風俗店を辞める事を伝えたらお店の人に脅される事ってある?

風俗全般
PrintMart / Pixabay

風俗業界には怖いイメージがありますよね。
借金の末にヤクザなどに風俗で働くよう強要されて、辞めたくても辞めさせてくれない。
逃げようものなら実家や知人に風俗で働いていたことをバラすと脅される、など。
一般人がこのようなイメージを持っているのは、主にマンガや映画のストーリーから印象付けられているためですが、もしこれが本当なら、風俗で働こうかと考えている人にとっては足枷になってしまいます。
風俗店を辞めると告げることでお店の人に脅されてしまうようなことは本当にあるのでしょうか。

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たとえ飛んでもお店に脅されることはほぼない

Ok結論から言いますと、たとえある日突然飛んでしまってもお店のスタッフがしつこく追いかけてきて脅してくるようなことはまずありませんし、怖いヤクザやチンピラが出てくるなんてこともありません。
飛んでしまったのがお店の看板嬢だったとしてもです。
なぜなら、女の子が飛んでしまうようなことは風俗業界では日常茶飯事だからです。
大勢いるうちの一人の女の子が飛んでしまったからといっていつまでも追いかけるのは時間と労力の無駄でしかありません。

お店の店長やスタッフは、働く女の子よりも圧倒的に長い時間働き、休日もほとんどない状態です。
その上飛んだ女の子を追いかけるとなると、体はいくつあっても足りません。
人気嬢だとやはり戻ってきてほしくて説得をするためにしばらくは連絡が来るかもしれませんが、無視するかはっきり戻る気はないと伝えればそのうち諦めます。
入店時にだいたいどこのお店でも契約書に署名させられます。
その契約書の内容には「辞めるときには数か月前に知らせてください」という内容が書かれていますが、このような契約書を交わした場合でもしつこく追いかけてくるようなことはほぼないので心配無用です。

ですが、社会人として辞めることを一言告げるのは必要最低限のマナーといえます。
長く在籍したお店なら尚更、辞めるときには事前に伝えた方がいいでしょう。
伝えるタイミングはお店のスタッフとの関係性も関わってきますが、1か月から2週間前がベストです。
残り1か月しかいないとなるとこれまで指名してくれたお客さんたちが最後に会いに来てくれたりして指名にも繋がります。
どうしても前もって言うのが不安な場合は、自分で決めた最終出勤日の後にLINEやメールで辞めることを告げるのがいいでしょう。
この時、ただ辞めることを伝えるだけでなく、「実家に帰る」「結婚が決まった」「体調を崩した」など、お店が引き留めにくい言い訳を用意しておくべきです。

ただし、極力前もって退店の意志を告げ、円満に辞められる努力をしましょう。

お店に脅された風俗嬢の話

今の時代、ほぼ100%お店から脅されるようなことはありませんが、過去お店から脅されたという怖い経験をした女の子もいます。
ソープで働いていた女の子が仕事を続けていくことに限界を感じ、お店のスタッフには何も告げずに飛びソフトサービス店へ移籍しました。
移籍後しばらくしてソフトサービス店で働いていることが前のお店の店長にバレ、しつこく電話がかかってくるようになり、「店に戻ってこい。戻ってこなければ実家に行く。」と脅されたそうです。
その後も何度も何度も同じような電話がありました。

電話別のスタッフからも連絡があり、「店長はキレると何をするかわからない。とりあえず1か月だけでも戻ってきては?」と、店長とは違い優しい口調ではあったものの、結局は店長と同様に店に戻ってくることを勧めてきたそうです。
また、別の女性はきちんと辞めることを告げた上でお店を退店したにも関わらず、退店後間もなく「退店手続きをしないと退店できない。直接会えないなら家に書類を送ることになります。」と連絡があったとのこと。
これらはすべてただの脅しでしかなく、あまり心配する必要はないのですが、万が一脅すようなことを言われてもひたすら無視を貫くことがベストです。

どんなに脅したり諭したりしても、何をしても戻ってこないとわかればいずれ諦めます。
あまりにもしつこかったり恐怖を感じた場合には、勇気を出して警察に相談しましょう。
警察は原則事件が動いてからでしか動いてくれませんが、脅されたとなると立派な脅迫罪です。
脅迫罪は刑事事件ですので、通報すれば警察は動かざるを得ません。
お店からの脅しの電話やメールは証拠として残しておくべきです。
また、脅しではなく本当に家族や知人にバラされ、それにより損害があれば損害賠償を請求することができます。
損害賠償の請求などについては弁護士に相談するといいでしょう。

警察や弁護士には相談したくないという場合でも、嘘でもいいので「あまりにしつこいので弁護士と警察に相談しました。」と言ってみてください。
その場では悪態をつかれるかもしれませんが、風俗店側も警察などとは疎遠にしておきたいものなので、直に諦めてくれるはずです

脅されないけど嫌がらせされることはある

繰り返しいいますが、退店の意志を告げることで引き留められることはあっても脅されるようなことはありません。
しかし、退店を伝えた後、または退店後に嫌がらせを受けた女の子はちらほらいます。
他グループに移籍後、新しいお店で見えチャットに出演中、その見えチャット内で本名などの個人情報をバラされたという女の子や、ネットの掲示板で個人情報を晒された子、移籍後のお店に「○○ちゃんを返してください」と前の店のスタッフから電話がかかってきた子もいるそうです。
これらは稀ではあるものの、スタッフの質が悪いグループではこのような嫌がらせを受けることもあり、これを回避するためには評判の悪いグループ傘下のお店では働かない、辞める際には円満に辞められるように気を付けるということしかできません。

とは言え入店前にはそのお店がどんなお店かなんてわからないですし、自分が円満に辞められるように気を付けていても、まともでないお店なら一方的に攻撃してくる可能性もあります。
嫌がらせを受けた場合には、嫌がらせ内容に応じて移籍後のお店の店長、または弁護士に早急に相談してください。

絶対に逃れられないケース

女の子に非がなければ風俗店に脅されるようなことはまずありませんが、仮に女の子に非があったとなれば話は別です。
例えばバンス制度を利用していたり給料を前借していたにも関わらず、お金を返さずにお店を飛び、再三の警告にも関わらずお金を返さないとなれば、お店は本当に実家まで押しかけてくる可能性もあります。
お金お金を借りたのなら例え相手が風俗店であったとしても返済の義務を果たさなければなりません。
借りたものを返さずに飛んだとなると、逆に女の子側が訴えられる可能性もありますから、お金の貸し借りにだけは注意して下さい。

まとめ

女の子がお店に何の迷惑もかけていないのであれば、辞めることを伝えたからと言って脅されるようなことはありません。
お互い嫌な思いをしないためにも辞めることは事前にお店に伝えてから辞めるべきです。
もちろん引き留められるでしょうが、一切引き留められずにあっさりOKされるよりは、辞めることを惜しんでもらえた方が嬉しいのではないでしょうか。
ただし、あまりにもしつこく引き留めたり脅してくるようなことがあった場合にはその嫌がらせの証拠を確保し、すぐに警察や弁護士に相談するようにしましょう。

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この記事を書いた人

現役風俗嬢のみなみです。
デリヘルで働きながら、ライター兼ブロガーをしています。
風俗の仕事で疑問に思ったことや女の子に知っておいてほしい事を記事にまとめています。
参考になればと思っています。
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