キャバクラは同伴出勤が自分の成績になります。
同伴出勤を約束すると、お店に連絡をして、お客さんと食事をしてから出勤です。
逆に当日キャンセルされると、遅刻というお金のペナルティを受けます。
メールなどで連絡ができるようにすることをお勧めします。
同伴出勤にはリスクもある
キャバクラで働くようになると「同伴出勤」は避けることができません。
どのお店でも同伴出勤ができる女性は喜ばれますし給料も増えます。
ランカー嬢に君臨しているキャバクラ嬢は、同伴出勤の回数が多いはずです。
ただ、そんな同伴出勤にもリスクがあります。
約束はしたものの、ドタキャンされたり、最悪の場合は無視されたりすることもあるのです。
食事に誘ってもらえなかっただけではなく、自分はお店からペナルティを受けます。
ただ、そのようなことをしたお客さんはお店にも報告されます。
次回に来店した際に「被害」にあった女性がボーイさんに連絡するでしょう。
同伴出勤の際には「チクリ」と警告することもお忘れなく。
同伴出勤はメリットがある
キャバクラは同伴出勤を積極的に勧めています。
同伴料が入るので、お店の売上に貢献します。
また、早い時間のお客さんが確保できるという面でもメリットがあります。
そのため、同伴出勤は自分の給料を上げる要素です。
お店によっては一定の同伴出勤をノルマにしていることもあります。
ノルマ達成のために、できるだけ早い時間に来店できそうな指名客を一定数確保することが必要です。
ドタキャンは踏んだり蹴ったり
ただ、同伴出勤には落とし穴があります。
お客さんのドタキャンです。
この場合、早めにお客さんから連絡が入れば、時間通り出勤できますから、特に問題はありません。
しかし、連絡が入るのが遅かったり、無視されたりすると最悪です。
お客さんとお店に行くことが条件ですから、1人で出勤したら「遅刻」になります。
キャバクラは遅刻に対するペナルティがきつく、5,000円程度の罰金が必要なことも珍しくありません。
お金のペナルティですからかなりきついですよね。
夕食を食べてゆっくり出勤できると期待していたのに、おなかを空かした挙句、お金の制裁まで受けてしまうのです。
踏んだり蹴ったりですね。
お客さんも無傷ではない
もっとも、お客さんも無傷ではありません。
次回お店に来店した際に「制裁」を受けることがあります。
同伴出勤は、事前に日付とお客さんの名前をお店に報告します。
ドタキャンされた際、キャバクラ嬢はお店に遅刻の理由を報告するでしょう。
次回にそのお客さんが来店した際に、お店の人に「あの人、同伴をドタキャンした」と報告するのです。
お店としては約束を破るお客さんをそのままにしておけません。
指名した女の子を付けなかったり、わざと高い料金にさせたりと、冷遇します。
ドタキャンすると次回から来店しにくくなることは間違いありません。
どうすればいいのか?
とはいえ、ドタキャンされたら被害を受けるのは自分です。
先ほど述べたような「制裁」はありますが、来店しなければ効果がありません。
お店も全てのお客さんを把握しているわけではなく、何度もドタキャンする「ブラックリスト」に挙がらなければ、再来店しても無傷かもしれません。
ただ、ドタキャンや無視は絶対に許せません。
約束を守れない男性は信用できない男性です。
自分からも無視するのが正解でしょう。
また、同僚に被害が及ばないようにするため、再来店の際には「あの人にドタキャンされた」と教えてあげるのも一つの方法です。
そのお客さんは切りましょう
キャバクラで働くことは自分にとって「仕事」です。
その一つとして同伴出勤があります。
同伴出勤は店外デートのことであり、お店とは違ったシチュエーションで楽しんでもらう一つのサービスです。
デリバリーピザの予約をして、直前に「やっぱりやめた」とか居留守を使うことは許されないでしょう。
そんなことをしたら、2度と配達してくれません。
同伴出勤の約束を破ることも同じです。
ドタキャンの理由にもよりますが、同伴出勤という自分の仕事をぶち壊しにした相手とは2度と仕事はできないでしょう。
指名されても断る勇気が必要です。
相手の素性を観察しよう
ただ、ドタキャンしそうな相手はなんとなくわかるものです。
最初から同伴出勤を持ちかけることは少ないでしょうから、何回か来店しているうちに相手の素性を把握することが大切です。
「なんかこの人軽いなぁ」とか「口だけの人だなぁ」と思ったら要注意です。
例えば会社員だと言いながら、軽いカジュアル系の服ばかり着ていたら何かおかしいです。
また、成績をちょっと上げるために飲み物を注文しようとしても、断り続ける男性も要注意でしょう。
連絡先は把握しよう
こうして「この人なら大丈夫かな」と思ったら、同伴出勤の約束をします。
この際、必ず相手の連絡先を把握することが必要です。
携帯の番号は警戒されるので、メールアドレスのほうがいいでしょう。
「営業用」のアドレスを一つ持っていれば便利です。
スマホのGmailでOK十分でしょう。
あまり頻繁に連絡すると嫌がられますから、前日と当日のお昼の2回程度がベストです。
一応、メール確認をしてもいいかどうかは、相手に確認するのが礼儀でしょう。
確実な相手を見つけよう
同伴出勤はお客さんに金銭的な負担を掛けます。
同伴料が必要ですし、女性の食事代は男性負担が常識です。
そのようなことを踏まえた上で、同伴出勤を誘ってもいい相手かどうかを判断する必要があります。
お店の人にコツを聞こう
とはいえ、キャバクラに入店したばかりの女性に、ここまでの判断ができるとは限りません。
前職が保険などのセールスだったと言うように営業の仕事をしていれば、何となく勘が掴めるでしょう。
しかし、社会人経験があまりなかったり、内勤の仕事だったりすると判断できないことの方が多いでしょう。
この場合、はっきりお店の人にコツを聞くことです。
何度も指名をしてくれるお客さんがいたら「この人同伴に誘って大丈夫かなぁ?」と聞いてみるのです。
お店の男性従業員の方は、多くの男性客を見ています。
自分も男性として「この人は堅い」とか「こいつは口だけだ」という勘が働きます。
下手に自己判断するよりいいのではないでしょうか。
このようなことを繰り返すうちに自分で判断できるようになります。
笑顔が第一
とはいえ、自分を指名してくれるお客さんがいなければ同伴出勤は成立しません。
フリーのお客さんに同伴出勤を誘っても、まず間違いなく応じてもらえません。
応じてもらえてもドタキャンや無視される可能性が高いです。
それでは意味がありません。
指名客はフリー客の中からゲットするものです。
そのためにはお客さんに笑顔で接することが大切ではないでしょうか。
ちょっと自分の容姿に自信があると「安売りしないわよ」とばかりに澄ました態度を取るキャバクラ嬢もいます。
本人は「クール」なつもりでしょうが、指名は伸びません。
笑顔が第一です。
何回か指名してくれたらチャンス
こうして、何度も指名してくれるお客さんがいたら、一度同伴出勤を誘ってみましょう。
自分で気軽に行けるレストランなどを探しておき「ここに行ってみたい」とお願いするのです。
ファミレスでも構いません。
あまり高いレストランは相手が引きますから、値段の予測ができるお店がお勧めです。
お店はお客さんと女性が一緒に来店してくれればいいわけであり、いくらお客さんに使わせたかは問題にしません。
場合によっては、お店の近くにあるカフェでちょっとお話をしてから出勤というのもOKではないでしょうか。
まとめ
お店からノルマを課せられることもある同伴出勤は、自分の収入を上げるチャンスでもあります。
しかし、ドタキャンされると遅刻というペナルティがあります。
キャバクラのペナルティはお金で徴収されるためきついです。
もっとも、同伴出勤のドタキャンはお店に知れ渡るため、お客さんも次回から来店しにくくなります。
同伴出勤の約束をしたら、ちょっと釘を刺しておくことも必要ではないでしょうか。
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