風俗の中でも女性器を一番酷使するソープで働く風俗嬢は、不正出血などのトラブルが起きやすいものです。
予期せぬ出血が起こると、仕事が出来ませんし、なにより「病気なの!?」と不安になってしまいます。
不正出血の症状は様々ですが、その原因はどんなところにあるのでしょうか?
ここでは、不正出血の原因とリスク、その治療法についてご紹介します。
不正出血は軽く考えないこと
不正出血は、生理ではないのに性器から出血する事を言います。
女性の性器はとてもデリケートで、ソープ嬢でなくとも不正出血を経験している女性は多いものです。
不正出血の原因は病気・傷・ホルモンバランスと色々なものがありますが、軽く考えていると取り返しのつかないことになる場合もあります。
また、性器のどこからの出血であるかは、見た目では判断できません。
きちんとした検査が必要になり、症状に合わせた治療が必要になります。
すぐに治まるからと、自己判断はしないようにしましょう。
病気が原因の不正出血
病気が原因で不正出血を起こす事があります。
不正出血を起こす病気も性感染症(性病)から癌まで様々です。
不正出血を起こしやすい性感染症は、トリコモナスやクラミジアです。
多くなったおりものと一緒に不正出血を起こすことが多い様です。
性感染症での不正出血を放っておくと、子宮内膜症など、治り辛い病気へ変化することもあります。
更に、トリコモナスやクラミジアのような性感染症に罹ると、膣内の粘膜が弱り、免疫力が落ち、他の性感染症にかかりやすくなります。
そのため、HIVなどの性感染症も同時にかかる危険性が高まります。
放置せず、その都度きちんと治療する事が性感染症を予防するために重要なのです。
また、性病検査が全て陰性の場合、考えられるのが癌や筋腫です。
筋腫は、子宮内にできる良性のポリープのようなもので、健康な女性でも5人に1人程度持っています。
しかし、ストレスなどが引き金になり、筋腫が急成長したり、増えたり、筋腫ができる場所によっては不正出血を引き起こしたりもします。
筋腫は適切な治療で治りますので、不正出血の際は早めに受診しましょう。
尚、病気による不正出血で一番怖いのは癌です。
癌は、ホルモンバランスの著しい乱れや、ウイルスなどが原因で発生します。
癌ができる場所は、子宮頸癌、子宮体癌、卵巣癌など様々です。
初期症状はほとんど感じないことが多く、定期健診だけが早期発見の糸口です。
ソープ嬢は性器を酷使する職業ですので、何もなくても、定期的な癌検診は受けるべきですが、不正出血や違和感がある際は、いち早く病院で検査を受けましょう。
外傷による不正出血
ソープ嬢の不正出血は外傷によるものも多いです。
お客様の中には、性器を執拗に攻めて来る人も多く、痛がる女性にも「仕事なんだから我慢しろ」と言わんばかりに攻撃します。
そのため、多少の痛みは我慢してしまうソープ嬢がほとんどです。
そうなると、やはり膣内は傷つき、出血します。
また、ローションが身体に合わず、ただれてしまうソープ嬢も沢山います。
一日に何人もと、何回もセックスをしなくてはならないソープ嬢にとって、潤滑油であるローションは命綱です。
でも、そのローションを使いすぎることにより、膣内がただれ、少しの刺激で出血してしまうようになります。
外傷により出血している場合は、痛みを伴うことが多いのが特徴です。
「体質だから仕方ない・・・」と放置していると、悪化するのはもちろん、傷口により他の性感染症に掛かりやすくなります。
早めに病院で身体に合う薬を処方して貰うのが得策です。
ホルモンバランスの乱れからなる不正出血
ホルモンバランスの乱れから不正出血を引き起こすことがあります。
ホルモンバランスを崩す原因となるのはストレスが挙げられますが、実はソープ嬢が愛用しているピルも原因になることがあります。
ピルを使い始めて間もないうちや、ピルが身体に合わない場合に不正出血が起こります。
中には、長年使っていたピルでも、体質の変化などで急に合わなくなる可能性もあります。
この場合、ピルの使用を停止したり、ピルの変更が必要になります。
その場合も、病院で検査や診察を受けなければなりません。
また、風俗業界はストレス過多な仕事のため、心や精神よりも先に身体が悲鳴を上げることもあります。
出血があるうちは仕事を控える
では、不正出血が有った場合、仕事はどうすれば良いのでしょうか?指名も詰まっているし、稼がなくてはならない・・・と休む事をためらう女性も多いかも知れませんが、不正出血があるうちは、仕事は休みましょう。
不正出血があるうちは、免疫力も下がっている状態なので、様々な病気にかかりやすく非常に危険です。
不正出血の原因によって治療期間は様々で、薬ですぐに治るものから、手術が必要なレベルまであります。
在籍するお店に正直に話して、治癒するまで休むのが一番です。
無理をして出勤をして下手をすると、更なる感染症を起こしたり、悪化して取り返しのつかない事になってしまいます。
もし、休みの間も仕事をしなくてはならない状況の場合は、性器を使わない業種で働きましょう。
風俗嬢ご用達の病院が便利
ソープ嬢に不正出血があった場合、病院へ行くこと自体とても勇気がいることです。
病院では風俗嬢である事を隠せない為、一般の患者に交じり恥ずかしいと感じることもあります。
そんな時は、風俗嬢ご用達の病院へ行く事をおススメします。
風俗嬢ご用達の病院であれば、患者は多くが風俗嬢です。
多くを語らなくても、事情は分かって貰えますし、的確な検査・治療を行えます。
お店の名前だけでどんな病気になりやすいのか?など把握している病院もあり、頼れる存在です。
繁華街の中にあり、通いやすいのも特徴です。
もし病院の評判を知らない場合は、同じお店で働く女性や、お店のスタッフに聞いてみると良いでしょう。
定期検査をしている提携病院なども紹介して貰えるかも知れません。
働き方を考えることで不正出血予防に・・・
働き方で不正出血を予防することが可能です。
まず、不正出血になるようなハードサービスは控えましょう。
ソープやヘルスでは、性器への指入れなどのサービスをすることも多いでしょう。
しかし、痛い時にはきちんと伝えることが自分の身を守り、結果的にお客様のためにもなります。
「痛いから辞めて!!」と言ってしまうと角が立ち雰囲気が壊れてしまいます。
でも、「こうした方が気持ち良いの」とやんわり伝えれば両者とも嫌な気持ちになりません。
そのように、女性側がさり気なく主導権を持つような誘導テクニックを身に付けることが大切になります。
それに加えて、無理な連勤や長時間労働にも注意しましょう。
「まだ大丈夫」と思っていても、身体は正直です。
疲れやストレスが溜まると、思わぬタイミングで現われてくることになります。
まとめ
風俗店で働く女性は不正出血を起こす可能性が高いものです。
特に本番行為のあるソープで働く女性は、性器を酷使するため不正出血が起こりやすい環境であると言えます。
不正出血の原因は、病気によるもの、傷によるもの、ホルモンバランス乱れによるものと様々です。
しかし、どの原因であっても、自分自身で判断できるものではありません。
自己判断で不正出血を放っておくのは自分自身にもお客様にも性感染症などのリスクを負わせることになります。
そのため、不正出血をみとめたらすぐに病院を受診しましょう。
大きな繁華街や風俗街には、風俗嬢ご用達の専門病院があります。
そういった病院を受診すれば、気まずい思いをすることがなく安心です。
コメント