「洗体エステ」をご存知でしょうか。
初心者向けの風俗として注目を集めている業種です。
いや、厳密にいえば風俗ですらありません。
それなのに結構稼げると評判なのです。
このウワサは本当なのでしょうか。
そもそも洗体エステとは何なのでしょうか。
本記事で調べてみました。
洗体エステとは?
最初にもう一度確認しておくべきなのは、洗体エステは非風俗だということです。
非風俗と言える境界線は、ヌキ(男性薬の射精)が無いということです。
これを踏まえて、洗体エステのお仕事を見てみましょう。
ターゲットは疲れたサラリーマン。
洗体エステは別に東京都内限定で流行っているサービスというわけではなく、大阪や神奈川でも盛んです。
ターゲットとなる客層は、疲れたサラリーマンです。
「疲れたけど、ちょっとエッチなことをしたい…」という日はどの男性にもあります。
営業や出張で消耗し切ったサラリーマンなら尚更です。
洗体エステは、そういったサラリーマンの男性客をターゲットとし、彼らの憩いの場であることをコンセプトとしています。
ノリは風俗なので女性は下着姿か水着姿。
洗体エステは非風俗ですがノリは風俗です。
このため下着姿や水着姿になって胸の谷間などを見せることはあります。
もう少し控えめに、パレオ(ロングスカート状に腰に巻き付ける布)で下半身を隠しているお店もあります。
男性客はエッチというより、どちらかというとリラクゼーションが目的なので胸の谷間といった性的な刺激はあくまでサービスに留まります。
お店によっては、下着姿や水着姿を有料オプションにしている所もあります。
オイルマッサージプレイ。
どこの洗体エステ店にも大体2つのコース(プレイ)があります。
1つは「オイルマッサージ」です。
アロマオイルを使って男性客の身体を優しくマッサージします。
性感マッサージ(回春マッサージ)でもオイルマッサージは行われますが、
- 女性によるカラダの密着が無い。
- 手コキなどの抜きは無い。
という点において、洗体エステとは完全に異なります。
洗体エステは非風俗ですが、性感マッサージはれっきとした風俗なのです。
洗体マッサージプレイ。
洗体エステ店にある2つ目のコース(プレイ)は「洗体コース」です。
名前からして、これがメインなのは明らかでしょう。
さて「洗体」とは何をするのでしょうか。
「体を洗う」ことには違いありませんがそこは風俗のノリは残したお店なので、風俗的な要素が完全に排除されるわけではありません。
- タオルやスポンジを使うのではなく手洗い。
- 洗うというより触る。
- 洗うというよりマッサージ。
- シャンプーやボディーソープを使って独特のタッチ(触感)で洗う。
こんなところが洗体コースの内容になります。
コースが組み合わされている所がほとんど。
洗体コースのあとにオイルマッサージ、さらには膝まくらで耳かき…なんて流れでコースを組み合わせて提供しているお店がほとんどです。
男性から女性に触れることは許されない。
プレイ中に男性から女性に触ることは許されていません。
ここは非風俗としての面目躍如といったところでしょう。
しかし性感マッサージ(回春マッサージ)やオナクラも同じルールがあるので、これをもって洗体エステを非風俗と呼ぶことはできません。
バックは?
以上が洗体エステの特徴です。
結構、健全なイメージを持てるのではないでしょうか。
非風俗として好印象を持つことができます。
非風俗として安心なことが分かったら、次に気になるのは稼げるかどうかということです。
或るインタビューによると20歳そこそこの女の子が「月収40万円」と言っていました。
本当なのでしょうか。
洗体エステのバックから考えてみたいと思います。
出来高制と時給制がある。
まずは洗体エステの給料のシステムから確認して行きましょう。
お店によって、次のいずれかを採用しています。
- 完全出来高制。
- 時給制+出来高制。
「完全出来高制」とは、ソープランドなどの風俗と同じシステムです。
接客した時間帯にだけ給料が発生します。
「時給制+出来高制」とは、待機時間も含め時給に換算されて行き、接客時に出来高制でバックが追加されるというシステムです。
完全出来高制の場合。
完全出来高制の場合の収入モデル例は次のとおりです。
- 30分洗体コース:11,500円(男性客支払い)→6,500円(女の子バック)
- 1日6時間勤務で7人接客:6,500円×7人=45,500円(1日の収入)
- 月20日勤務での月収:45,500円×20日=910,000円。
すごく稼げますね。
「1日に7人」についてですが、洗体エステは店舗型のお店が多いので、1人30分だったら7人も可能ではないかも知れません。
この収入モデルは実際に存在する求人広告から控えめに変更して制作しています。
しかしひとつ大疑問として残るのは、
Q. たった30分の洗体に11,500円も払う男性など居るのか?
ということです。
それが1日に7人も出現するとは思えません。
時給制+出来高制の場合。
時給制+出来高制の場合の収入モデル例は次のとおりです。
- 70分オイルコース:11,800円(男性客支払い)→3,250円(女の子バック)
- 時給1,500円。
- 1日6時間勤務で4人接客での出来高収入:3,250円×4人=13,000円。
- 1日6時間勤務での時給収入:9,000円。
- 出来高収入と時給収入を合わせた1日の収入:22,000円。
- 月20日勤務での月収:22,000円×20日=440,000円。
これもかなりの高収入になりました。
この収入モデルでもしかし、疑問が残ります。
Q. 70分ものサービスを4人もしたら身体がガタガタになるのではないか?
ということです。
これは項目を改めて検討してみましょう。
デメリットは?
怪しげですが、求人広告を鵜呑みにすれば洗体マッサージは稼げます。
しかしそこで伏せられているデメリットに考えを及ばせてみましょう。
かなりの肉体労働が予想される。
最近では、マッサージ店を国道や繁華街でよく見かけるようになりましたが、かなりの重労働であることが知られています。
とくに握力が皆無になってしまうなどと言われています。
洗体エステはマッサージの要素を持っているため、これと同じ困難が予想されます。
上のモデルでは1日に7人とか4人とか短時間で平気で接客していますが、実際問題として常人には無理なスケジュールであると考えられます。
しかも洗体コースともなると、熱いお風呂場の中で働かなければならないのです。
研修と講習が厳しい。
洗体とマッサージなので、洗体エステは「施術」の趣も持っています。
このため、ソープランドで言うマットプレイに費やすのと同じくらいの技術習得が要求されるでしょう。
結果として未経験者には研究と講習が厳しく、時間がかかることが予想されます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「洗体エステは非風俗なのに稼げるって本当?どんな仕事?」という疑問に答える形で記事を書かせて頂きました。
洗体エステのメリットは、このお題にも記されているとおり非風俗だということです。
なので、お金は欲しいけどどうしても風俗はアウトという女性には、風俗に匹敵するお金を非風俗で稼げるチャンスが与えられます。
他方でデメリットは、ヌキはしないけれどもかなりの肉体労働が予想されるというところです。
しかも洗体コースとなると熱いお風呂場でのお仕事となるため、かなり厳しいでしょう。
最後に、収入モデルのところで疑問を提示したように求人広告にかなり「釣り」「盛っている」要素が見当たるので、応募の際には電話確認など、ごくごく慎重になることをおススメします。
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