色恋営業にかからない客は切るべき?
色恋営業とは、お客に惚れてるフリをして逆に惚れされる営業スタイルを指します。
キャバクラに多いやり方ですね。
どんなに財布のひもが固い人物でも、特別な人にはめっぽう弱くなるものです。
色恋営業に釣られたお客は来店頻度が高くなり、お気に入り嬢のわがままを叶えようと奮闘してくれます。
少々ハードルの高いお願いでも通りやすいのが色恋営業のメリットです。
しかし恋とは熱しやすく冷めやすいもの。
どんなに尽くしてもお気に入り嬢がなびかないと気づいたら最後、手のひらを返されてしまいます。
短期で大金を引き出せますが、お客の使い捨てにも相当する手段なので、デメリットも存在します。
さて、色恋営業にかからないお客は早々に切るべきでしょうか?
これは風俗嬢のスタイル次第とも言えます。
働く期間を短く設定しており、がっつり稼ぎたいならＹＥＳ。
長期でそこそこ稼げれば良いならばＮＯです。
風俗嬢の収入源は指名本数。
大勢の風俗嬢の中からただ一人自分を選んでくれた人を大切にするのは当然です。
だから本指名とフリー客を比較するのであれば、本指名のお客を大切にするべきです。
しかし、「色恋客は本指名だから、引っかからない客はいらないかな」となるのは安易かもしれません。
色恋営業に引っかからないからと言って、切る必要は微塵もないからです。
色恋営業デメリット……危ない客が多い！
風俗は接客業。
お客に優しくするのも惚れている素振りをするのもお仕事ですから、どうせなら単価が高い客だけを相手にしたいものです。
しかし色恋営業ばかりに焦点を絞っていると、客層が煮詰まって、とんでもない墓穴を掘ってしまいかねません。
色恋営業に引っかかるお客には、どのような男性が多いのでしょうか?
風俗を理解していないお客が多い
男性の欲望を消化するのが風俗のお仕事。
ですから、愛想よく接客するのも、丁寧な行為に至るのも、お客に惚れた素振りをするのも、全ては次の指名を貰うため……お金の為です。
しかし、なかにはこれが理解できないお客がいます。
風俗嬢の愛の言葉を真実だと信じ込み、お金さえ貢げば風俗嬢が業界から足を洗って自分の物になると本気で思いこむ勘違い客がいるのです。
そもそも風俗は性欲求を発散させたり、恋愛シュミレーションを楽しむ為の場所。
結婚相談所でもなければ、借金のカタに取られた遊女でもないんだから、そんなの有り得るわけないのに……。
共通するのは、「思い込みが激しい」という一点です。
モテなさそうなブサイク客が多い
風俗嬢の営業トークを真に受けてしまうのは、モテないからです。
これまでの人生、あまりにも女性に相手にされなかった為に「本当だったらいいな！」という思いが強くなり、脳が積極的に信じ込みたがってしまうのです。
さらに、自尊心が強く承認欲求が燻っている男性は、「どうして俺は認められないんだ！あんな顔だけのよりずっといい男なのに！」という願望をこじらせています。
ですから、出会いもお付き合いもすっ飛ばして「大好き。あなたってステキ！」と言ってくれる風俗嬢に運命を感じてしまうのです。
色恋客にしてみれば「ようやく俺の理解者が現れた！」という気持ちでしょう。
プライベート交際に引き込みたがるのも色恋客の特徴です。
色恋客とさよなら……二つの分かれ道
色恋客は大金を引き出せる分、お別れが早いのも特徴です。
お客が風俗嬢への勘違いに自覚して離れていくか、貢げる金が尽きて風俗嬢から切られてしまうか。
主にこの２種でしょう。
自分から離れていってくれるお客はまだ自制心が強い傾向がありますが、後者は厄介です。
風俗嬢に財産を吸い尽される男性は自制心が弱く、自分の財産どころか、借金までして貢ぐ傾向にあります。
そこまでして尽くした風俗嬢に切られるのですから、好意が恨みに急降下。
可愛さあまって憎さ１００倍。
悪質なストーカーになるケースが多く報告されています。
いのち短し色恋営業。
あまりこだわりすぎると、客層が蠱毒のように禍々しくなり、客同士でのトラブルすら招いてしまいかねません。
そうなる前に、友達営業を検討してみてはいかがでしょうか?
友達営業で客層を幅広く維持しよう！
友達営業とは、その名称通り友達のように接する営業です。
色恋営業の売りは風俗嬢との恋愛ですが、友達営業は気の置けない友達とするワイワイとした「楽しさ」が売りです。
社会人になると警戒心が育つばかりで、なかなか周囲の人々に本音を離せなかったりしますよね。
学生時代の和気あいあいとした雰囲気が恋しくなったり……。
草食系男子が増え、女性に色恋を求めない男性が増えてきた現代では、そういった需要も高まりつつあります。
さて、最初の疑問に戻ります。
色恋営業にかからない客は早々に切るべきですか?
この記事の答えはＮＯです。
色恋営業にかからないお客ほど、友達営業に向いていると言えます。
別に色恋営業にかかっている様子もないのに、何故かわからないけど自分を指名してくれる……。
そんなお客はチャンスです。
引き出せる資金は色恋営業には及びませんが、そこそこな金額を、そこそこ長期で支援してくれるお客になります。
大勢の女性の中から指名してくれたなら、きっとあなたの何かを気に入ってくれているのでしょう。
色恋客ではないからと切ってしまうのは勿体ないとは思いませんか?
本命を優先してそれ以外にそっけなくするのではなく、ただいつも通り、普通に接すればそれでいいのです。
「切る」「切らない」と割り切ってしまうと、自然と態度にも表れてしまいます。
色恋営業以外の間口も設けておくと、幅広い客層を有することができます。
また近年では、色恋客の友達客シフトも有効とされています。
色恋客としてお金を引っ張っておいて、少しずつ「お仕事なんですよ」という雰囲気を匂わせ、お客の執着を自分から上手に逸らしつつ、友達というポジションに落ち着く……神がかり的手段です。
友達関係に落ち着くので、お客が他に興味あるものを見つければ、自然と縁が切れていきます。
また、色恋客のままの縁切りに比べて、リスクが低下するのが特徴です。
苛烈な嫉妬心を燃やした色恋客と殺傷沙汰……なんて事件の可能性を大幅に下げてくれます。
色恋営業オンリーで活動している風俗嬢にも、友達営業は有効な手段です。
ぜひ検討してみて下さいね！
まとめ
色恋営業とは、お客に惚れたフリをして逆に惚れさせる手段です。
来場率が上がる他、短期で大金を引き出すには最上の手段とも言えます。
しかし、色恋営業はお客の冷めが早いのが特徴です。
また色恋営業に引っかかる男性には、思い込みが強く、人生あまりモテた経験がなく、自尊心が拗れきっている傾向があり、下手な切り捨て方をすると悪質ストーカーや殺傷事件などのトラブルを招きかねません。
色恋にこだわっていたら、いつの間にか客層が地獄に……。
そうならない為にも、友達営業を検討してみてください。
友達営業の売りは「楽しさ」です。
また色恋営業から友達営業に転換すれば、お客と縁を切った後のリスクを軽減することができます。
「切る」「切らない」を意識すると、自然と雰囲気に出てしまうので、あまりおススメできません。
色恋営業にかからない客こそ、友達営業の良いターゲットになる可能性があります。
気持ちだけでも間口を広げておくことで、あらゆる客層に対応できるようになり、結果的に多くのチャンスに目が届くようになります。
フリー客より本指名のお客を大事にするべきです。
しかし、色恋客にならないからと切り捨てるのは、勿体ないかもしれませんよ！
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