風俗嬢にとって体型に気をかけることはとても重要なことです。
スレンダーな体型の女性はそれだけでお客様を喜ばせることができたり、お店から売り出してもらいやすいのに対し、太っているとどんなに顔が可愛くてもなかなか人気がでないなど、体型も収入に影響してくるからです。
しかし、太りやすい体質の方もいれば逆に太れないという体質の方もいて、みなさん何かしらの悩みを持っているのではないでしょうか。
辛い思いをすることなく体型維持をする方法はないのでしょうか。
体型維持がストレスになる理由
お客様から褒められる体型を維持するために、日々ダイエットやベストプロポーションの維持に勤しんでいるという女性は少なくないはず。
最近ではインターネットが普及したことにより、風俗嬢は以前よりも不特定多数の人から見られる存在になってしまいました。
そのせいで会ったことがあるかどうかもわからない人たちから、ネットの掲示板に「デブス」「パネマ」なんて容姿に関する悪口を書かれてしまうこともあります。
大して太っているわけでもないのに心無い誹謗中傷を受けたことから過食症や拒食症になってしまう風俗嬢は少なくありません。
つまり、自分のベストプロポーションを維持することがストレスとなるのは、風俗嬢が不特定多数の人間から見られる職業であるからです。
お客様に喜んでもらえたり指名数を増やすために体型維持を頑張っているのだと、前向きに取り組めている女性は大きなストレスを抱えることは少ないのですが、周囲からの目やネットで叩かれることを気にしてしまう女性は、体型維持そのものがストレスになってしまいがちです。
負のループ…風俗嬢は努力や我慢が苦手
体型維持のためにはジムに通ったり食事のカロリーを気にしたりと、地道な努力が必要になります。
でも、運動はしんどいしおいしいものは我慢したくない…
そんな理由から長続きさせられないという経験は、女性なら誰でも一度はあるでしょう。
特に風俗嬢は、普通の女子よりも努力や我慢が苦手な方が多いです。
体力的にもきついお仕事なので仕事のあとぐったりしているのにジムで体を動かすだけの体力は残っていないし、休みの日はしっかり体を休ませたいという理由で、なかなか運動系のダイエットは続きません。
また、風俗はストレスのたまる仕事だからと自分自身を甘やかしてしまう節もあります。
例えばお仕事が続いた日なら、疲れたしたくさん頑張った自分へのご褒美と託(かこつ)けて仕事終わりにコンビニへ足を運んだり、暇で待機時間が長くなってしまい、病んできた自分を慰めるためにコンビニへ足を運んだり…
ついつい仕事中や仕事後に間食してしまいます。
働く上でこのような自分へのご褒美はストレスを和らげるために必要なことではあるのですが、間食が増えることにより体重が増加し、そのことで体型維持が難しくなりまたストレスを感じる…と負の無限ループに陥ってしまう女性は少なくありません。
共感できる方も多いのではないでしょうか。
さらに、お客様からお菓子や飲み物などの差し入れをいただいた際には、せっかくの気持ちを無下にできないのもあって余計に我慢できなくなり、まさに「ダイエットは明日から」状態になりやすいです。
体型維持には毎日の地道な努力が欠かせないということはわかっているものの、風俗嬢はそれを邪魔する要因に囲まれているので、努力や我慢がなかなか続きません。
そして、太れないことが悩みだという女性もいます。
ダイエットが長続きしない女性からするとうらやましい悩みなような気もしますが、当人からすると深刻なことです。
細すぎると女性らしさや色気が欠けてしまうので、風俗嬢としては致命的です。
もっと太りたいと思っても、仕事のストレスで食が進まない人もいれば、過去に太っていた経験があり「食べること」に恐怖や罪悪感を感じて食べられないという拒食症の人など、食べる努力ができないという女性もいるのです。
ストレスを軽減しながら体型維持する方法ってある？
不要なストレスを感じないように肉体改造するためには、ダイエットなどを「楽しみ」に変える必要があります。
苦痛な体型維持を楽しみに変える方法についてご紹介します。
体の変化を「見える化」する
自分の体重や体脂肪率などを記録に残し「見える化」することで、辛い肉体改造を楽しみに変えることができます。
最近では無料のアプリなどで簡単に記録に残したりグラフ化することもでき、自分の体の変化が数値として目でみてわかるようになるので、データが増えれば増えるほど自分の努力を実感でき、楽しみながら取り組むことができます。
お客様にコミットする
「いつまでに何キロ痩せるor太る」ということを、仲のいいお客様にコミットしましょう。
そして、その目標を実現出来たらいつもより長いコースを予約してもらったり好きなお菓子を差し入れしてもらうなど、お客様から何かご褒美をもらう約束をしてもらいましょう。
こうすることで、目標を達成できればお客様からご褒美をもらえますし、お客様も女性が自分に甘えてくれていると嬉しくなり、さらにいい関係を築けるようになるので仕事においてもメリットがあります。
コミットする相手が多ければ多いほどやる気は増し、目標達成できた時のご褒美も増えるかもしれませんね。
友達と一緒に挑戦する
一人だとついついさぼりがちになってしまいがち・・・
そこで、友達と一緒にチャレンジして、毎週進捗を報告しあいましょう。
今週はどちらの方が目的をより達成できたかなどを競い、負けた方が買った方に飲み物代をおごるなど、楽しく競い合うのも◎です。
また、同士がいることで効果的な方法について色々情報交換することができるのも楽しく長続きさせるコツです。
まずは自分のベスト体重を知ろう！
体型維持と言っても、自分が目標とすべき数値がわからなければどのくらいの努力が必要なのかがわかりません。
そこで意識していただきたいのが「ベスト体重」です。
例えば「身長－110＝理想の体重」とか「BMI指数」とか、身長から理想とされる体重の重さを導き出す方法について聞いたことがあると思います。
しかし本来意識すべきベスト体重とは、「自分がもっとも活動しやすい体重」のことです。
身長が160cmの女性の理想体重(健康を維持するために必要な体重)は56kg、また美容体重(見た目を重視した体重)は47kgと言われています。
ですが、必ずしもこの体重が、160cmのすべての女性にとって活動しやすい体重かというとそうではありません。
日常生活の中では、階段の上り下りや徒歩・自転車での移動、モノを持ち上げるなど、実にさまざまな運動が必要になります。
激太り、もしくは激痩せを体験したことのある方ならこの感覚を知っていると思うのですが、従来よりも太ったり痩せてきたりすると、自分の体の重みで階段の上り下りがきつくなったり長距離を歩くことが辛くなったりと、生活の中で必要となる基本的な運動が容易ではなくなってきます。
このように、太りすぎ、または痩せすぎることで脂肪が増えたり筋力が落ちると日常生活に支障をきたすこともあり、日常的な運動を自然に行える体重のことを「ベスト体重」と言います。
このベスト体重は筋肉の量や体力によって異なり、方程式に当てはめた計算ではなく自分の体感からしか導き出す方法はありません。
まずは「身長－110」で自分の理想とされる体重まで落とす、もしくは増やしてみてください。
そこから見た目や日常生活での動きやすさを考慮し、少しずつ体重を調整していくことで、自分のベスト体重を知ることができるはずです。
自分のベスト体重がわかったら、その体重をキープするようにしましょう。
まとめ
体型を維持するために食べたいものを我慢したり過度な食事制限をすることは、返ってストレスになり、イライラや情緒不安定の原因になります。
ストレスが原因で肌荒れが起こってしまうこともあり、せっかく美しいプロポーションを維持できても肌はボロボロなんてことにもなりかねません。
「今日食べ過ぎても明日控えればいいや」くらいに余裕を持っている方がストレスはたまらず、ダイエットなども長続きしやすいです。
内面も外見も美しくなるために、大きなストレスを感じるほどの無理はしないように注意しましょう。
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