風俗バイトデビューを考えている女性に向けて、「デリヘル」（デリバリーヘルス）の仕組みについて書いていきたいと思います。
デリヘルとは、お客様の住む自宅や、ホテルに行って「サービス」をするという、無店舗型の風俗サービスです。
「ホテルに行く」ことを「ホテヘル」。
自宅に行くことを「デリヘル」と分ける事もありますが、ここでは併せて。
貴女が、お店に採用されてから、お仕事をし、お給料を受け取るまでの流れを説明しています。
お店に採用される～初日まで
まず、貴女がお店に採用されてから、実際にお仕事を開始する初日までの流れを。
貴女が、求人サイトなどを見てお店に電話。
面接に行きます。
「デリヘル」は無店舗型風俗店ですので、電話がおいてある事務所で面接される事でしょう。
で、面接ではどういうプレイができる？フェラ得意？風俗経験は？など、色々セクハラめいた質問をされますが、それはもうお仕事として提供するサービスがサービスだけにこらえて下さい。
面接の際には、運転免許証など写真付きの身分証明書を持って行きましょう。
面接で聞くべきことは、お給料形態について。
風俗のお仕事とは、男性が払ったお金から、お店が取り分をとり、そこからあなたに「バック」されるお金が貴女のお給料となります。
この貴女にバックされる割合を「バック率」といいます。
このバック率はお店によって違い、お店の中でも売り上げがいいとバック率があがったり、賞金が出たり…と待遇が良くなっていきます。
その他、指名料や延長料、オプション代…となど、お店によって細かな規定があります。
ただ、特にデリヘルの場合「遅刻」は厳禁。
お店で待っているわけではなく、お仕事の連絡がお店から来るまでは、自由にしていていいわけですから、スタッフさんとの待ち合わせ時間に遅れるとお客様を待たせてしまう事になります。
お客様は10分の延長料金で何千円も払うわけですからね。
その為遅刻に対して厳しい罰金を科しているお店もありますので「罰金はありますか？」
と面接の際に聞いておきましょう。
以上の事柄を聞いて、貴女もお店も納得して…「採用！」となった場合、その日にお店用の写真を撮る…というお店もあります。
ですからメイクをきっちり。
下着はそれなりのモノをつけて行って下さい。
（これは、お店的には気が変わらないうちに仕事させようという意図もあります）
この時撮影された写真はお店のＨＰだけではなく、お店が広告を出している数多くの風俗サイトにも掲載されますので、身内・学校・職場バレしたくないという人は、顔出しＮＧであるという事をきちんと言い「ウチの店では全員顔出しが基本だから」とか「顔出しした方が売れるよ」など言ってきたら、その時点でそのお店は選んじゃダメです。
風俗でお仕事する女性は非常に増えており、その中で身内バレする可能性は非常に低くなっていますが（貴女が誰かに言わない限り）、それでもゼロではありません。
そこを軽く見ているようなお店を選んではいけません。
また、男性からすれば、必ずしも顔出ししている女性を選ぶとは限らないのです。
さて、そうして初日を迎えました。
以下に実際のお仕事の流れについて書いていきます。
実際のサービスの流れ
お店に採用され、お仕事が入ると、お客様の自宅やホテルに行きます。
この時、あなた一人で伺うのではなく、お店の送迎スタッフさんも一緒ですので安心して下さい。
先にスタッフさんが行って、そこが「ゴミ屋敷」だとか「シャワーがない」だとか、その男性自体に問題がある場合は、お客様に「ここには、ウチの女の子を派遣できません」と断ってくれます。
問題なければ、お仕事開始…となる前に、お客様が貴女を見て、ちょっとイメージが違う…と思ったら「チェンジ」される事も。
この「チェンジ」新人さんのうちは慣れないとキツイものがありますが、お客様は決して安くない金額を払ってサービスをうけますので、そこはそういうものだと理解して下さい。
さて、いよいよお仕事開始です。
風俗はサービスする時間によって料金が変わってきますが、デリヘルの場合「どこがスタート」なのかを気にするお客様が多いです。
かっては「お部屋に入った時点からスタート」というのが一般的でしたが、最近は「シャワー時間は含まない」というのをウリにしているお店も増えてきました。
貴女のお店がどうなのかを確認しておいてください
シャワーは必須です。
お客様が「オレ、もう浴びた」と言っていても
「そっか、私まだだから入るね。
でも…一緒に入った方がイチャイチャできるよ。
もう一回入ろ？」などと言って浴びてもらう…様になったらもう一人前ですね。
最初は難しいかもしれませんが、本当にお客様が浴びたかどうかわからないので、もう一度浴びてもらいましょう。
シャワーはお客様と一緒でも別々でもOKですが、できれば、一緒に入りましょう。
「イチャイチャ出来る…」というのもですが、「手癖」の悪いお客さんもいるからカバンの中身は気を付けるという意味もあり、一緒にシャワーを浴びましょう。
さて、プレイ開始です。
キス（ディープ過ぎないもの）、フェラチオ、手コキ、全身リップ位までは基本料金に含まれています「こういうプレイが好き！」というお客様のリクエストには応えて下さい。
ただ、基本料金以外のオプションを要求されたら、そこはしっかり「オプションになるけどいいの？」と確認して下さい。
「オプション」の内容と値段はお店ごとによって違います。
例えば、電マを使ったら〇千円とか、イアラマチオだと〇千円とか、ローションプレイだと〇千円…とかですね。
あ、デリヘルは「本番」は厳禁です。
お客様の中には「お宅の〇〇ちゃんは〇万円でさせてくれたよ？」
などと言われても断って下さい。
他の女の子の迷惑になりますし、ナマで挿入されたり…といった危険もあります。
お客様が精子を射精して時間が来たらプレイ終了です。
イカなくても時間がきたら終了ですし、早くイキすぎても「2回戦」はありません（基本的に）。
この時、お客様がイカなくても、あなたのせいじゃありませんので落ち込む必要はありません。
お客様の体調が悪かったんです！
売れっ子への道
デリヘルは、お店にいる必要もありません。
ですから店舗型風俗特有の「待機所」のイヤな感じを経験する必要もありません。
お仕事自体は好きだし、お客様も優しいんだけど、待機所にいる他の嬢さんたちとうまくいかずに結局お店をやめる…という事もありません。
この感覚は男性同士だと、理解しにくいところもあるのですが…。
指名が少なくなった先輩嬢が、新人に対していやがらせする…という話をよく聞きます。
そういった、女性同士のわずらわしさは、デリヘルの場合はありません。
またソープランドの様に特殊なテクニックを習得する必要もないので、風俗未経験者の方が多く「風俗デビューの場」として選んでいるのです。
ただ、店舗型風俗とは違い「知らない人の家に行く」という事と、サービス中は「同じ建物内にスタッフさんがいない」という事に不安を感じる方も多いかもしれませんね。
ただ、だからこそ「デリヘル」を長く続けて「稼げる」用になる為には「お得意様」を獲得するのが大切となります。
（まぁこれは何の風俗でも同じかもしれませんが）
ただ、「お得意様」の自宅に行く…というのは「一度行った自宅に行く」ということでもあります。
男性の視線で言えば、「色んな女性を家に呼ぶのは気を遣う」「何度も来てくれたら恋人の様に思ってくる」という事もあり、他の風俗と比べて、同じ女性を何度も指名するという傾向にあるんですよ。
また、デリヘルの場合、一番顔を併せる送迎スタッフさんとの人間関係には気をつけましょう。
「今日はよろしくお願いします」「お疲れ様です」という挨拶は最初のうちはできていても、売れっ子さんになってくると、送迎スタッフさんに対する態度が横柄になって来るという嬢さんが多い。
そうするとこっちもいい気はしないし、そういうコは売り上げは落ちていく…という話をデリヘルドライバーさんからよく聞きます。
逆にいつまでも挨拶してくれる様なコは、いつまでたっても売り上げがいい…そうですよ。
ご参考まで。
まとめ
以上、デリヘルデビューをするという方に向けての記事でした。
ただ、まだまだ書ききれない事もありますし、お店によっては信じられない様な「ローカルルール」があるところもありますので、面接時や、お仕事開始してからも、困ったことがあれば、スタッフさんに相談してみて下さい。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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