風俗ほど多種多様なお客が利用するジャンルはないだろうとさえ言われているほど、利用者層は幅広いです。
男性客の性欲という、いわば本能をビジネスにしているのが風俗ですが、そのおかげでキモ客、つまりはあまり好ましくないお客がいるのも事実。
そこで、いろいろな風俗嬢に聞いたキモ客の話をまとめてみました。
キモ客もバリエーション豊富
単純に「キモい」と思っても、その気持ち悪さこそ様々です。
どういったお客に気持ち悪いと感じるのかは、女の子の価値観によって異なる部分ですが、まずは衛生面からです。
特に多いのがデブ、不潔といったものです。
これらは男性の意識次第でなんとかなる部分ではありますが、意識していないからこそ厄介なのです。
「デブのお客は最悪。何より見た目で受け付けない。お客だから頑張るけど本当に悲しくなってくる。まぁデブって小さいのが多いから楽っちゃ楽だけど（笑）」
「デブは本当に勘弁。デブって見た目も悪いけど性格も悪いような気がする。協調性もなければ自分本位だし、喋り方もなんとなくキモいし。仕事だから相手しているけど、実際には勘弁」
「一番嫌なのはデブ。大体デブってだけで自分に甘いってことじゃん？実際プレイでもこっちにばかりあれこれ言ってくるし。サービスだから当たり前なのかもしれないけど、本当に勘弁だよね。」
「お腹の肉に隠れてアソコがよく分からなかった（笑）デブって小さい気がするんだけど、お腹の肉に埋もれているので宝探しのような気持ちになった。まぁ楽だったけど、仕事じゃなかったらあんなテブはマジでムリ」
「デブってだけならそんなに嫌いではないんだけど、デブはプラスアルファで何かを持っている可能性が高いような気がする。特にワキガ。ワキガはマジ最悪だけど、ワキガじゃなくても臭いのが多い。しかもプレイが進むと汗をかいてきて更に臭くなっていく悪循環。本音を言えばデブとなんて絶対にやりたくない」
このように、デブに対しては「勘弁」という声がとても多いです。
太っているという事実だけではなく、デブだからこその「二次的な被害」に辟易している嬢も多いです。
性格的にキモい
デブというのは言わば外見ですが内面、つまりは性格的にキモいお客の声も多数聞かれます。
「こっちは仕事だから優しくしたり気を使っているのに、それで勘違いする奴は本当にキモい。仕事じゃなきゃお前なんて相手にしねーよってタイプに限って勘違いするヤツが多い」
「仕事だから一生懸命やっているだけで、別に気持ちなんてないのにずっと『好きになってくれてもいいんだよ』って。心の中でずっと馬鹿だなこいつって思っていました。二週間くらいしたらまたやってきたけど、当然NG」
「ルールだからOKではあるけどさ、ずっと舐めまわされてさすがにキモかった…。楽といえば楽かもしれないけど、でもずっと舐められるのは苦痛。まぁこれはルールの範囲内だから仕方ないといえば仕方ないけど、足の裏とかワキとかまで舐められたのはさすがにキモい」
こういった性格面に対してキモいと感じた声も多いです。
性格の面でキモいと思うお客は、デブのように見た目で分からないからこそ厄介です。
デブは見た目で分かりますのである程度警戒出来ますし、待合室の状態をモニタリングしているお店であればそこでNGを出すこともできるでしょう。
ですが性格面でのキモ客の場合、見た目は普通なだけに、実際にプレイしてみなければ分からないのです。
それだけに、ある意味ではデブより厄介かもしれません。
説教するキモ客
デブと共に多く聞かれたのがこのタイプのキモ客です。
「風俗なんて辞めろってさもいいことをしているかのように説教されたけどさ、だったらお前がここに来るなよって話だよね」
「プレイするとかじゃなく説教するやつマジ多いんだけど。何のために来てるのか謎だけどでも説教してくるやつ本当に多い」
実はこの手のタイプはとても多いと言われています。
風俗嬢に対して説教をする。
まるでさも良いことをしているかのような気持ちになるのでしょう。
また、立場上女の子は言い返すことは出来ません。
仮にそこで女の子が論戦に応じたところで、お客側は「お金を払ったのにこれか！」となってしまうので女の子としては黙って聞かざるを得ない状況なのですが、お客としてもそれを分かっていて説教を仕掛けてくるのです。
日ごろの鬱憤晴らしとばかりに、言い返してこないであろう相手を狙ってのこういった行為はウザいものでしかないのですが、とにかく多いです。
言い換えれば、こういったお客をどれだけ上手くいなすことが出来るのかも腕の見せ所の一つでしょう。
近年ではお店側としてもこういったお客は女の子を守るという観点からプレイ中であっても女の子からの知らせで部屋に飛び込んできて退室を促してくれるところもありますが、デリヘルだと二人きりなので結局はどのように向き合うのかが問われています。
プレイ面でのキモい客
特に多いのが本番強要です。
はっきり言ってヘルスやデリヘルを利用するお客の9割は本番を何らかの形でほのめかしてくるものです。
むしろ本番を強要してこないようなお客の方が珍しいでしょう。
ですが、軽く本番をほのめかすものの、断れば何もしてこないお客もいれば断っても何度も食い下がるようなお客もいます。
「本番強要なんてイチイチ腹立ててたらキリがないけど、あまりにもしつこいのは本当にキモい。一度断られたら引き下がれよって話。っていうか普通にルール違反だからお店の人呼ぶけどね」
「しつこい本番教養はマジでウザい。そんなに本番したいなら初めからソープに行けよって思うんだけど」
と、本番強要は風俗では定番。
お店として対処してくれるところもありますが、先の話同様デリヘルですとやはりそれをどのようにいなすのかがテーマとなるでしょう。
また、キモいとまでは言わないものの、遅漏のお客に対して嫌悪感を示している嬢も多いです。
「遅漏は最悪。人間性が良くても遅漏だと何となく損をした気分になる」
「デブよりも遅漏の方が勘弁。遅漏だと一人を相手にしているだけなのに何人分もの体力が必要になるからもったいない」
「オナニーし過ぎると遅漏になるっていうから、遅漏の人は風俗に来ないでオナニーだけでしていてもらいたい。結局迷惑だし、男の右手と比べたら私たちの顎の力の方が無いに決まっているんだし」
と、遅漏に対してもきつい言葉が多いです。
遅漏そのものよりも、「遅漏はオナニーのし過ぎ」という点から、「それなら一人でやっとけ」という論調が目立ちました。
確かに遅漏の男性客相手にすると、イキやすい男性客の何倍ものエネルギーを利用することになりますのでどうしても嫌悪感を向けられるものです。
まとめ
風俗のお客もいろいろですが、このようなキモ客は「いつやってくるか分からない」という点が何よりも厄介です。
いつやってくるのか分かっていれば対処のしようがありますが、急にやってきますので面倒です。
疲れている時に限って遅漏がやってきたり、何となく虫の居所が悪い時に説教してくるキモ客がやってきたり。
こういったことに上手く対処出来るようになることもまた、人気風俗嬢には必要なことではありますが、あまりにもひどいお客の場合、我慢したところで意味はありませんので、お店のスタッフにすぐにでも告げて出禁なり何なり、手を打ってもらった方が良いでしょう。
コメント