風俗業界で働く風俗嬢は、そのハードなお仕事内容から心身ともに疲れ、ホストクラブでホストにもてなされて癒しを求める傾向が強くあります。
ホストクラブとは『疑似恋愛』をする場所であることから、『少し遊びたい』『イケメンと話して鬱憤を晴らしたい』という程度の目的であれば問題はありませんが、ホスト狂いと呼ばれるほどどっぷりはまり、『本気の恋愛感情』をいただいて、ホストのエース客になれるように多くのお金を貢ぐ風俗嬢も、珍しくはありません。
しかし、いくら風俗業界はお給料の割りがいいと言ったとしても、そこまでの多額の投資をすることは安易ではありません。
そのため、ホスト狂いになった多くの風俗嬢は、体を酷使しながら働き、多くの日給を持ち帰っています。
では、実際にホスト狂いになった風俗嬢の日給は、どれくらいなのでしょうか。
この記事では、ホスト狂いになった風俗嬢が働く風俗の業態から日給まで、ご紹介させていただきます。
そもそも、ホスト狂いの風俗嬢が働く風俗のジャンルは？
ホスト狂いになる風俗嬢の多くは、ソープランドや箱ヘル、デリヘルなどといった、男性客にしっかり性的サービスを施す、風俗業界の中でもハードなお仕事に就くことが多い傾向にあります。
しかし、最初からソープランドなどのハードなお仕事に就いている場合もあれば、最初はセクキャバやオナクラといった比較的ライトなお仕事に就いている場合もあるのです。
ホスト狂いになる風俗嬢は、大抵は最初は『少し遊びたい』『イケメンと話して鬱憤を晴らしたい』といった軽い動機で足を運ぶので、少ない投資から始まるのですが、担当ホストから出る甘い言葉や態度によって、だんだん『この人は私のことが好きなのかも』と錯覚し、やがて『この人には私が着いていないとだめだ』と、本気の恋愛感情を抱くようになり、自ら進んでパトロンのような存在になってしまうのです。
ホストクラブにも大小規模はございますが、大抵の場合、ホストクラブで担当ホストに喜んでもらうためには、多額の投資が必要になります。
1日で何十万も使うことも珍しく、月のトータルで100〜150万を使う風俗嬢も、中にはいるそうで、お給料の9割をホストクラブに使っているほど、ホスト狂いしている風俗嬢も、珍しくはありません。
そうなると、必然的にホストクラブに通いつめるための、多額の費用が必要になります。
『この人には私が着いていないとだめだ』と、間違った母性を出してしまった風俗嬢は、その多額の費用を工面するために、どんどんお仕事内容をレベルアップさせていってしまいます。
最初は何かしらの別の目的があったが故に、本業と合わせた副業レベルや、まだ男性客とセックスすることには抵抗があるとしてライトなお仕事に就いていたものの、日給をあげたいと思い、デリヘル、箱ヘル、ソープランド、高級ソープランドへとどんどんハードなお仕事に切り替えていってしまうのです。
そして、最初に風俗業界に入ったときに持っていた目標を差し置いて、ホストクラブに通うことに熱狂的になり、どんどんホストにハマっていってしまうのです。
ソープランドの場合は、どれくらい稼いでる？
ホスト狂いになる風俗嬢の多くは、ソープかデリヘルでお仕事をしている傾向が強くあります。
どちらも男性客に対してセックスやフェラなどの性的サービスを施すため、体力や労力が必要になりますが、その分キャッシュバックされる金額が他の風俗業態に比べて高いという魅力があります。
実際にソープランドで働く風俗嬢の日給ですが、ソープランドのランクによって変動があります。
格安店や大衆店といった、客単価が20,000円以内のソープランドになれば、キャッシュバックされるお給料も10,000〜13,000円ほどになることが一般的で、その金額を男性客を相手にした人数でかけた金額が、風俗嬢の日給になります。
ホスト狂いになっている風俗嬢の年齢が高い、容姿がいい方ではない場合、中級店以上で働くことは難しいので、こうした格安店や大衆店でコツコツと日給を稼いでいくことになります。
もし風俗嬢が若い、もしくは容姿がいい場合であれば、中級店で働くことができます。
中級店のソープランドの場合は、客単価がおおよそ30,000〜35,000円となっており、風俗嬢へのキャッシュバックが1人当たり23,000〜25,000円と高いことも多く、客を取れば取るほど高いお給料をいただくことになります。
また、人気のある嬢や新人嬢であれば、通常完全歩合制の風俗業界であっても、待機保証という名目でお給料が発生することもありますので、お客様の相手ができなかったとしても、お給料が発生するのです。
ホスト狂いになった風俗嬢の共通点として、ホストクラブに通っている時間や、担当ホストと会っている時間以外にある自分の時間については、全てお仕事につぎ込むという傾向が強く見られております。
そのため、1日中店で待機をすることも珍しくなく、人気嬢であったり客入りがいい時であれば10人ほどの男性客を相手にすることもありますので、1日あたり20万〜25万円ほどの日給を持ち帰る風俗嬢も珍しくはありません。
デリヘルの場合は、どれくらい稼いでる？
デリヘルの場合は、客単価やキャッシュバックの金額について、ソープランドよりも少し劣る部分はありますが、営業時間が非常に長いため、下手すればソープランドよりも稼いでいるという風俗嬢もおります。
多くのデリヘルの場合、24時間体制で開店しているお店も珍しくはなく、1日中待機部屋で待機し、まるでそこで生活をしているような感覚で出勤することも可能なのです。
デリヘルの場合もソープランドと同じで、店のランクによってキャッシュバックの金額に変動がございます。
格安店であれば6,000円や8,000円といった金額でサービスを提供しているところもあり、中級店であれば20,000〜30,000円といった金額設定もされております。
ただ、業界のキャッシュバック率の平均は50%ほどになっておりますので、中級店であっても平均で換算すると、多くて1件あたり15,000円ほどになる計算です。
しかし、デリヘルの場合はサービス内容がフェラまでとソープランドよりも身体的負担は軽く、またその手軽さから数を多く取ることができますので、日給はソープランドと変わらない、もしくはお客様をとった数によりソープランドよりも多いということも起こり得るのです。
また、デリヘルの場合は、箱ヘルやソープランドのような店舗型でなく、プレイする場所はホテル、もしくはお客様の家になるので、お金欲しさに個人的な本番交渉を持ちかける風俗嬢も中にはいるのです。
本番行為を持ちかける際の返金金額は、＋5,000円〜10,000円ほどになっており、それが上乗せされるとソープランドの中級店よりも少し手取り金額が多くなります。
もちろん、個人的な本番交渉はルール違反になるので、見つかった場合は店側から首を切られることにもなり兼ねませんが、そういったリスクを背負ってでもホストクラブに通いたい、担当ホストに会いたいと思えるほどホスト狂いした風俗嬢は、ここまで踏み込むこともあるのです。
掛け持ちしている風俗嬢もいる？
ホスト狂いになった風俗嬢の中でも、その症状が非常に強い風俗嬢に関しては、ソープランドとデリヘルの掛け持ちといったような働き方をしている方もおられます。
そうすることで、さらに日給を30万、40万と増やすことができるからです。
風営法により、ソープランドや箱ヘルなどの店舗型風俗店に関しては、営業時間が深夜0時までというルールが設けられております。
一方で、デリヘルなどの無店舗型風俗(法律の定義では、風俗嬢が待機している部屋は店舗として認識されないため、デリヘルは無店舗型風俗になります)に関しては、営業時間の制限を持たれていないので、ソープランドで働く風俗嬢は、働いているソープの閉店後に、別のデリヘルで働いているケースも見られるのです。
また、容姿がいい若い風俗嬢の場合は、デートクラブなどと兼任で働いている場合もあります。
デートクラブでは、ある程度の社会的地位につき、資金に余裕がある富裕層のお客様相手に、食事にいったり、愛人(パパ)契約を結んで生活の支援をしてもらっているのです。
前述した通り、驚異的にホスト狂いになっている風俗嬢は、ホストクラブに通う、担当ホストに会う時間以外の全ての時間を、働く時間に当てていることが多く見られます。
そこで多額のお給料を手にし、ほとんどの場合が貯金をせずに、担当ホストに貢ぎ込んでしまうのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ホスト狂いになった風俗嬢は、担当ホストから自分が頼られていると錯覚し、本気の恋愛感情を抱いて所持金のほとんどをホストに貢いでしまいます。
そのために、自分の体を酷使して、ほとんどの時間を働く時間に当て込むことから、1日20万や30万といった日給を手にしているのです。
お金をたくさん稼ぐために、たくさん働くことは正常なことではありますが、ホスト狂いになって働き詰め、体調を崩してしまう前に、働き方に関しては考え直す必要があるかもしれません。
もしホストクラブで遊ぶ場合は、『疑似恋愛の場』ということを再確認した上で、甘い言葉や態度に思わず本気になってしまわないよう、気を付けましょう。
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