風俗店で働いていると、どうしても許せないお客様に出会う事が有ります。
酷いことをされたり、禁止行為をされたりすれば文句なくNGや出禁にできますが、それ以外をNG指定することはできるのでしょうか？ここでは、風俗嬢がNG指定をしたり出禁にできるのはどんなお客様なのか？という点と、他の風俗嬢が出禁にしているのはこんなお客様！！という点をご紹介します。
出禁とNGの違い
風俗店で出禁・NG客とはよく聞きます。
では、実際にどのような条件で出禁・NG客になるのでしょうか？出禁とNG客の違いを見ていきましょう。
まず、出禁はお店で働く女性のうち何人かがNGを出した場合になることが多いです。
要は、どの女性にも禁止行為を迫るなど、お店にとって厄介な客のことです。
出禁は、お店側が「もう迷惑なので来ないで下さい」とするため、よっぽどの違反です。
しかし、病気の疑いがある、警察沙汰やケガをさせ病院送りにするなど、一度でもお店にとって大きなマイナスになる行為をしたお客様は即出禁となります。
NG客は、働く女性が「あの人にはもう付けないでほしい」というお店側への注文です。
例えば、ワキガ臭が耐えられない、真性包茎でいかせられない、恋愛感情を持たれた、生理的に無理など、他の女性なら大丈夫かも知れないけれど、自分には対応が難しいという場合にお店に相談する事ができます。
本番行為をしようとする客
NGや出禁になる客で最も多いのが、ソープ以外の店での本番行為の強要です。
また、本番行為がサービスに含まれているソープであっても、無理矢理に生本番をしようとするなど、ルール外のプレイをしようとする場合はNG、出禁になります。
本番行為の他にも、無理な指入れなどの乱暴行為も対象になります。
きつく噛み付く、イマラチオをさせる、叩くといった行為ももちろん含まれます。
お店で働く女性は商品ですので、傷付ける行為もNGなのです。
特にSM店でM嬢をする女性には、首を絞めるなど危険な行為を行う客も居り、病院送りになる女性も居ます。
そんな事をする客は即出禁になります。
ストーカー化する客
ストーカー化してしまい、しつこい付きまといをする、身辺を執拗に調べるなど困る行為をするお客様も居ます。
お店の周りで待ち伏せをすることもありますし、家まで付けて行ったり、電話番号を調べたりすることも・・・
自分の知らないうちに個人情報を握られていることもあります。
拒否すると、周囲に風俗嬢であることをばらすと脅して来たり、実家に働いている写真を送りつけたり、悪質行為をする人も居ます。
お店ではあくまでお客様と風俗嬢の関係なのですが、身体の関係がある=自分の物のように大きな勘違いをする男性も居るのです。
こういったお客様には、お店が出禁になるのはもちろんの事、お店側にも警察にも協力してもらって解決するしかありません。
法律事務所などがストーカー対策をしてくれるところもあるため、早めに証拠を集め、エスカレートする前に対策が必要になります。
しつこく口説いてくる客
しつこく口説いてくるお客様もNG・出禁の対象になります。
恋愛感情を持たれる、本名や住所をしつこく聞いてくる、メールがしつこい、店外デートの誘いがしつこいなど、女性が困る行為をするからです。
しかし、メールなどを拒否したら後が怖い・・・と考え、お客様に付き合ってしまう女性も居ます。
そうなるとますます調子に乗りエスカレートしていくため、早めにNG客としてお店に相談した方が良いでしょう。
やんわり他の子を進めてもらったり、悟られることなくフェードアウトできるようにしましょう。
お客様に言う？お店に言う？
NG行為や禁止行為が有った際、風俗嬢自身がお客様に直接きっぱり伝える派と、お店から言ってもらう派に分かれます。
理想は、自分自身で上手にお客様へクギを刺すことですが、それにより逆上し、嫌がらせをされる恐れがあります。
それが怖い場合は、お店のスタッフへ詳細を伝え、対応し貰えるようにしましょう。
同時にNG客指定もできます。
お店側も、禁止行為や危険行為をするお客様は迷惑なものです。
できればそういう傾向のある客には、早めにクギを刺し、働く女性に迷惑や危険が及ばないようにしたいと考えるはずです。
万が一、相談をしても何の対策も取らない店があれば、そこは良い店とは言えません。
指名が少ない女性はNG・出禁にしにくい？
指名が少ない不人気嬢が、お客様をNG・出禁にしたい場合、お店側に申告し辛いものです。
貴重な指名客を手放すことになり兼ねないので、お店側から嫌がられるのではないか？と考えるでしょう。
しかし、我慢して対応を続けても、いつかギブアップする日が来ます。
そんな時、お客様が他の子に「あの子はこんなことも許してくれたよ？」と言われると、自分の信用を低下させます。
結局働き辛くなり辞めることにもなるでしょう。
そうなる前に、きちんとお店に相談し、NG客指定した方が良いでしょう。
その分、他の指名客を取れるように頑張るのです。
不人気嬢は、いきなり出禁を要望するのではなく、NG客に指定する方が安全です。
お店側には角が立たないよう、他の子を進めてみて欲しいという提案をするのも良いかも知れません。
デリヘルの場合は偽名に注意
デリヘルでは、予約時に顔が見えない事が多いため、偽名に注意です。
一度出禁にしたのに、偽名を使い新規顧客のふりをして会いに来る男性客も居るのです。
もし、新規のふりをして会いに来ても、よっぽどの事が無い限りは、プレイをする女性が多い様です。
しかし、常にスタッフへ連絡できるように準備しておき、不審な動きがあれば即助けを求めるようにします。
偽名を使う時点で「自分は出禁客である」という自覚はあるのです。
そのため、対応を改めている場合もあります。
万が一、危険を感じる相手であれば、待ち合わせで判明した段階でお店にヘルプを出す事も重要です。
お店の禁止行為と自分のサービス内容を把握する
働く際に、お店の禁止行為と自分の可能オプションサービスをきちんと理解しておくことが大切です。
中には、本番禁止は表向きだけで、実は本番可能な店もありますし、「え！？こんなオプション許可した覚え無いのに・・・」というオプションが付けられていたりします。
自分とお店のコンセプトに齟齬があると、プレイ中にお客様と揉める事にもなり兼ねませんので、事前にお店の方向性と自分のサービス内容はしっかり把握しておきましょう。
その上で、修正事項があれば早めに直しておきましょう。
まとめ
風俗嬢は一日に何人もの接客をしなくてはなりません。
中には無理矢理禁止行為をしようとしたり、生理的にどうしても対応が難しいお客様も居ます。
そんな時、禁止行為には毅然とした態度で断るべきですし、それ以外は善処した上でNG客の申し入れをするかを検討しましょう。
NG客を指定するのには、人気嬢も不人気嬢も関係ありません。
ケガをさせられたり病気を移された場合、嫌がらせ、ストーカー行為をした場合は、出禁を言い渡すことも可能です。
いずれにしても、お店に相談し、お店から言い渡して貰うのが安全です。
しかし、中にはNGや出禁の申し入れを受け入れないお店もあります。
そういったお店は悪質店です。
女性の働きやすさを第一に考えているお店は必ず対応してくれます。
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