あまり表に出ないので知名度は低いですが、風俗の世界で系列店をつくるグループ会社は少なくありません。
デリバリーヘルスなんかだと全国展開している大型グループ会社もたくさんあります。
例えば、
- モアグループ：首都圏を中心に60店舗展開。
- ラブワイフグループ：首都圏を中心に50店舗展開。
- サンキューグループ：全国で38店舗展開。
などなど…。大変な店舗数ですね。
こういったグループ会社で働くことのメリットは何よりも、資本的な背景が強固なので潰れる心配が少なく、1つの店舗に居づらくなったら他の系列店舗へと移ることができる、という所にあります。
しかしデリヘルだと、系列店と言ってもただのチェーン展開だったりするので、表看板とは違いお店同士のつながりは思ったより希薄だったりします。
そこで注目されるのがソープランドのグループ会社です。
デリヘルほど大規模な展開はしていませんが、その分お店同士のつながりが強いというのがソープランドの系列店の強みです。
ひょんなことから始めることになった風俗のお仕事。
それを続けるにしても、更にステップアップを目指すならソープランドの大手グループくらいは知っておいて損は無いはずです。
女性にとって稼げるのかどうかといった評判も含め、本記事で大まかな業界地図を描いてみたいと思います。
ハピネスグループ
「ソープ街」という組合を作りスクラムを組んでやっているためなのか、ヤク○さんたちのシノギが関係しているのか本当の事情は分かりませんが、ソープランドのグループはデリヘルのグループほど派手な店舗展開をしていません。
店舗数も少なく、また「東京と大阪」といった2大都市に股がるグループなども見られません。
その中で、これから紹介するハピネスグループは福岡への一手を打ったことにより珍しく全国展開を試みている会社だと言えます。
店舗を見てみましょう。
- 東京の吉原に1店舗「ハピネス東京 吉原店」
- 東京の五反田に1店舗「ハピネス東京 五反田店」
- 東京の池袋に2店舗「バイオレンス」「クラブハート」
- 茨城の水戸に2店舗「ハピネス」「ドリーム」
- 福岡の中州に1店舗「ハピネス福岡」
計7店舗になります。
お店はすべて「格安店」の部類に入ります。
特徴的なのは池袋の2店「バイオレンス」と「クラブハート」です。
ともに格安店ですが、バックを見るにつけ、この2つのお店で明確に差別化が図られているのが分かります。
- バイオレンス…50分：14,500円（男性客支払い）→7,000円（女の子バック）
- クラブハート…50分：13,500円（男性客支払い）→9,000円（女の子バック）
バイオレンスのバック率48パーセント（＝7000÷14500）に比べ、クラブハートのバック率は驚異の66パーセント（＝9000÷13500）。
これを見るにつけ、クラブハートの方が明らかに上位店に見えます。
ただ、各お店のサイトを訪れてみましたがホームページ上の違いはなく、コンパニオンにもレベルの差は表立って見られません。
一概にバック率だけから「上位店／下位店」の判断は禁物でしょう。
お仕事内容にセックス以上の何か（NS, NN）が課されるかもしれません。
いずれにせよ、面接で求人内容をくわしく確認しておくことが必須となります。
艶グループ
西日本地域最大級のソープ街「金津園」（岐阜県）のグループ会社です。
- 英國屋（高級店）
- 艶（高級店）
- すずめの宿（中級店）
- コットンクラブ（中級店）など…
金津園では多店舗を展開し、男性客からの評判もかなり高かったグループです。
なかでも英國屋は金津園きっての超高級ソープで、130分で100,000円（！）という吉原での超高級店でもあり得ないような値段で有名でした。
全国でも指折りの高級店でしょう。
女の子へのバックは折半で50,000円。
これに加え給料からの雑費控除などは全く無く、非常に好条件でコンパニオンに優しいお店でした。
しかしながら、2017年2月13日に系列店の1つである「すずめのお宿」に突如としてガサ入れが行われ、現在ホームページはすべて閉鎖中。
グループ会社としての存続が危ぶまれている状態です…。
トゥルースグループ
掲示板などで決まって女の子の話題に出る大手中の大手グループです。
お店は格安店から高級店まで幅広く11店舗を展開しています。
- 神奈川の堀之内に5店舗「琥珀」「金瓶梅」「アラビアンナイト」「グランローズ」「カンカン娘ネオ」
- 東京の吉原に2店舗「アカデミー」「麗」
- 千葉の栄町に3店舗「李白」「ベガス」「85」
- 茨城の土浦に1店舗「スプラッシュ」
この店舗展開から堀之内がマザーベースなのは明らかですね。
中でも注目に値するのは、今は無き（？）艶グループの英國屋に匹敵する超高級店「琥珀」です。
- 120分で92,000円（男性客支払い）→50,000円（女の子バック）
このように待遇的には英國屋に勝るとも劣らぬ好条件です。
こういった超高級店のコンパニオンになることが、ソープ嬢としての1つの到達点になることは間違いないでしょう。
ただ、トゥルースグループは非常に女性コンパニオンに厳しいことでも有名です。
マナーを初め、勤務時間の設定、各種講習などお仕事へのコミットメントを厭わないなら、このグループを目標にしてみるのも良いかも知れません。
サンタフェグループ
サンタフェグループは東京の吉原で5店舗を展開しているグループ会社です。
このグループの特徴は珍しいことに、中級店にターゲットを絞っている点です。
吉原の昔ながらの譲り合いの精神で、競合グループの高級店や格安店との住み分けを図っているという所でしょうか。
しかも中級店の中でも正統派系、コスプレ系、熟女系に種類分けしているという芸の細かさもあります。
各店舗を見てみましょう。
- サンタフェ（正統派系中級店）
- オアシス（正統派系中級店でサンタフェの下位店）
- ビッグマン（ぽっちゃり系と見せかけてコスプレ系の中級店）
- セリアオペラ（正統派熟女中級店）
- シーザースパレス（痴女系熟女中級店）
コンパニオンへのバック率は60パーセントより少し上で、例えば次のような計算になります。
ビッグマンの例：90分コースで29,400円（男性客支払い）→18,000円（女の子バック）
一時期風評被害にあってしまったのですが、組織的にもしっかりしているようで現在は大丈夫です。
ソープ嬢としてのステップアップのために、このグループで頑張ってみようと考えるのも良い選択だと思われます。
コネを作っておけば、のちのち熟女系で復活することもできそうですしね。
まとめ。
いかだがったでしょうか。
「ソープランドの大手グループを知りたい。稼げる所の評判も教えて！」というお題で記事を書かせて頂きました。
まだまだ紹介したいグループもたくさんありますが、今回は4つご紹介したところで終わりにしたいと思います。
艶グループを除けば（汗）、今回ご紹介したグループは、
＜初心者向け＞ ハピネス→ サンタフェ→ トゥルース ＜上級者向け＞
こんな感じで差別化できそうです。
ソープ嬢として働き始めたのも何かの縁でしょう。
風俗の世界は、ソープランドひとつ取っても複雑で入り組んでいます。
しかし自分のスキルを磨き続けなれば、きっとより良い条件のお店にステップアップできるはずです。
そういったステップアップのためにも、本記事での業界地図が何かしらの役に立ってくれたなら幸いです。
掲示板などに惑わされず、正しくお店の特徴をつかんで行って欲しいと思います。
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