風俗の営業方法もそれぞれですが、指名を入れてもらうために色恋営業をしている風俗嬢もたくさんいると思います。
色恋営業は駆け引きが大事です。
やり過ぎてしまうとお客さんを勘違いさせてしまい、ストーカーなどのトラブルに発展してしまうケースもあります。
色恋営業を上手に活用していくにはどうしたらよいのでしょうか。
そもそも色恋営業って？
アイドルや水商売など、異性の支持を得て成り立つ業界では色恋営業が上手な方はあっという間にファンを増やします。
風俗に至っては、身体の関係がある場合がほとんどですから、男性客が風俗嬢に恋愛感情を持ってしまうのも納得がいきます。
その恋愛感情を利用して、「また指名してもらおう」とお客さんにあえて恋愛感情があるように接客するのが色恋営業です。
あくまで営業上のものですので、本当に恋愛感情を持ってしまってはもはや仕事ではありませんし、恋愛禁止のお店も多いのが事実です。
お客さんもここが風俗の場であり、相手がプロだということは重々承知です。
簡単に色恋営業に引っかかるような人ばかりではありませんし、あからさまな色恋営業では長続きしません。
単に優しくしただけで、「〇〇ちゃんは俺のことが好きなのかもしれない…」という風に思う男性は少ないでしょう。
何気ない会話の中で、「もう少し仲良くなっていけば、この風俗嬢を落とせるかもしれない」と思わせるところがポイントです。
もう少しお店に通えば、という気にさせるのです。
そして、本当に落としたという気にさせてしまえば、あなたのためにお店に来てくれる回数が増えるのは必然的です。
色恋営業の利点
色恋営業が成功すると、あなたのためにお店に来てくれる回数が増えるのでおのずと収入が上がります。
本当に接客の上手な風俗嬢は、プレイの時間内だけでお客さんを虜にできるのでしょうが、それだけでは色恋営業は成功しません。
ある程度の時間外労働が必要です。
プレイ時間外で普通の彼氏彼女のような体験を一緒に共有することで、お客さんはあなたの彼氏の気分が味わえます。
勤務時間外に何てことない普通の内容のメールを交わしたり、食事や買い物に行ったり、中には旅行に行ったりする風俗嬢もいるようです。
もちろん、買い物や旅行、というのは風俗嬢にとっては単に欲しい物を買ってもらうためなのですが、お客さんからすればあなたと楽しい時間が過ごせるわけです。
もっと一緒にいたいと思うでしょうし、何でも彼女のわがままを聞いてあげたいと思うでしょう。
女性の前では見栄を張りたくなるのが男性ですから、自尊心をくすぐってあげると、高価なプレゼントも貰えるようになるかもしれません。
あなたの言うことを聞いてくれるようになれば、色恋営業は成功したと言えるでしょう。
あなたの望んだ時にお店に来てくれるようになり、あなたが「今日は疲れてて…」と言えばプレイをしなくても済むかもしれません。
色恋営業は収入を増やすためではなく、自分のしたいように仕事を進める側面もあります。
色恋をする相手はきちんと選ぶこと
プライベートで何股かの経験がある方は分かるかもしれませんが、いろんな男性を相手に色恋営業をしていると疲れてきますし、必ずボロが出ます。
色恋営業を仕掛ける相手はきちんと選ぶようにしましょう。
例えば、何度も指名してくれる、高額のプレイ内容が多い、こちらの要求を聞いてくれる、など自分に都合の良いお客さんを選ぶようにします。
一度に複数のお客さんに色恋営業をする場合、同じようなタイプのお客さんに絞ってしまえば気持ちの切り替えも少なくて済むかもしれません。
自分の負担になってしまってはせっかくの営業の意味がありませんし、お客さんの見極めは次のようなトラブルを防ぐためにも重要です。
色恋営業からトラブルに発展
色恋営業は長期的なお客さんを獲得する上でとても有効的な営業方法ですが、時に危険がつきものです。
こちらは仕事と割り切ってやっているつもりでも、相手が本当に勘違いしてしまってストーカーなどの被害に遭う可能性があるからです。
ストーカーの加害者は、被害者が自分のことを好きでいてくれているという思い込みで事件を引き起こします。
一般的に、ストーカー被害者は何の落ち度もないのに勝手に好きになられた、勘違いされた、というケースが多いでようです。
しかし、風俗嬢の場合はどうでしょうか？こちらから好きになるように仕向けておいて、実際のところこちらにはそんな気はさらさらないのです。
相手が「嘘つき！騙された！」と思って逆上しても無理はありません。
トラブルを最小限に抑えるためにも、住所などは絶対に教えないようにしましょう。
お客さんはあなたの勤め先がわかっていますから、待ち伏せなどをされる危険もあります。
力では女性の方が圧倒的に弱い立場です。
もし被害に遭ってしまったら、お店に報告して対応してもらうか、被害が深刻な場合には警察に相談するようにしましょう。
やり過ぎは禁物
色恋営業をやり過ぎてしまうと、相手に勘違いされてストーカーなどの被害に遭うケースもありますが、また違ったトラブルのケースもあります。
風俗嬢側が本気でお客さんを好きになってしまう場合です。
このケースは、必ずしもトラブルに発展するわけではありませんが、プロの風俗嬢であるなら仕事とプライベートは分けるべきでしょう。
風俗嬢と客という立場で出会って、恋人になるケースは少なくありません。
しかし、風俗嬢側の仕事に影響が出てしまう場合がほとんどです。
風俗で知り合ってしまったら、相手はあなたが他のお客さんにどんなことをしているかわかっています。
それを理解して、付き合っていける心の広い男性も中にはいるのでしょうが、ほとんどの男性がもう風俗で働かないでほしいと思ってしまうでしょう。
本当に恋人同士になってしまってから、意見が食い違い、相手がストーカーになってしまう…なんていうケースも考えられます。
色恋営業が発端で付き合いはじめてしまうと、普通の恋愛は難しいということも頭に入れておく必要があります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
色恋営業は風俗で稼いでいくためにはとても有効的な方法です。
しかし、やり過ぎてしまうと時に厄介なトラブルに巻き込まれてしまう可能性もあります。
トラブルに発展にしないためには、お客さんの見極めや、何より風俗嬢の腕にかかっています。
色恋営業の上手な風俗嬢は、相手の反応に応じて的確にお客さんの「理想の彼女」を演じてのけてしまうスキルがあります。
腕に自信のない風俗嬢はやり過ぎてしまわないように注意が必要です。
色恋営業は、お客さんを騙してやろうと思ってする行為ではありません。
自分がたくさん指名してもらったり、円滑に仕事を進めていくためという目的もありますが、一番はお客さんにあなたとの時間を気持ちよく過ごしてもらうため、ということを忘れてはいけません。
あなたが風俗嬢であるということをきちんと理解し、色恋営業で仲良くしてくれていると理解している物分かりのいいお客さんも中にはいますが、時に本気になってしまうこともあり得ます。
感情のある人間相手の仕事だということをわきまえて行動することが重要でしょう。
色恋営業を上手に活用すれば、仕事を楽に進めることができるのも事実です。
トラブルを回避して、楽に仕事ができるようにスキルを磨いていきましょう。
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