当日欠勤、笑って許してはくれるけど……
当欠とは、当日欠勤のこと。
具体的に言うと、出勤日であったのに「今日は休みます！」と連絡を入れて、有無を言わさず休日をもぎとることを言います。
高熱でも出勤を強制するブラック企業がのさばる昨今では、絶対にありえない行為。
一般企業でも難しいです。
しかし、風俗店では、ある程度の当欠は笑って許される場合が多いです。
風俗店では、女の子は命そのものです。
女の子がいて、お客さんを取ってくれて、初めてお金の循環が生まれます。
そのため、多くのお店では可能な限り女性の都合にあわせ環境を整えてくれます。
女の子が「今日は体調が悪いから」とか「急なトラブルが入っちゃって」とあいまいな理由を言っても、じゃあ仕方ないよね……で済ましてくれるのが風俗店の良いところです。
こんなことを書くと、「風俗店ってそんな都合の効くところなんだ！？その日の気分で働いてもOKなんだ！？」と思ってしまう方もいそうですね。
誤解してほしくないのは、風俗のルールは一般企業よりずっとゆるゆるですが、仏の顔も三度まで、はきっちり存在する点です。
何事もやりすぎるとしっぺ返しを食らうことを知っておきましょう。
さて、当欠をやりすぎると、一体どうなってしまうのでしょうか？
当欠を繰り返すなら仲間の理解が必要不可欠
風俗にはさまざまな事情を抱えた女性が集います。
例えば、小さな子供がいて十分に働けないとか、身内を介護しているとか、身体に病を抱えているとか……本当にさまざまな事情です。
なかには、真面目に働くのがダルいからとか、そういう女性もいます。
それらの女性が共通するのは、安定した出勤が難しいという事実です。
実際に、当欠OKだから風俗店で働いている女性も多くいます。
もちろん、お店側もそれをわかっているので、当欠にはある程度、寛大に構えていられるわけです。
しかし、当欠しすぎの女性は例外です。
風俗店は、女性のやる気を常に見ています。
本当に体調が悪かったり、家庭の事情があるなら、それはしょうがないですよね。
しかし、当欠をする女性の７割がやる気なし当欠です。
俗に言うイヤイヤ病と呼ばれるもの。
わかりやすく言えば、軽度のうつ障害でしょうか。
朝起きあがれなかったり、仕事のことを考えるとイヤでイヤで仕方なかったり。
イヤイヤ病の女性は当欠を繰り返します。
その尻拭いをするお店側はたまったものではありませんよね？
予約が入っていたらお客さんに平謝りしなきゃいけないし、シフト調整だってしなくてはいけません。
次に向けてシフトを組むのはいいけど、それだってすっぽかされるかもしれません。
お店側にとって、当欠を繰り返す女性は、不安が付きまとう恐ろしい存在です。
そこまで信頼性が落ちたら、もうダメ。
しっぺ返しの始まりです。
本人にやる気が戻ってきても、簡単には予約をつけて貰えません。
また、不安定な女性より、安定した女性を優遇したほうが店にとってはトクですよね？
許される限度を超えて当欠を繰り返すと、フリー客もなかなか回して貰えなくなり、出勤はしてるけど暇という状態に追い込まれていきます。
事実上の解雇通知。
クビでしょう。
最も困るのは、真剣な事情で当欠した場合でも、イヤイヤ病のしっぺ返しに巻き込まれることでしょう。
病んだ女性から当欠を食らいすぎてアレルギーになっている店だと、１度や２度の当欠で、お仕置きとばかりに隠しペナルティをする店があります。
きちんと理解のある店は、もちろんあります。
しかし、当欠する女性に厳しい目を向ける店は増えているので、可能な限りは真面目に出勤するのがおススメです。
また、どうしてもそれが難しい場合は、スタッフに向けてアピールを繰り返すほかありません。
体調が悪くて当欠した場合、病院に行ってもらった診断書を提出しましょう。
また家族のトラブルで当欠する場合は、日頃からスタッフに家族のことを話しておくなど、対内コミュニケーションを欠かしてはいけません。
自分の抱える家庭事情をスタッフにも共有してもらって、「そういうことなら仕方ないね……」と同情を買うのです。
許されるためには、許されるための準備が必要なのです。
なお、さらなるトラブルを避けるためにも、当欠の連絡タイミングは、事前に相談しておくのがおススメです。
前日予約のあるお店だと難しいかもしれません。
風俗店が当欠に緩いのは本当ですが、それにも限度があります。
真面目に出勤するのがおススメですが、それでも当欠を避けられないならば、理解を求める努力が必要です。
ちなみに、一番人気の言い訳は「カンジタ」に感染したから休む」だそうです。
カンジタは性病の一種。
市販薬を飲めば一日休めば治るので、診断書もいりません。……身も蓋もないですね！
イヤイヤ病とは？ 当欠をしない為にどうすればいいの？
家庭事情で当欠してしまう方は、仕方ありませんので大丈夫。
ここでは、イヤイヤ病で当欠を繰り返すどうしようもない方へ向けた記事を書きたいと思います。
イヤイヤ病とは、２歳児くらいの「買ってくれなきゃヤダヤダ！！」というゴネを例えた表現ですが、昨今では「仕事行きたくない！」という大人への表現へよく使われています。
しかし、大人のイヤイヤ病は２歳児ほど元気に満ちてはいません。
朝起きると激しい倦怠感と共に訪れ、「仕事行きたくない……」とか、「動けない……」など、激しい絶望感に苛まれ、もう休むしかない！と思いこまされてしまう、そんな病です。
その他、仕事を思い返すと強烈なフラッシュバックにより精神が削られてしまい、それが行きたくない！と思わせる要因にもなります。
実際に出勤してしまえば意外と仕事をこなせるケースもあるのですが、毎朝毎朝この辛さを味わうと、ある日、心がポッキリ行ってしまいます。
いわゆる、新型うつと呼ばれるものです。
トラウマ・PTSDとも症状が似ていますね。
一度「休む！」と決めてしまえば、「よーし！明日は頑張るぞ！」と気力が戻りやすいケースが多く、その為、シフトを入れては当欠を繰り返すもっとも迷惑なパターンになりがちです。
躁鬱とも似ていますね。
ただの怠け者！と言いきるかたもいらっしゃいますが、イヤイヤ病の恐ろしいところは、どんな人でも発症する可能性があることです。
やる気に満ち、明日も仕事頑張ろう！と思っている方でさえ、翌日起きれば突然全てがイヤになっている可能性があります。
そして、その理由を本人もよくわからないのです。
イヤイヤ病の原因はさまざまあり、一概に断言はできませんが、多くはホルモンバランスの崩れから来ていると思われます。
ホルモンバランスの崩れは改善が可能です。
もしホルモンバランスの崩れを感じたら、生活習慣の見直し、そして身体を温めることが大切です。
大豆イソフラボンの含まれた食事や、ビタミンEの含まれるナッツ類を中心に食べましょう。
また、温かい食べ物、飲み物。
その他、ストレッチやランニングなど軽い運動で気分をスッキリさせましょう。
運動にはストレスを軽減させる他、体温を上げる効果もあります。
また、命の母などの女性保健薬もあります。
そして、精神が安定するまではシフトを控えるようにしましょう。
シフトを入れていなければ、当欠する必要もありません。
まとめ
風俗は一般企業と比べ、当欠に優しい職業です。
しかし、当欠を繰り返し店にとって迷惑な存在になるとしっぺ返しを食らいます。
当欠するときは店の理解を求めるよう努めましょう。
当欠で最も厄介なのがイヤイヤ病です。
ホルモンバランスの崩れからくる精神不安定の可能性があります。
食生活を見直したり、適度な運動などで身体を温めたりして、精神的に安定するまでシフトは控えめにしておきましょう。
無理してもいいことはありませんので、自分を大事にしてくださいね！
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