風俗嬢として生計を立てていたけど、いつまでもこんな生活は続けていられない…。
風俗嬢にとって、年齢的な問題や精神的な問題、身バレなど様々な理由で引退を考えるときがやって来ます。
でも、引退後どうやって生活していこうか、今までのような生活はできるのか不安ばかりが募りますよね。
風俗を引退すると、どのような生活が待っているのでしょうか。
引退後どうやって生活していく？
おそらく風俗嬢を始めた方の多くが、手っ取り早くお金を稼ぐためにこの仕事を選んだかと思います。
引退するということは、その収入源を失うわけですから、生活していくために今後どうしたいのか考えなければいけません。
女性が生活していくためには、大きく分けて二つあります。
自分で働いて稼いでいくか、養ってもらうか、です。
自分で働いて生活していくなら、どんな仕事がしたいか、どんな仕事ならできるのか、考える必要があります。
誰かに養ってもらうとしたら、あてはあるのか、風俗で働いていた自分を受け入れてもらえるか、など養ってもらうからと言って安易に楽はできません。
どちらにせよ、自分はこうしたいという目標を強く持って計画していかなければ幸せな引退後の生活は待っていません。
転職できるか不安
いざ風俗嬢を辞めて働くとなると、就職活動をしないといけません。
若いうちから風俗の世界に飛び込んで働いてきた方は、知識もないし資格もないし、一般企業で働くのは無理かも、と諦めてしまうかもしれません。
風俗嬢に限らず、転職するというのは簡単なことではありません。
簡単に諦めてしまっていては転職するのは難しいと言えます。
不安ばかりでは引退後路頭に迷ってしまうかもしれません。
まずはバイトやパートといった短時間の仕事から始めてみるのも一つの手です。
夜の世界に慣れている風俗嬢にとって、バイトやパートといった仕事でも、一般の感覚を取り戻す手助けに十分なります。
風俗嬢には誰かと一緒に働くという感覚があまりありません。
バイトなどで誰かと協力して働くということを経験するだけでも、引退後の生活をガラリと変える大きな起点となります。
引退してから仕事を探してもなかなか見つからないこともあります。
風俗で仕事をしつつ、空いた時間に求人情報をチェックしたり、ハローワークで相談してみるのも良いかもしれません。
前向きに自分から動いていくことが、引退後どうしたらよいかという不安を払拭できるカギと言えそうです。
引退後の転職先で多いのは？
風俗嬢が引退後就く職業として多いのが、意外にも看護系や介護職などの資格を必要とする専門職です。
資格を取得するのは簡単なことではありませんが、逆に言えば資格さえ取ってしまえば職に就くことができると言っても過言ではないでしょう。
資格を取得する、という目標を持つだけでも、働く意欲やモチベーションが上がります。
看護や介護の業界は、人手不足が嘆かれている昨今、多くの人材を募集しています。
また、風俗という人に奉仕する特殊な仕事をしてきた風俗嬢にとって、看護や介護の場は性に合っているという点も人気の理由なのかもしれません。
資格を取って無事就職できたとしたら、今まで頑張ってきた努力を無駄にしないよう仕事にも力が入ります。
資格がある分、収入も良くなりますし、引っ越しなどで突然生活する環境が変わるようなことになっても、安心して職探しをすることもできるでしょう。
もちろん、一般企業に転職している方もたくさんいます。
風俗嬢は男性と一対一で接する接客業です。
もともとコミュニケーション能力に長けていたり、人と接することが大好きな女性が多いので、このような女性を待っている企業はきっとあります。
自分の得意なことは何か、やりたいことは何か、引退を機に見つめなおしてみると新たな発見があるかもしれません。
もう一つの転職
「風俗嬢から専業主婦へ転職」という道もあります。
風俗で働いている多くの女性が常日頃思っていることの一つに「普通の女性として幸せになりたい」という気持ちがあります。
そのような思いで引退を決意した風俗嬢もたくさんいます。
これまで多くの男性を幸せにしてきた風俗嬢からしてみれば、「私だって幸せになりたい」と願うのは当たり前の気持ちです。
素敵な男性と出会って、結婚して、子供を産んで…このような思いから、風俗を引退した後、夜の世界からはきっぱりと足を洗って、家庭に入る女性も少なくありません。
結婚する際に、風俗嬢だったことを打ち明けるかどうかは相手次第かもしれませんが、隠し通したまま幸せに暮らしている女性も多くいます。
また、女手一つで子供を育てるために風俗の世界に入る女性も少なくありません。
そういった女性にとって、新たな生涯のパートナーが見つかれば風俗で働く必要も必然的になくなります。
将来を考えるような男性に出会ったら、風俗を続けていてはいけない、と思う嬢も少なくないでしょう。
結婚を考えるような男性ができたから引退するか、引退してからそのような男性に出会うのか、違いはありますが、風俗を引退してから家庭に入り普通の主婦や母親として暮らしている女性が多くいるのも事実です。
こんな生活はしたくない
風俗などの夜の世界で働いていると、短時間で高額なお金を稼ぐことができるため、金銭感覚がおかしくなってしまう女性が多くいます。
見た目が命な職業でもあるため、自分磨きのためにお金を浪費している、という風俗嬢も少なくありません。
風俗嬢時代の金銭感覚のまま引退してしまうと、嬢として働いていた頃の貯金がなくなっていくのは明白です。
もし、風俗を引退後他の仕事に就けたとしても、その仕事での収入が風俗嬢時代より低ければ、今までのようなお金の使い方はできません。
身の丈に合ったお金の使い方ができずにいると、実家に出戻り…なんていうこともあります。
まわりに迷惑をかけるだけでなく、今まで自分が自由に使えていたお金はないので、経済的にも精神的にも苦痛です。
一人暮らしのため、子供を育てるため、自分の目標のため、風俗で働く女性の理由は様々です。
しかし、風俗である程度貯金もできて引退したはいいが、出戻ってしまうようなことになれば元も子もないですよね。
自分が自由に使えるお金はあくまで自分が稼いだお金だけだということを忘れず、正しい金銭感覚を養っていかなければなりません。
それができなければ、引退後に幸せな生活は待っていないはずです。
まとめ
風俗の世界に足を踏み入れたきっかけが人それぞれなように、引退後の生活も様々です。
風俗を辞めたい、これ以上続けていたくない、という一心だけで将来のことも考えずに辞めてしまうと後々困るのは自分です。
引退後に幸せで充実した生活を送るためには、何の計画もなく突っ走ってしまわないことです。
もし今あなたが、風俗から引退することを考えているなら、将来の自分が困らないように、自分が今後どうしたいのかよく考えてから決断しましょう。
きちんとした目標計画を立てて行動すれば、風俗の世界から引退しても、仮に今より収入が減ってしまったとしても、幸せな生活が送れるはずです。
引退してからどうなってしまうか不安になってしまう気持ちはわかります。
しかし、いつまでも風俗嬢として働いていくことが不可能なのも事実です。
現実を受け入れて、明るい未来が訪れるよう今からできることを考えていかなければなりません。
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