません。
たとえお店の店長がどれほど嫌な人であっても、つらいことがたくさんあったとしても、「働かせてもらった」という感謝の気持ちを忘れてしまってはいけません。
相手が自分にひどい言動をしたとしても、黙って辞めていい理由にはなりません。
気持ち良く次の仕事場に行くためにも、きちんと店長・社長には「辞めます」という意志を伝えるようにして下さい。
社会人としては「1ヶ月前」がベストタイミング!
ではいつ退店を告げるのがベストなのでしょう。
これはお店や店長の考えによって微妙に異なりますが、社会の常識で照らし合わせてみると、1ヶ月前に告げるのがベストタイミングと言えそうです。
一般の会社では退職を告げると同時に退職届を提出するのが普通ですが、退職届はあまり提出している人はいないようです。
きっちりと筋を通したいという人は、提出しても構いません。
ちなみに「退職願」は、まだ撤回をする可能性がある場合、「退職届」は既に退職の意向を固めていて、撤回する気持ちがない時に使います。
辞めさせてくれないお店は「バックレ」もアリ?
上記で「辞める場合はきちんと伝えましょう」と紹介しましたが、例外もあります。
退店の意志を伝えても、お店がなかなか辞めさせてもらえない場合です。
売れっ子であればその傾向が強く、「この日まで働いて」「辞めるなら罰金を払え」など、どうにかして女性を引き止めようとします。
何度も退店したい旨を伝えても、どうにもらちが明かない場合は、バックレも視野に入れておきましょう。
お店側が「辞めるなら罰金を」と言ったとしても、法的義務はありません。
どうしても話し合いにケリが付かない場合は、弁護士に相談することをちらつかせてみて下さい。
それだけでおとなしく退散するお店がほとんどですから。
「辞めたい」の伝え方が難しい!みんなはどうやって言っているの?
メールで「辞めます」
他の風俗嬢はどのように辞めることを伝えているのでしょう。
最近は無料通話アプリ「LINE」やメールを使って「辞めます」と告げる嬢が多くなりました。
社会人としてどうかな、という気持ちはありますが、多くの人がやっていることなので、お店側も「ハイハイ」と納得してもらえます。
文字として形に残るものなので、「言った、言わない」の水掛け論になる心配はほぼありません。
お店に電話をして「辞めます」
電話で「辞めます」と告げることもポピュラーな方法ですね。
時間帯としていつ電話するか、が少々迷いどころですよね。
出勤前に言うか、仕事が終わって帰宅してから電話するのか…。
大抵のお店は「来るもの拒まず、去る者追わず」ですので、いつ電話したとしても「ハイ分かりました」で終わることがほとんどです。
たまに辞める理由を聞く人もいますが、正直に答えなくても「病気をしてしまった」「親にバレた」など、適当に言い訳しても構いません。
一番良いのは直接言う!
やはり一番良いのは直接言うことです。
「風俗店なんて適当なんだから、ばか丁寧に言わなくても良いよ」という人もいますが、文章や電話だけでは誤解が生じることもありますので、円満に辞めるためには直接「〇日でお店を退店します」と告げることが一番確実です。
お店は「もう少し頑張ってくれない?」と慰留を求めることもありますが、「風俗で働いている事が両親にバレた」「昼職に就職が決まった」など、引き止めようがない言い訳を考えておけば、お店はそれ以上言うことはありません。
一度でも「それならあと3ヶ月働きます…」と相手の言い分をのんだら、「まだ風俗に未練がある」と見抜かれてしまいます。
自分の意志は翻さないようにして下さいね。
風俗店を「辞める」と決意したら…チェックするポイント4選!
契約書の確認
辞めると決意したらチェックしておきたいポイントを4選、紹介します。
お店に入店するとき、契約書にサインをした人も多いでしょう。
・雇用契約書
・労働契約書
・業務誓約書
・業務委託契約書
これらの書類をチェックして、契約内容に違反をしていないか、改めて確認をしておいて下さい。
なお「無断退店は罰金50万円」といった罰則を設けている契約書もありますが、罰則は法律で禁止されていますので、支払う義務はありません。
お店にバンス(前借り)をしている人は、前借りしたお金を返し終わるまで辞めることはできませんので、注意して下さい。
店長・社長に「退店します」と伝える
お店の店長・社長に「〇月〇日で退店します」と伝えます。
言うタイミングですが、できるだけお店がヒマな時間帯を見計らって告げるようにしましょう。
これはトラブルを避けるためというより、単に社会人としてのマナーです。
バタバタと忙しい時間帯に退店の話をしても、店長の頭は仕事でいっぱいですので、変に怒りや八つ当たりをくらう危険性もありますからね。
スケジュール、シフトの調整
退店する日時が決まったら、スケジュールやシフトの調整をするようにしましょう。
売れっ子風俗嬢になれば、数ヶ月後の予約も入っている、ということがあります。
予約が入っているのであれば、お客様に連絡を入れてひと言お詫びをしておけば、次のお店に移ったとしても、リピートしてもらえる可能性が高くなります。
次の仕事の準備をしましょう
シフトやスケジュールの調整をしながら、次の仕事の準備も同時に始めておきましょう。
風俗を卒業するのであれば、資格取得の勉強や就職活動など、忙しい毎日になると思います。
クタクタに疲れる日もあるでしょうが、最後まで仕事に手を抜かず誠実なサービスを心がけるようにして下さい。
「辞めたいなあ…」と思ったら…
お店のスタッフに相談する
辞めたいけれど、辞めても生活が成り立たない。
けれど毎日お客さんの相手をするのが疲れる。
風俗の仕事は心身を酷使する仕事です。
加えてお客さんや嬢同士の人間関係、不安定な生活に、心から疲れる日もあるでしょう。
ですが、後先考えずに辞めてしまっては生活ができません。
辞めてもすぐに出戻りしてしまっては意味がありませんよね。
もし「辞めたいなあ」と気持ちが落ち込んでいる時は、お店のスタッフに相談してみて下さい。
具体的な解決策はなかったとしても、話をするだけで気持ちがスッキリすることもあります。
お店のスタッフや店長、同じ境遇の嬢など、誰かに自分の気持ちを聞いてもらうと、不思議と「また頑張ろうかな」という気持ちになります。
それでもダメな場合?
そんな時は、お店を移ることを検討してみましょう。
しばらく休養して英気を養う
どうしても気持ちの落ち込みが直らない場合は、しばらくお店を休養することもひとつの方法です。
何日かお店の業務から離れて旅行に行ったり、自分の好きなことに打ち込んでみると、心身がリフレッシュして、再び仕事に対する意欲も芽生えるかもしれません。
とにかくしてはいけないことが、先のことを考えずに辞めてしまうことです。
仕事がつらくてたまらないのであれば、辞めることも選択肢のひとつですが、安易にお店を辞めても結局風俗の仕事に舞い戻ったのでは意味がありませんよね。
仕事で頭がいっぱいになってしまった時は、しばらく仕事から離れてみることをおすすめします。
まとめ
風俗店を円満に辞めるための連絡について、ベストタイミングな日時と伝える方法、辞めると決めたらチェックするポイント、また辞めたいと思った時の対処法などを紹介しました。
風俗嬢はバックレや飛ぶこともザラにあることですが、できればきちんと話をして、気持ち良く退職するようにして下さいね。
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