スマホのアルバイト情報でよく見かけるのが「脱がない・舐めない・触られない、誰でもできる簡単なアルバイト」という「3ない広告」、オナクラの求人広告です。
これまでに風俗で働いたことのない女の子にとってはとても魅力的な風俗アルバイトに思えるのでしょう。
オナクラ面接にはたくさんの女の子が集まります。
ちょっとしたお小遣い稼ぎになればと軽い気持ちでオナクラの面接を受けたところヘルスやデリヘルで働くことを勧められたという話も耳にします。
どうしてオナクラの面接なのにデリヘルを勧められるの。
そんな時はどうしたらいいの。
そんな疑問にお答えします。
風俗嬢はいったい何人くらいいるの？
風俗で働いている女性はどのくらいいるのでしょうか？
「夜の経済学」（飯田康之、萩山チキ）発売２０１３年という本に書かれていましたので紹介します。
この本では、何らかの形で射精を伴うことを基準に「フウゾク」を定義し、そこで働く女性を「フウゾク嬢」としてその人数を導き出しています。
指定許可稼働店舗＝約1万点
1店舗当たりの推定従業員数=29人前後
フウゾク嬢＝約30万人
とのことです。
成人女性の200人に1人が風俗嬢になる計算です。
予想外に多い数に少し驚いたではないでしょうか。
では。
オナクラで働いている女の子の数はどうなっていると思いますか？風俗サイト等で確認できるオナクラ店はおよそ200店、つまり風俗嬢のうちオナクラで働けるのはわずかに２パーセントという結果になるのです。
オナクラが狭き門であることはおわかりいただけたと思います。
風俗店が求める人
風俗店が一番採用したいのは、ずばり「風俗未経験者」です。
男性はやはり女性に「初々しさ」「清楚さ」を求めるようで、風俗店でも入店して3ヶ月くらいまでの女の子を「新人」として大々的に前面に出すことが多いのです。
「新人」は人気があり、女の子も新人の間は良く稼げます。
約30万人もいるとされるフウゾク嬢、女の子にとって風俗で働くことは以前に比べて抵抗感がなくなってきているのかもしれません。
それでも風俗未経験の女の子を新規に採用することは簡単なことではありません。
求人広告の主体が一般の人が目にするスマホのネット広告になってきたのも当然の流れかもしれません。
初めて風俗でアルバイトをしようと思う子が「できるだけハードなプレイ」はしたくないと思うことは当然のこと、「脱がない」「舐めなない」「触られない」というオナクラは風俗未経験者を集めるのに最適な広告なのです
オナクラの面接で他の業種での仕事を促される理由
系列店で働くことを勧められる
オナクラは「脱がない」「舐めない」「触られない」という「３ない」を謳い文句に求人広告を出して、初めて風俗バイトする女の子に人気が高い業種で実際にたくさんの風俗未経験者が面接に来ます。
オナクラは風俗店としては歴史も浅く、店舗数も全国で約２00店と少数派です。
もともと少ない店にたくさんの女の子が面接に来るのですから当然審査基準も厳しくなり、女の子のレベルは高くなります。
風俗店の経営者は、オナクラ以外の風俗店を持っていることはごく普通のことです。
ヘルスの系列店であることも少なくはありません。
面接に来た女の子が「オナクラ」で働けるレベルではない時に系列の店でのアルバイトを勧めることはよくあることです。
オナクラ専門店ではない
オナクラは男性が女の子にオナニーを見てもらうのが基本で、やってもらっても手コキまでと、ややマニアックな遊び方です。
専門店として経営するのは難しいですが、少しでもお客さんを取り込みたい普通のヘルス系の店舗が「ナクラコース」「手コキコース」を設定していることもあります。
そんな店の「３ない広告」を見て面接に行っても、言葉巧みにヘルスコースで働くことを勧められる可能性は高いと言えます。
そもそも「オナクラ」求人広告が架空である
風俗未経験者や若くかわいい女の子が応募してくるオナクラは嘘の求人広告に使われることが多い業種です。
悪質でしかも一番多いケースがオナクラ店でない店や派遣業者が人集めのためにオナクラの広告を利用するものです。
知らずに面接に行ってしまうと強引で執拗な勧誘を受けることがあります。
悪質な勧誘に会わないために
男性向けサイトを確認する
女性用の求人サイトだけではなく男性客向け広告サイトも確認しましょう。
オナクラ、店の名前、住所を入れて検索すれば簡単に出てくるはずなのでしっかりと内容を確認してください。
その店がオナクラ店でなかったり、オナクラコースのあるヘルスなら面接に行ってはいけません。
ましてや男性向けサイトがないようなら、架空広告の可能性が非常に高いです。
ただ、最近はだます側も巧妙になってきており、偽の男性向けサイトを作っていることもあるようなので注意してください。
口コミ、体験談は参考程度にする
店のサイトに働いている女の子体験談やブログ、その店の口コミが掲載されていることがあります。
すべてがそうとは言いませんが、やはり店の都合のいいことしか書かれていないと考えた方がいいでしょう。
街での直接スカウトには注意する
かわいい女の子が街を歩いていると「オナクラ」のスカウトを受け面接をすると言ってそのまま事務所に連れて行かれることあります。
街での直接スカウトは悪質なケースが多くとても危険です。
もしスカウトに興味があるならそのままついて行かないで、「後でこちら連絡する」と言って相手の連絡先を確認しましょう。
スカウトが連絡先を教えるのを渋ったら危険信号です。
やめた方がいいでしょう。
大手の求人サイトを利用する
風俗求人サイトはたくさんありますが、それらを利用するなら実績の多い有名大手のサイトを利用しましょう。
求人サイトを長く運営するのは信用が第一です。
大手サイトは悪質な広告を排除する努力をしていますので安心して利用できます。
面接での手口
オナクラ面接でヘルスやダリヘルで働くことを勧めるときに相手は
「貴女のレベルではオナクラでは無理だし、指名が取れないので稼げない」
「オナクラでも稼ぐためにはオプションで服を脱がないと稼げないよ。」
「オナクラでもいろんなサービスをしないといけないよ」
「ヘルスの方がバックも多いからもっと稼げるよ」
等といって系列や提携をしているヘルスやデリヘルで働くことを勧めます。
人材紹介や派遣業者は女の子を獲得出来たら高額のバックがあるのでやり方はかなり強引で巧妙・執拗になります。
もしデリヘルで働くことを促されたらどうしたらいいの？
はっきりと断りましょう
貴女にその気がないのなら早くはっきりと断りましょう。
面接の相手は海千山千の交渉のプロです。
おだてたり、泣き落としを試みたりとあらゆる手段で貴女の気持ちを変えようとします。
その手に乗ってはいけません。
断ったら店の人に悪いとかは絶対に思わないことです。
一刻も早く帰りましょう
「トップレスだけ」「キスくらいは」等相手は言葉巧みに少しずつハードルを上げて、貴女の抵抗感を減らしながら思い通りに誘導していきます。
話を聞けば相手の術中に落ちてしまう可能性はとても高いです。
とにかく一刻も早く事務所から帰えりましょう。
相手の誘いには乗らない
オナクラの面接でとりあえず体験入店だけでもとヘルスに連れていかれて、お客さんに付けられたという女の子もいます。
またスリーサイズの確認といって服を脱ぐことを要求したり、店の広告用として写真を撮られるようなケースもあるようです。
一度経験させてしまえば何とかなるという考えなのでしょう。
「ちっとだけ」「一度だけ」そんな相手の誘いには乗らないでください。
警察への通報をためらわない
面接の中には、事務所で複数に取り囲まれたり、いくら断ってもなかなか帰してもらえない、大声で脅かされるなどといったかなり悪質なケースもあります。
そんな時は警察に連絡しましょう。
そのためにも面接を受ける時は携帯電話を身に着けていましょう。
また、暴力を受けた時は被害届を出す方がいいでしょう。
また相手に連絡先を知られた時は警察の相談窓口に相談しておきましょう。
貴女の身を守るためです、面倒くさいとは思わないことです。
求人サイトに通報、口コミに書きこみましょう。
貴女が安心して風俗の面接が受けられるため、また他の人が被害に会わないためにも 悪質な業者は排除するのが一番です。
風俗業者にとって求人サイトに掲載されないことは大きなダメージです。
しっかりと懲らしめてやりましょう。
まとめ
オナクラ求人だけではなく、マッサージ嬢の募集や、モデル勧誘など女性を勧誘する手口は
ますます巧妙で悪質になってきています。
そんな悪質業者に騙されないためには、きちんと
情報を判断し、正しい情報を発信していくことが大切です。
いつか悪質業者がなくなり、女の子が風俗で安心して働けるようになればいいと心から思います。
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