性行為をする場所を提供するハプニングバーでは、時に行為がエスカレートし、SMや乱交など過激なプレイに発展することもあります。
違法性のある危険なお店になると時に警察に摘発され、逮捕されるといったリスクがあります。
ハプニングバーの仕事内容
エッチなサービスを提供するお店といえば風俗などが代表的です。
ただし、風俗のお店がプロの女性によるエッチなサービスを提供するのに対し、ハプバーなどの略称で呼ばれるハプニングバーにおいては、お店のスタッフ側が提供するのはあくまでお酒や食事ぐらいで、プレイ自体はお客さん同士がすることになります。
プレイの内容自体はお客さん次第になるため、ちょっとしたエッチなハプニングで終わることもあれば、内容が過激化してしまい、SMプレイや乱交などに発展することもあります。
ただし、それらの性行為は基本的にお客さん同士で行われます。
そのため、ウエイトレスなどお店のスタッフ側がプレイに参加することは基本的にはなく、観察するだけになることが多いです。
もちろん、仕事によってはお客さんにセクハラされたり、さらにはエッチなサービスを求められることもありますので、もしもウエイトレスとして働くのであれば、どのような仕事をするかについて事前にお店に確認しておいた方が良いでしょう。
ハプニングバーのスタンスとしては、あくまでお客様にセックスをするための場を提供しているという立場のため、スタッフの求人の中には女性のみならず、男性を採用することもあります。
この仕事の最大の特徴といえば、やはり大人の世界を覗き見ることができる点でしょう。
ハプニングバーを利用する客層というのは30代から40代と、世間の常識などを弁えている人が多いです。
しかし、普段は常識的に振る舞っている人たちでも、いざハプニングバーに訪れると、隠していた性癖などが発露し、痴態を魅せてしまうものです。
そういった普通のお店では見られない大人の一面がハプニングバーでは知ることができます。
特に人にエッチな姿を見せたがるような、露出性癖のある人ほどハプニングバーを好む傾向があります。
不特定多数の男女がSMプレイに興じ、乱交をする姿を魅せることで快感を否応なしに膨らませ続けると、ついにはお店側では抑制できないほど激しい性行為に発展することがあります。
ハプニングバーのウエイトレスとして働くと、このような場面に遭遇することがあるでしょう。
ただし、お客同士の卑猥な行為が行き過ぎると、警察に摘発される恐れがあります。
たとえ違法性のない真っ当なお店であったとしても、明らかに限度を超えたセックスやプレイをし、それを止めずに放置をすると、経営者のみならずお店の従業員も摘発された際に逮捕される危険があるので注意が必要です。
ハプニングバーの時給
風俗の仕事といえば報酬が高いことで有名です。
ただし、それは女性がしてくれるエッチなサービスに対する報酬が高くなるためであり、ハプニングバーのようなスタッフがプレイに参加しないお店の場合、相対的に時給は安くなる傾向があります。
もしもハプニングバーでウエイトレスなどのスタッフとして働く場合、時給は1000円から2000円ほどになります。
このくらいの時給であれば、ハプニングバー以外の普通のバーのバイトでも稼げますので、ハプニングバーで働く際には報酬面ではあまり期待しない方が良いでしょう。
さらに、ハプニングバーのバイトは普通のバーと比べて仕事の量が多いです。
ただウエイトレスとして注文を聞き、お酒や食事を用意するだけならまだしも、プレイのあった部屋の掃除や片付けなどはとても大変な仕事となるでしょう。
さらに、明らかに行き過ぎたプレイをしているお客さんには行為を止めるように注意しなければなりません。
でないと、それを理由に警察に摘発される危険があるからです。
ハプニングバーのバイトは時給に対して明らかに仕事量が多くなる傾向がありますので、コストパフォーマンスはあまり高いとは言えないでしょう。
ハプニングバーで本番をするリスク
時には行為がエスカレートし、SMや乱交にまで発展してしまうハプニングバーですが、このような不特定多数の人たちがセックスをすると、性病に感染するリスクがあります。
いくらプレイに慣れているといっても相手は素人のお客様です。
なによりも、セックス中はお酒も飲んでいるでしょうから、避妊に対するリスクなど考えてはいないでしょう。
お客さんの中には、既に何かしらの性病を持っている人もいるかもしれません。
もしもお客さんの性行為に参加しようものなら、それをキッカケに性病に感染するリスクがとても高いです。
ハプニングバーのバイトでは、スタッフはあくまでセックスの場を提供する立場のため、プレイには基本的には参加しません。
しかし、その時の勢いや、強引な方法でプレイに参加させられるリスクもあるため、ハプニングバーのバイトは危険が多くなります。
リスクに対して時給などの報酬面でのメリットも少なく、違法性のあるハプニングバーで働くと経営者ともども逮捕される危険があります。
ハプニングバーで逮捕される危険性
どのような経緯にしろ、逮捕されるとその人の経歴に傷がつきます。
たとえ釈放されたとしても、世間体は悪いでしょう。
ハプニングバーで働くと、お客さん同士のセックスの様子や、SMに乱交といった普段であればまずお目にかかれないような特殊な状況を鑑賞することができます。
ただし、それらの行為の中には違法性のある行為もあります。
お客さんが勝手に違法行為をするというと、一見するとお店側は悪くないように考えられます。
しかし、そもそもハプニングバーはセックスをする場を提供するお店です。
もしも違法行為が摘発された場合、たとえお店の経営自体が合法だったとしても、違法行為をほう助した罪で逮捕される危険があります。
このケースの場合、お店の経営者は勿論ですが、従業員も共犯ということで逮捕されます。
たとえバイトであってもそれは同様になります。
ハプニングバーで違法になる行為
違法行為をすれば警察に摘発され、逮捕されるのは当然の成り行きなのですが、では一体どのような罪で逮捕されるのでしょう？
いくらハプニングバーがいかがわしいお店だからといって、日本は法治国家です。
罪を犯していないのであれば、逮捕も摘発まりません。
捕まるということは、何かしらの法律に引っかかったということです。
ハプニングバーでバイトが逮捕されるケースとして多いのは、公然わいせつ幇助の罪です。
公然わいせつ罪ではなく、その幇助の罪として摘発されるということです。
公然わいせつ罪とは、不特定多数の人たちに対して性器を露出するなど、わいせつ行為をした際に適用される罪状です。
ハプニングバーには不特定多数の男女がおり、その人たちに性器を見せることが罪になるのです。
ただ、ハプニングバーというお店の性質を考えると、公然わいせつ罪に該当するのは当たり前のように感じられますが、それではなぜ摘発されないお店もあるのでしょう？
公然わいせつ幇助の疑いで摘発されるお店もあれば、世の中には未だ健全に営業しているお店もあります。
公然わいせつ罪とは、不特定多数の人たちに性器を露出する行為に対する罪です。
つまり、少数の限定された人たち同士で性器を見せ合うのであれば罪に問われないということです。
そのようなこともあってか、ハプニングバーの中には少数の会員のみセックスをするための場を提供するなどの措置を取るお店もありますが、これらの対策を取っていても摘発されるケースがあります。
たとえ会員制だったとしても、不特定多数の人たちが出入りできる環境であるなど、セックスの様子が他の人に見える状況ですと摘発される危険があります。
では、セックスをせず、見る側にまわるのであれば問題ないのかといえば、必ずしもそうではありません。
たとえセックスをせずとも、場所を提供すれば幇助罪になりますし、他にもプレイの内容を撮影するといった行為をすると同じく幇助罪に問われます。
では、どすれば逮捕されないかといえば、セックスはせず、あくまでお酒と食事を楽しむだけならば問題はありません。
たとえお客さん同士がエッチな行為をするとしても、性器を露出させるといった行為をせず、さらには性行為に至らない限度であれば大丈夫です。
要するに、過激なハプニングのないハプバーであれば、摘発される危険もなく、バイトとして安全に働けるということです。
しかし、そのような過激ではないハプニングバーの数は少ないでしょう。
ハプバーのバイトには、常に逮捕のリスクが付きまとうと考えた方が良いです。
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