風俗で働く女性にとって、性病予防はとても大切です。
性病に感染してしまったら、自分の体に異変が起きるだけでなく、お仕事が続けられなくなってしまいます。
完治するまではお仕事をお休みしないといけないのでお金を稼げなくなってしまいますよね。
もし性病を隠して働いてお客さんに移してしまったら、クレームになり、職まで失ってしまう可能性もでてきます。
安全に風俗でお仕事できるようになるには、まずは正しい知識を持ち性病予防することがスタートです。
そして毎月、自分自身のために検査をしておく事が大事です
今回は、風俗で働く女性が特に注意しなくてはいけない性病と症状、うつるしくみ、そしてどうすれば性病予防することが出来るか?などについてご紹介します。
風俗嬢が感染しやすい性病の種類と症状・予防法
性病は人と人が粘膜を通じて接触することによって感染します。
空気感染はしません。
粘膜同士なので口と口での接触でも相手が性病に感染していればうつる可能性があります。
口の中に傷があったりすると感染リスクが高まります。
性病に感染している男性から体を舐められた時に傷があっても性病に感染する確率があります。
性病の感染リスクが最も高くなるのは性器との接触です。
具体的には風俗の基本プレイのキス、ペッティング、素股、フェラチオ、セックスなどはすべて性病に感染する可能性があります。
風俗で働く女性にとって性病はとても身近な存在ですから注意が必要です。
ただ性病に感染している男性と接触したから100%性病に感染するのではなく、感染しないこともあります。
クラミジア
風俗嬢に限らず、男女ともに一番感染しやすい性病です。
潜伏期間は1週間~1ヶ月ほどあります。
また感染しても症状が現れないケースもあります。
風俗嬢は、フェラチオなどで喉にも感染するので、喉の痛みを感じたときも、一度検査をしたほうが良いでしょう。
主な初期症状は性交渉のときに下腹部に痛みを感じるや不正出血、おりものが多くなります。
治療せずに放置すると激しい腹痛が起き、子宮外妊娠や卵管性不妊症に陥る危険性があります。
HIVの感染リスクが5倍にもなるといわれています。
性病予防法は精液に直接触れるのを避け、オーラルセックスによる感染に注意することです。
梅毒
近年流行している性病です。
潜伏期間は2~3週間ほどあります。
口に梅毒の病原菌がいるとキスでも感染しますので、十分に注意しなければいけません。
主な初期症状は陰部にしこりができ、股の付け根のリンパ節が腫れてきます。
全身に発しんが出る場合もあります。
症状が進行すると皮膚や筋肉、骨にしこりやコブが出来たり、脱毛したりします。
性病予防法はイソジンなどでしっかりうがいをすることです。
性器ヘルペス
感染力がとても強く、お風呂の椅子やタオル、トイレの便座などでも感染します。
潜伏期間は2~14日ほどあります。
衛生管理されていない風俗店の場合は感染リスクが高まるので注意が必要です。
主な初期症状は軽い水ぶくれのような赤いぶつぶつができ、発熱します。
陰部に激しい痛みやかゆみを感じます。
症状が進行すると陰部の痛みから排尿が困難になる場合もあります。
性器ヘルペスは、一度感染すると体内から病原菌が取り除けないため、一年以内の再発率が8割以上になるそうです。
症状が落ち着いたとしても、疲れた時や体調不良などがきっかけで、再発してしまうことが多いです。
性病予防法はコンドームを着用してもらうことです。
淋病
男性の場合は激痛や、黄色い悪臭を放った膿が出ます。
ひどくなると歩けなくなったりします。
女性の場合は発症しても症状に気づかない場合が多いです。
またオーラルセックスなどで喉に淋病がうつることがあります。
潜伏期間は2~14日ほどあります。
主な初期症状は、おりものが増え、不正出血が起きます。
陰部にかゆみや痛みが出たり、悪臭がします。
症状が進行すると不妊に繋がる可能性があります。
性病予防法はコンドームを着用しオーラルセックスによる感染に注意することです。
カンジダ症
カンジダというカビが性器に繁殖してしまうと発症する感染症です。
カンジダはもともと体の中にいる菌ですが、ストレスや体力が落ちているとカンジダが増殖して、強い臭いやかゆみなどを引き起こします。
男性よりも女性の発症率が多いです。
主な初期症状は陰部の強いかゆみ、陰部の炎症と痛み、チーズのような白いおりものがでるなどです。
症状が進行すると排尿ができないほどの陰部の痛みに襲われます。
性病予防法は生活リズムを整え免疫力を高めることです。
性病検査の方法は風俗店によってさまざまです
性病は潜伏期間といって症状に表れない期間があります。
性病予防の為にも定期的に一カ月に一度は受けたい性病検査ですが、特に法律などで決まっていないので風俗店側の対応は様々です。
全員に必ず検査を受けるように指導し、結果を報告しなければいけない性病予防に力を入れている風俗店もあれば、 女性に任せている風俗店もあります。
検査費用も負担してくれる場合や自己負担など様々です。
性病の疑いがあるときは婦人科か産婦人科の病院に行って検査するのが望ましいですが、時間のない女性は自分で検査する方法もあります。
調べたい病気や思い当たる病気を調べ、該当する性病検査キットを通販で購入します。
郵送で届くので、説明に沿って自分で検査をし、検査所に郵送するだけです
ただ性病検査して陽性だとわかった場合は市販の薬では治療ができませんのでお薬をもらいに婦人科などのお医者さんに診察してもらう必要があります。
性病検査キットは手軽に購入できるので、おかしいな?と思ったら早目に購入し性病予防に努めましょう。
風俗嬢が自分で出来る性病予防
自分で性病予防をすることによってうつるリスクをかなり減らすことができます。
お客さんの体をしっかり洗う
接客前に殺菌力の強いソープで男性の体をできる限り隅々まで清潔に洗いましょう。
歯磨きやイソジンなどの消毒液をつかってのうがい、シャワーと消毒液をつかって男性の性器周辺を洗いましょう。
風俗店によってはシャワーを浴びる前に性的サービスを行なうお店がありますが、そのようなプレイは性病感染のリスクを考えるとあまりおすすめできません
接客後は念入りに自分の体も綺麗に洗いましょう。
排尿とうがいは細菌が体内に入ってこないように必ず行うようにしましょう。
イソジンやグリンスを痛がらないか?
肌が荒れるなどの理由でグリンスを嫌がるお客さんもいますが、性器だけはグリンスで洗わせてもらいようにお願いしましょう。
性器に病気や傷など問題がある場合、しみると痛くなります。
先に膿が溜まっていたり、変なできものやブツブツがあったら必ずコンドームを着用しましょう。
見た目や臭いがひどい場合はサービスを中断しスタッフに相談しましょう。
爪が伸びていないか?汚くないか?
風俗店の中にはサービスにはいる前に男性スタッフが爪のチェックをするお店もありますが、もしチェックがない場合は自分で確認しましょう。
爪が伸びていると、膣内や体に傷をつけられてしまう可能性があります。
ツメの間に汚れがある場合はそこから細菌の感染する可能性もあるので、自分の目でしっかり確認しておきましょう。
免疫力を高める
免疫力を高めるには栄養のあるものを規則正しく摂取し、質のいい睡眠と適度な運動により体温を上げる事が重要です。
免疫力がアップすると、性病だけではなくいろいろな病気にかかりにくい健康な体になります。
自然と性病予防にもつながります。
反対に免疫力が下がっているときほど性病にかかりやすいので風邪気味など、体調がよくないときは出勤を控えましょう。
生理中はお休みする
生理中の膣内はデリケートで免疫も低下しているので性病にも感染しやすい時期です。
性病予防の為にも、無理をせず、お休みをとりましょう。
風俗店の中には生理中でも出勤しなくてはいけない場合がありますが、出来るだけハードなサービスは断るようにしましょう。
リップサービスのない店を選ぶ
風俗の中でも性感エステ店やオナクラ店は基本的にリップサービスがありません。
性病にかかるリスクも少なくなります。
コンドーム着用の風俗店を選ぶ
性器と性器の接触が少なくなり口で直接触れないので感染の確率が低くなります。
コンドームを出来るだけ早目に装着することで性病予防につながります。
まとめ
性病に対しての知識を持ち、自分で対策をしておけば、性病にかかる可能性をかなり減らすことが出来ます。
最終的に自分の体を守れるのは自分だけです。
心も体も安心してお仕事に取り組めるように、性病予防をこころがけましょう。
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