風俗業における「出稼ぎ」は、地方から都市圏へというパターンと、その逆である都市圏から地方へ、というパターン、大きく２種類存在しています。
前者は都市圏の需要にこたえる形でおこなわれますし、後者は地方の都市化（地方のお店でもやり方次第で活性化は可能です）を目指す形で、今や双方のアプローチが活発におこなわれています。
需要があるがゆえに、双方ともに、結構好条件が提示されていることも、ネットなどでよく見かけます。
実際のところ、出稼ぎの保証額は、求人情報に掲載されている額がそのままもらえるものなのでしょうか。
このあたりの実態を調査してみました。
保証額の実態
求人情報はたくさん存在している
風俗の出稼ぎの保証は、地方から都市圏への場合でも、その逆の場合でも、生活拠点を変える従業員をより確実に確保するために、たいていの求人情報で、触れられているものです。
出稼ぎの求人自体、ネットを中心に、非常に多く存在しています。
ニーズのあるところに存在している求人は、いわば「活きた求人」ですので、これだけたくさん存在しているということは、働き手にとっての条件が多様になったり、条件の底上げにもつながっている、といえます。
あまりにも現実離れした条件はともかく、ほとんどの保証条件は、ニーズに裏打ちされたものである、といえそうです。
トータル額とバック額
とはいえ保証額の内訳は、それほど詳細に記載されているとは言い切れないところもあります。
というのは、保証額というものは、トータルとバックに大別されるからです。
トータル額は、文字通り売り上げや経費などを含んでいるものです。
これに対してバックとは、働き手である嬢に支払われるものですが、ここには若干の差異があります。
そのほかにも、期間や時間を指定している場合もあります。
保証額を支払う前提として、「何か月以上」や「何日以上」といった前提条件が付けられていたり、保証額自体はコミットされていても、実は「初日や特定日の一日保証」であったりもするようです。
このあたりは、面接や事前のメールや電話のやりとりにてしっかり確認する必要のあるものなのですが、求人情報には明記されていない場合も少なくありません。
ともかく若干の計算が必要なことは、ほぼ間違いないといえるでしょう。
保証割れという事態も前提条件次第
また、保証の額がしっかり提示されている場合でも、前提条件をクリアできなかった場合には、「保証割れ」という事態もおこりえるものです。
これは、風俗求人に限った話ではなく、一般企業、特に営業職の場合には、よく見かけることであり、事前の交渉や情報収集がいかに重要か、ということを示しているものです。
また、保証割れを起こしてしまった場合には、出稼ぎの際に離れた地元に帰ることになり、帰りの交通費や滞在費など、本人の持ち出しになってしまうようなことも起こり得ます。
このあたりを考慮して、アクションを起こすべきでしょう。
面接で保証額や条件が変わる？
お店や経営者の方針にも依存する
また、事前のやり取りの時点では発覚しなくても、現地にいって面接にまで進んだ際に、諸々の条件の変化が起こる場合もあります。
これは、個々の人間の相性の問題も関係していますが、実際に会ってみて初めて、お互いの目指している方向の違いが露見するような場合もありうる、ということです。
お店やお店の経営者は、独自性を持つために、ある方針や一定のコンセプトを掲げている場合が多いものなのですが、そのコンセプトにあうかどうかは、実際に従業員候補の女性と出会ってみて、評価が確定することが多いものです。
これは、働き手である女性側にも言えることで、事前の情報収集の際には特に問題を検知していなかったとしても、面接などで実際に出会って話した際に、「お店のコンセプトが合わない」、「店長や従業員と相性が良くない」など、問題を検知することもあります。
こういったことはお互いに発生しうることであり、そこで保証額や条件が変わってしまうことも、決してレアケースではない、と考えられます。
容姿によっても保証額が左右する？
それから一般的に、保証額が変わる、または保証割れが起こるリスクとして大きいと思われていることに、「容姿」があります。
求人情報では、年齢や容姿、スタイルなどを、それほど厳しく条件付けをしているようなことは、ほとんどありません。
これは、求人する側からすれば、門戸を大きく広げるという意味では妥当なアプローチであり、なんら珍しいことではないのですが、接客業であり、なおかつ非常に特殊な業種である以上、容姿は条件を確定させるうえで、非常に大きな要素である、と思われがちです。
しかし、結論から述べると、実際には、容姿はそれほど大きなポイントにはならない（特に都市部から地方への出稼ぎの場合）、と考えられます。
なぜならば、（お店のコンセプトにもよりますが）地方でお店を存続させるには、なによりも従業員の確保が優先事項であるからです。
それに、情報化が極端に進んだ現代においては、某有名ＥＣサイトのような、ロングテール現象が一般的になりつつあります（これは、ＥＣサイトの普及や不況の長期化によって、ニーズの細分化が起こり、「品揃え重視」、つまり「質より量（風俗の場合は従業員のタイプの数、バラエティーに富んだ女性を揃えること）」に重点を置かれることが、以前よりも一般的になってきたことも関係しています）。
ですので、容姿が保証額に関係する云々は、あまり気にしないで良いのではないでしょうか。
「見た目が８割」という情報もある
地方に出稼ぎに行く場合には、一般的には容姿はそれほど問題にならないとはいうものの、地域やお店によっては、容姿こそが保証額を決めるという、いわば「見た目が８割」、というところも、存在するにはしています。
こういったところの場合には、身長や体重、似ている芸能人など、かなり細かな採点基準を設けていることもあり、注意が必要です。
もっとも、地方において容姿にシビアなところがそれほど多数派ではない、ということもあるので、「自分に合わないな」と思ったら、別のところを含めて、広くアプローチしていけば、希望の保証額に合致するお店を見つける確率は、アップするのではないか、と思われます。
まとめ
出稼ぎには、都市部から地方へ行く場合と、その逆として地方から都市部に行く場合がありますが、前者の場合には、イメージよりも求人がたくさんあり、保証額が額面通りである、という例も、結構見受けられます。
とはいえ連勤や勤務時間など、「前提条件」が付いていることも多く、トータル額とバックの割合も、結構ばらつきがあるようです。
このあたりは、事前の情報収集によって、しっかりクリアにしておきたいところです。
さらに、お店や地域の中には、「容姿一発」という、見た目重視のお店もあるにはあり、すべてそうではないにせよ、それなりに考慮しておく必要はありそうです。
ここでいう「容姿」とは、顔だけではなく、身長や体重スタイル、ルックスのランク（芸能人のルックスランキング、宣材写真などが参考になります）など、評価対象は全身になりますので、自信のあるところはとりあえず磨いておく、ということも有効です。
ということで、出稼ぎの保証金額が、求人に掲載されている額そのままであるか否か、というクエッションに対しての答えは、「結構お店や地域に依存して変動する」、ということが言えそうです。
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