ソープにはお茶消しの方法として義理風呂を行う店舗もある

ソープランド
ritual / Pixabay

ソープ店の中には「義理風呂」という制度がある店舗があります。
義理風呂とは要するにボーイさんや店長などお店の男性スタッフが(自腹で)お店の女の子のサービスを買い上げることで、もちろん通常のお客さんと同様に接客する必要があります。
なぜソープで義理風呂の制度があるのかと言うと、ソープは完全歩合制を採用しているため、最低保証制度のあるお店でない場合、その日に接客したお客さんが一人もいなければその日の収入は一切発生しません。
この状態を風俗では「お茶を挽く」と言います。

お茶を挽くというフレーズの語源としては江戸時代の吉原の遊郭でお客さんがおらず、時間を持て余している間にお茶を挽き、忙しい人気の遊女のお客さんのためにお茶を出さなければいけなかったり、お客さんがいない場合お茶代がかかりその日の売り上げがお茶代分赤字になると言った意味合いがあったそうです。
今と同じように江戸の時代でもお茶挽きは絶対に避けるべしと恐れられていました。
江戸時代の言葉が現代に至るまで形を変えず受け継がれている様は少し情緒深いとも言えるかもしれません。

お風呂 石鹸話題が少し逸れてしまったので、話をソープに戻しますと、
お店によりますがソープの義理風呂とは所謂「お茶消し」のツールとして用いられる場合もあります。
お茶消しとは女の子が待機をしていない状態を無理やり作ることを意味しており、
義理風呂を行うことでお茶消しをします。

特に新人期間や、指名がいない・少ない風俗嬢にお茶消しをする場合が多く、
風俗嬢には内緒で系列店の男性スタッフや知り合いの風俗店スタッフ、風俗系の広告会社の社員などにお茶消しをさせる場合もあれば、お店の男性のスタッフがお客さんとしてお茶消しをする場合もあります。
特に入店したばかりの風俗嬢は指名客が少ないため、フリーのお客さんがあまりいない暇なタイミングでお茶消しをします。
収入ゼロで勤務時間を終わらせないようにするためです。
このお店稼げなさそうだから辞めよう…」と思われると辞めてしまうので、一人でも多くお客さんをつける=その日の収入を増やすために行っています。
また指名が少ない女の子に対して分析・調査目的でお茶消しをするケースもあるようです。
この場合は、普通のお客さんよりも一層厳しいアンケートがあるため、系列店のボーイさんだと知っていたとしてもかなり丁寧に接客しないといけないのでストレスが溜まる風俗嬢が多いようです。

また、系列店で風俗嬢が全く面識がないボーイさんを知らずに接客するならともかく、いつも接しているボーイさんや店長に性的なサービスを提供するというのは気まずいものです。
恥ずかしさもありますが、採点されていることを念頭において接客しなければいけないので緊張しますし、風俗嬢ばかりでなくボーイさんもお茶消しは気まずいと思う人も少なくないようです。
お店によっては自腹ではなくお店がお茶消し代をある程度負担しているところもあるようですが、幹部クラスでない限りボーイさんの収入は低いので特に自己負担でお茶消しをするお店ではボーイさんもお茶消し要員にはなるべくなりたくないようです。

ただし同じお店のボーイさんの場合は気まずさも手伝って実際にプレイせずに会話のみして過ごすパターンも少なくないようです。
ちなみに吉原では風俗界の掟で、吉原のソープで遊んではいけないというルールがあるので、
元々ソープが好きでよくお客さんとして来ていたタイプのボーイさんは、場合によっては好みでない系列店の風俗嬢としかプレイができない(注:ナンバー入りしているような風俗嬢は忙しいのでお茶消し要員には入らない場合がほとんどなので指名ができない)のに、それに対して決して安くはない対価を払わなければいけない点や、労働時間や内容に対して給料があまり良くないといった理由ですぐ辞めてしまう人も少なくありません。
吉原に限らず広島など他県でも義理風呂制度を導入している地域もありますし、ヘルスなどもう少しライトな風俗でもお茶消しは存在します。
また、キャバクラやスナックでも暇な時間帯に系列店のスタッフがお客さんとしてやってくることもありますので水商売・風俗業界ではそんなに珍しい現象ではないようです。

お金一般的な価格なソープでも高いのに、高級ソープでお茶消しを自己負担でしないといけないとしたら…全然お金が貯まらなそうですね。
風俗のボーイ業も楽ではありません。
(※一応スタッフディスカウントは存在するようです―例:入湯料は無料など)。

風俗嬢にとってのお茶消しのメリットは前述したとおり、お茶を挽かずにその日の勤務を終えられるという点ですが、お茶消しで対策をされないように普段からリピーター作りに精を出したほうがいいかもしれません。
ただしまれに、お茶消しで来た他店スタッフが風俗嬢を気に入って本指名でかえってくるという事態も無きにしろあらずですし、接客について店長に報告されることを考えると、
他店のスタッフがお客さんとして入ってきてそれに気づいていても一般のお客さんと同じ扱いで接客したほうが良いでしょう。

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気を付けたいお茶消しの別パターン

お茶消しの別パターンで気を付けたいパターンが、あなた目当てで指名で来店したお客さんを、あなたが忙しいという理由で別の女の子に振替するお店が存在する点です。
それはあなたが実際には待機をしていて暇であっても、です。
それはなぜか、というとお店でお茶を挽く女の子をいなくするようにするためです。
ですのでお店によってはナンバー入りしている女の子よりも中堅レベルの女の子のほうが指名・フリーを含めた総接客数が多いなんて事態が発生する場合もあります。
ナンバーに入るにはかなり努力しないといけないので、中堅組のほうが稼げていると知ると穏やかではいられない風俗嬢も少なくありません。
また新人や固定のお客さんがいない風俗嬢に人気嬢のお客さんをお茶消しでまわすパターンが続くと、人気嬢が怒って辞めてしまう場合もあるので、このようなお茶消しをするお店は全体的には少ないとは思いますが、風俗嬢はもとよりお客さんが信用を失ってお店から離れてしまう可能性も高いので、そのようなお店では自分が思うように稼げなくなるリスクもあるので長く働かない方が良いかもしれません。

お茶消しがある店・ない店

お茶ソープ・ヘルスなどジャンルを問わずお茶消しをしている風俗店と、ない風俗店があります。
ただしその中で特にお茶消しが多いタイプの風俗店は高級ソープです。
一般的な風俗よりもお値段が張る分、特に新人の期間は女の子に廻せるフリーのお客さんの数に限りがあります。
大衆店の場合はお茶消し制度があるお店は高級店との比較では少ない傾向にはありますが、
特にお茶消しが頻繁に行われるお店はフリーのお客さんがあまり流れてこないお店、という場合も少なくありません。

長期的に働こうと思っている場合はフリーのお客さんが少ないお店では指名を掴むのは容易ではありませんし、ましてや自分で努力して獲得した常連客を何も努力していないお茶引きの風俗嬢に持っていかれたら稼ぎも減りますし、もやもやした気持ちになってしまいます。
ソープ・ヘルスに関わらずお茶消しがあるお店は事前にリサーチして避けたほうがベターです。
逆にお茶消しをしないお店では普段から新規のお客さんの数が一定数あるお店の場合も多いので、女の子次第ではありますが稼ぎやすい傾向にはあると思います。

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この記事を書いた人

現役風俗嬢のみなみです。
デリヘルで働きながら、ライター兼ブロガーをしています。
風俗の仕事で疑問に思ったことや女の子に知っておいてほしい事を記事にまとめています。
参考になればと思っています。
コメント頂けると励みになるので、気軽にお願い致します。

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