どんな仕事にも向き不向きはあります。
お金に困った多くの女性が辿り着く風俗業界にも不向きな人というのはいるはずです。
ではどのような人が不向きなのでしょうか。
エッチが嫌い、潔癖症
大前提として、人との接触が病的に苦手という人は向いていません。
どんなにソフトサービスの店でも何かしらの身体的な接触があるからです。
潔癖の人は続けることすらできないでしょう。
また性的サービスをする業種においては性的接触に嫌悪感がある場合、諦めるしかありません。
時々結婚していても子作りとして割り切らなければセックスできないという人がいますが、そのような人が性的サービスをお客様に提供できるとは思えません。
精神的に追い詰められてしまいます。
真面目すぎる、バカになれない
真面目であることは必要ですが、真面目すぎるとどんな仕事でも良い顔をされないのが実情です。
マニュアル通りにしかできない、堅すぎる、プレイが事務的すぎて感情がないという評価になってしまいます。
これらの人はきちんと仕事はしているのでクレームが来ることはありません。
しかしこのままでは売れることはないでしょう。
割り切れていない
仕事とは楽しいことばかりではなく、辛いことや努力が必要です。
特に風俗は対価が大きい分、辛いことも多くなります。
それを分かっておらず、やりたくないという気持ちのままで接客をしているとお客様には必ず分かってしまいます。
労働が対価と見合わないと感じ、割り切ることができないのであれば、その仕事には向いていないのです。
嘘をつけない
風俗はいわば偽物の世界です。
ソープ以外であれば本番もなく、セックス自体が偽物とも言えます。
そこを演技で本番をしているように見せたり、感じているように見せたりしてお客様を満足させなければいけません。
それなのに「気持ちよくないから感じているようには見せられない」と言ってはお客様の足は遠のくばかりです。
演技をすることは次回につなげるためにも必要です。
また、当然嫌なことを要求して来るお客様もいます。
断れないこともあるでしょうが、嫌々という顔をしてはいけません。
そこも演技をし、できなくても頑張っている程度には見せなければいけません。
また、以外に多いのが素の自分を見せすぎてしまっている嬢です。
風俗嬢は高いお金で買われています。
ちょっとした会話の端に風俗嬢ではなく生活感溢れる人間の姿が見えてしまうと、お客様は一気に冷めてしまうこともあります。
風俗嬢を演じることも大事な仕事です。
特にイメクラなどは素を見せないようにしなければいけません。
社交性がなさすぎる
社会で生きていくにあたって、重要な要素である社交性。
特に風俗は接客業なので社交性はあればあるに越したことはありません。
しかし、演技さえうまければお客様に対して社交性はさほど重要ではありません。
業種を選べばお客様と積極的に話をしなくて良いからです。
しかし、店の他の従業員との関わりがある以上、社交性がないと仕事は続きません。
他の女の子との情報交換などができれば、より稼ぎやすくなります。
しかし、もっと重要なのは男性従業員や店長とのやりとりです。
最終的に女の子にお客様を付ける業務をしている彼らに対し、「この子はいい子だ」と思ってもらえなければお客様を付けてもらえないのです。
もし同じ味の色違いの包装がされたお菓子があったとします。
どちらでも好きな方を選んでいいと言われたら、好きな色のものを選ぶのではないでしょうか。
人に好印象を持ってもらうというのはとても大事なことです。
体力がない、病気にかかりやすい
よく言われることなのに多くの人が理解できていないのが「風俗は肉体労働」ということです。
本当の意味で理解できているのは経験者だけではないでしょうか。
体力がないと１日に接客できる本数が頭打ちされてしまいます。
さらに売れれば売れるほど、肉体を酷使しなければならず、体力がなくては続けられません。
また、体が資本なので、病気にかかりやすい人は働けなくなってしまいます。
働けないと給料は発生しないので仕事を続けられません。
季節が変わるたびに熱が出るほどの風邪を引いてしまう人もいます。
風俗は人と接触する仕事ですので性病はもちろん、風邪などにも一層の注意が必要です。
プライドが高すぎる
どんなに女の子たちが否定しようとも、風俗で働いていると言えば多くの人が社会の底辺で働いているのだと捉えることでしょう。
いくら高級店で働いていても、需要があるから供給されているのだと言ってみても、イメージはなかなか変わりません。
人から下に見られるのが我慢できない人は風俗嬢に向いていません。
また自分も風俗嬢なのに「あの人はこんなにも長く風俗にいる」などとさらに人を見下す態度では、対人関係もうまくいきませんし、結果的に自分の首を絞めることになります。
このような人の中で特に向かないのが、今まで美人であるともてはやされてきた人です。
美人である自負もあり、今まではちやほやされる側だったので、人をもてはやしたりいい気分になってもらおうと努めたことがなく、好かれる努力もしたことがないのです。
学ぶ姿勢があれば美人は大歓迎なのですが、プライドが高いだけの美人は風俗嬢には向きません。
しかし、全てのプライドをかなぐり捨てればいいわけでもありません。
仕事に対する姿勢や他の嬢とのやりとりの中で風俗嬢としてのプライド、言わば生きていくために必要なプライドは持っておいた方がいい場合も多々あります。
やる気がない、向上心がない
風俗にいれば簡単に稼げると思っている女の子も多くいます。
風俗嬢も仕事なので楽して稼ぐことはできません。
むしろ風俗嬢は肉体労働の接客業です。
対価は大きいですが辛い仕事と言えます。
やる気のなさはお客様にバレてしまいます。
言われたことだけやっていればいいと思っていては風俗嬢向きとは言えません。
また向上心がない女の子も向きません。
未経験の新人ということで入店直後はお客様がつくかもしれません。
もう一度会いに来ようと思ってもらえるかもしれません。
しかし1度目と2度目で全く成長してなければそれ以降には繋がらないでしょう。
どうやったらお客様を満足させられるか、自分が売れるのかを考えたり、他のナンバー嬢を見て分析したりしなければ稼げるようにはなりません。
同様に頭の回転が早くないと売れるようにはならないと言われています。
多くの話題を持っていたり、お客様の望んでいることに機転を利かして対応できなければ売れっ子風俗嬢にはなれないのです。
抜ければいいと思っている
多くの風俗店は抜く（射精させる）ことが主な目的であるのは確かです。
しかし、抜ければいいのなら自己処理もできるのでわざわざ風俗店に来る必要はありません。
多くのお客様はプレイ中の女の子とのやりとりを楽しみたくて来店します。
会話だったり、いちゃいちゃしたり、癒しや雰囲気だったりと相手がいなければできない時間をお金を出して買っているのです。
それなのに抜ければいいと思って接客されたらたまったもんではありません。
時々いる時短嬢（60分のコースで40分で射精してしまった場合、残りの20分は何のサービスもしない。
デリ系だと帰ってしまう嬢もいる）は以ての外なのです。
抜く以外のプレイもサービスであるということを理解し、きちんと接客する必要があります。
プレイ中は頑張れるけど
なかなか自分では気づきにくいけれど風俗嬢に向いていない女の子もいます。
いわゆる「おもてなしの心」を持っていないのです。
プレイ中はきちんとサービスができているのですが、お客様と顔を合わせた時のご挨拶のハグやキス、脱いだ靴を揃えたり服をたたんだり、移動する際は手を繋ぐ、体を洗ったり拭いたりするときの気遣いなどプレイ中とはいえないけれど、一緒にいる時の様子をお客様は案外見ているのです。
ここで上手に立ち回れる女の子は売れる要素を一つ持っています。
これは仕事には含まれないと思っているのであれば考え直した方がいいでしょう。
お客様は女の子と過ごす時間と行為の両方に対してお金を払っているのだと覚えておいてください。
冷静に対処できない、短気、忍耐力がない
働くということは我慢の連続です。
風俗という仕事は特に我慢が必要な仕事かもしれません。
従業員同士の関わり、お客様との関わり、自分のプライベートな周辺環境、肉体的なこと、どれも辛いと感じてしまうかもしれません。
それをうまく消化し、気持ちを新たにして次のお客様に向かわなければ評価は下がる一方です。
嫌なお客様にいちいち目くじらを立てていてはいけません。
無茶な要求をするお客様には冷静に考えて最良の対処をしなければいけません。
しばらく続けてみてもそういったことができないと思うのであれば、風俗には向いていないでしょう。
まとめ
風俗嬢に向いているか向いていないか、というのは一言で言えるものではありません。
多くの人が可愛い子が向いていると思っているようですが、ルックスはあまり関係がないと言われていますし、風俗経験者は体験談として「No1は、あまり可愛いくない子。
でも可愛く見せる努力をしている子」と語ります。
向いている子 =稼げている子で間違いはないでしょうが、稼げている子の全てが初めから向いている子だったのかは分かりません。
何かの出来事をきっかけに気持ちを入れ替えて稼げるようになった嬢もいることでしょう。
「どうせ向いていない」と諦めるのではなく、一度自分を見つめ直す必要があるのではないでしょうか。
コメント