性風俗店のような本格的な性的サービスを受けられるわけでもなく、またボディケアサロンやエステサロンのような本格的かつ専門知識を駆使したハンドマッサージや機器施術を受けられるわけでもなく、その中途半端な立ち位置から期待感がそそられるメンズエステ。
たくさんのメンズエステ店が出店されている中、その背術内容は店舗によって様々で、健全なボディーマッサージのみを提供しているエステもあれば、何かしらの性的サービスを提供している性感マッサージ店も存在しております。
そうしたサービス内容の違いがあれば、プレイの内容はお店によって違うことにもなります。
メンズエステでは、実際にどういったサービスが提供されているのでしょうか。
今回の記事では、メンズエステ店で働くことを希望している方に対し、メンズエステでのプレイ内容について、ご紹介をさせていただきます。
基本の流れはどこも同じ！
メンズエステ店と一口に言ってもそのサービス内容は様々になっているのですが、基本的なサービス内容はどんなメンズエステであっても変わりはありません。
基本的な流れとしてはまず、予約されたお客様と対面をします。
対面するのは場所は様々で、メンズエステ店が用意しているマンションの一室で施術をすることもあれば、ホテルなどの別場所や、自宅などに伺って出張エステをする場合もあります。
もしホテル・もしくは自宅への出張を希望する場合は、プレイ料金が少し上乗せされることと、さらに追加で交通費を請求されることがありますので、そちらは事前に了承しておくことが必要です。
対面後は、セラピストからの直接のヒヤリングか、もしくはアンケート形式のヒヤリングシートなどを使用して、男性客に対してカウンセリングを行います。
どこを中心にマッサージをしてほしいのか、また体の不調を感じている部分はないかなどの確認を取り、当日のプレイ内容や集中して施術をする場所などを相談するのです。
そして、施術に使うアロマオイルの種類や香りの説明を受け、男性客は実際に香りを嗅ぎながら、どのオイルを使用してほしいのかを決めていきます。
使用するアロマオイルの種類が決まった後は男性客はまずシャワーを浴びますが、これはメンズエステ店によって変動しますが、セラピストが体の洗浄をサポートする場合もあれば、男性客に1人でシャワーを浴びてきてもらう場合もあります。
その間に、セラピストはエステをするための準備をしていきます。
シャワー後は、さっそく施術に入ります。
基本的にはまずはうつ伏せの状態からマッサージをすることが多く、背中から足の付け根、裏もも、足首や足裏といった部分をアロマオイルを使用してゆっくり流していきます。
背面部分のマッサージが完了したら、次は男性客に仰向けになってもらい、デコルテや胸のあたりからゆっくり流していき、鼠蹊部のほうに移ります。
大抵のメンズエステ店は、この鼠蹊部という陰部付近の際どい部分を中心にマッサージを行うため、男性客は多くの場合、陰部をどんどんと膨らませてしまうことが一般的ですが、そこは『気にしないですよ』『当たり前のことですよ』とフォローを入れながら、男性客をもてなすことに集中することが大切です。
ボディケアが終了したら、また男性客は体についたアロマオイルを流すためにシャワーを浴びにいきます。
この時も、メンズエステ店の方針によって、セラピストによるアシストが必要か不要かが決まりますので、必要だと思っているメンズエステ店で働くことになった場合は、男性客をアシストしながら体を流してあげましょう。
シャワーが終了したら、最後はお茶などのドリンクを出して飲んでいただき、ある程度落ち着いたら終了という流れになります。
抜きなしの健全店ももちろんあります！
上記の流れは、非常に一般的なサービスの流れになっており、抜きなしの健全なメンズエステでは、ほとんどがこの通りに施術を進めていきます。
今では、どちらかというと抜きのないメンズエステ店も増えており、そういった方針のメンズエステ店は経営も安定していることが現状です。
なぜかというと、メンズエステの立ち位置は『性的サービスもない、本格マッサージもない中途半端なポジション』と称されてきていましたが、今では『可愛い・美人なセラピストと楽しくお話をしながら、マッサージまでしてもらえるお店』という立ち位置で経営の方針を持っているメンズエステ店も増えてきたからです。
そして抜きを目的に来店してきた男性客には、ことごとく『来てもらわなくてもいい』という姿勢を持っており、メンズエステ店側が相手にする男性客を選ぶような時代にもなりました。
メンズエステ店が、業界での立ち位置を正確に男性客に伝えらるようになったという店は非常に大きくあります。
大抵の場合は、男性客は『もしかすると、あわよくば抜いてもらえるかも？』という期待感を持ってメンズエステを利用し、担当になったセラピストにハンドサービスや本番行為などの性的サービスを求めることが問題視されていました。
セラピスト側も、本指名の数を増やさなければ収入を増やすことができないため、男性客から求められるがままに性的サービスを提供してしまうことも少なくはなかったのです。
メンズエステ側が、メンズエステの定義や立ち位置を明確にすることで、本来来て欲しくない男性客の足は遠のき、代わりに本当に提供したい、メンズエステ店のコンセプト通りのサービスを求めた歓迎すべき男性客だけが足を運ぶようになっているのです。
抜きありは、まるでヘルスやソープランド！？
それでも、メンズエステに対し、性的なサービスを求めている男性客がいなくなることはなく、むしろ客側に関しては、性的サービスを求めている男性客の数の方が多いことが事実です。
そうした需要があるので、性感マッサージ店などといった、性的サービスを提供することがサービス内容に含まれたメンズエステ店も存在し続けていることもまた、事実なのです。
性的サービスを含む施術、つまり抜きありのメンズエステについては、その業態はデリバリーヘルスとさほど変わらないものも多く、中にはソープランドではないのかと疑ってしまうほど濃いサービスを提供している店も少なくはありません。
特に多いのはフェラなどの口での奉仕サービスになりますが、そういったサービスを提供しているメンズエステ店は、その内容をそそのかすオプションサービスをメニューの中に組み込んでいることが多く、そのオプションを購入された男性客に対し、セラピストがサービスを施すというものになっております。
メンズエステでの施術は、どうしても男性客は陰部の膨らみを抑えることができず、気持ちも高まり興奮状態にあるが故に、そうした抜きサービスを希望する男性客も多くあります。
また、そうして歴としたサービスとして提供しているメンズエステ店であれば問題はないのですが、1番厄介なのは、過去に利用した男性客から『あのメンズエステ店では抜きサービスをしてもらった』と噂を囁かれたメンズエステ店です。
インターネット上のjコミュニティサイトなどでは、そうした抜きあり情報が盛んに交換されており、そうした場所で情報を得た抜きあり店舗へは、男性客はセラピストに対し、お店に内緒で性的サービスのオファーを持ちかけます。
ここで男性客からセラピストに対し、『断ったら本指名をもらえないだろうか』『断ったら怒られるのではないか』『でも、お店の方針では抜きはだめって言われてるし』と考えさせる駆け引きを与え、セラピストは困った挙句、サービスを提供してしまうことも少なくはないのです。
もし、メンズエステ側が公的にそうしたサービスを提供しているのであれば、そしてそのサービスを男性客が購入したのであれば、性的サービスを提供しなければなりません。
ただしその場合は事前にお店側から説明があるでしょうし、性的サービスを禁止しているメンズエステで働いている場合は、男性客から駆け引きを持ちかけられたとしても、勇気を持って断ることが大切です。
しっかりと業務内容を確認しよう！
メンズエステ店で働く際には、『性的サービスがある店でもいい』『性的サービスは絶対にしたくない』などといった希望や意思をしっかり決めておくことが大切です。
そして、面接に伺った際には、通常マッサージメニューやオプションなどに、ハンドマッサージや本番行為といった抜きありの性的サービスを提供しなければならないのかどうかを、しっかりと確認しておきましょう。
ただし、本番行為を店側から斡旋しているのは、メンズエステでは違法となりますので、もし面接段階から男性客に対して本番行為を勧めてくるようなメンズエステ店であれば、自分から辞退を選ぶ勇気も持たなければなりません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
メンズエステと一口に言っても、そのサービス内容は様々で、利用する男性客も、本質的な心身の癒しを求めて利用する客もいれば、性的サービスを目的にメンズエステを利用する客もいるのです。
どちらが悪いというわけではありませんが、メンズエステの場合、店側からの本番行為の強要は禁止になっておりますので、そうしたお店であれば、働くことはおすすめしておりません。
あなたの中で、もし抜きありでも割り切って働けるということであれば抜きありのメンズエステで働けばいいでしょうし、性的サービスを絶対にしたくないと強く思うのであれば、健全なマッサージ店を選ぶことをおすすめします。
いずれにせよ、まずは自分がどういった働き方をしたいのか、どこまでのサービスであれば提供できるのかをしっかり決めておくことが大切です。
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