近年では、お土産や日本国内での観光を目当てに、日本全体で外国人観光客が増加しています。
その影響は、観光地となっている地域ではその傾向が顕著ですが、そうした方々が日本滞在中に風俗を利用する機会もまた、同様に増えています。
数年前、数十年前と比較すれば、外国人を見かける機会も多くなり、外国人に対する根本的な恐怖心や警戒心は少なくなっているものの、それでも外国人客との間での何らかのトラブルとなる要素は少なくないもの。
実際に風俗で働いている方は、外国人のお客さんとの間でトラブルになった事例などはあるのでしょうか。
真っ先に思い浮かぶ”言葉”の問題のほか、性に対する意識の違い、日本の女性や風俗に対する認識なども交えながらこの記事で解説していきます。
小さなトラブルは日常茶飯事?
日本を訪れる外国人観光客の数は、ここ数年はうなぎのぼりだという報道をよく目にします。
日本を訪れる外国人にとっては、旅先の思い出のひとつに、あるいは、旅の高揚感がもたらす一時の遊びとして、風俗をも利用するということがあるようです。
日本を訪れる外国人としてやはり今も昔も多いのは中国や韓国などのアジア諸国ですが、彼らが日本を訪れる理由は観光のほかにも、買い物が挙げられるようです。
日本の良質な家電製品を購入することを目的に日本を訪れるアジア諸国の国々の観光旅行客も増えており、一部では「爆買い」などとも表現されていました。
この「爆買い」現象は、風俗においても見られる傾向のようです。
2016年ごろから、日本を訪れ風俗店に殺到する中国人の観光客が増えているようで、これは中国本土での風俗に対する規制・取り締まりが強化されたことも影響しているのだとか。
また日本の風俗嬢のサービスは海外の風俗に比べて満足度が高いという傾向にあり、これも外国人観光客が日本の風俗に殺到する要因のひとつとなっていることは間違いなさそうです。
しかし、こうした急激な外国人客の増加は、いくつかのトラブルを招く種ともなっているようです。
まず、もちろん言葉の問題です、日本語が正確に理解できないために、サービス内容をしっかりと理解していなかったことによって、店舗で禁止されているプレイや本番行為をしようとしてトラブルになったりといったことは珍しくないようです。
次に、身体の違いもトラブルの要因となるようです。
外国人男性の性器は日本人男性のそれに比べて大きい場合が多く、プレイが終わった後でもいつまでも痛いという声もよく聞かれます。
こうしたトラブルは日常茶飯事のようです。
外国人にとって風俗とはどういう場所になっているか
もちろん風俗という場所は、外国においても日本においても、性欲を処理するための場所なのですが、外国人にとっての風俗とはさらにその認識が深いようで、要するに「抜ければよい」と考えて訪れる場合が多いようです。
これは良し悪しな面もあります。
風俗で勤務をしている女性にとっての面倒事のひとつといえば、代表的なのが「客との面倒な関係」となってしまうことのリスクです。
特定の風俗嬢に対して熱を上げてしまい、店を辞めるように迫ったり、恋愛関係を申し込んだりといった面倒事は、比較的日本人のほうが多く、外国人ではそういったケースは少ないようです。
「外国人は風俗を、性欲処理の場所として割り切って考えている」という声も聞かれます。
一方で、風俗嬢に対する扱いが雑だと感じる方もいるようです。
プレイがハードになって血が出たという事例もあるようで、一概に外国人が良いとも言えない複雑な事情があるようです。
こうしたトラブルがあることから、日本のいくつかの店舗では外国人の入店を不可としているものもあるようです。
また、これは日本人にも傾向としてはあることですが、外国人の場合には特に「酒に酔ってお店に来る」タイプのお客さんが多いようです。
単に酔っているだけであればそれほど大きな問題とはならないのですが、酒に酔ったことによって言動が荒くなったりするタイプの外国人も多いほか、当然性器への刺激に対する反応もにぶくなってしまって、なかなかいかなくて延長したりといったトラブルもあるようです。
日本旅行という非日常の中でつい浮かれてしまう外国人もいるということでしょう。
また、アジア系ではなく白人などの欧米系のお客さんの場合、人種を非常に気にするタイプの方もいるようです。
黒人を接客したことがある風俗嬢はダメだとか、アジア人ではやはり無理だとか、そういったタイプの外国人もいるようで、日本人の感覚ではなかなか同意しかねる部分もありますが、そういった要求がある場合にはやはりトラブルの元となってしまうことも否めないでしょう。
この点では、アジア系の客のほうがトラブルは少ないと考られるでしょう。
また、体質の違いか、あるいは食文化の違いかは定かではありませんが、体臭がきついという意見も散見されます。
香水などの匂いもそうですが、もともとのその人の体臭がきつい場合には、その後の接客ができずに退勤してしまったりといったことも事例としてはあるようです。
病気などのリスクは?
この点は、諸外国からの旅行者が日本人よりも意識の面で勝っている点といえるかもしれません。
海外では、エイズ(HIV)をはじめ各種性病などに対する教育が行き届いており、特に日本を訪れて滞在する程度の資力がある外国人の場合にはその傾向が顕著なようです。
性病への知識があるために基本的にゴムを付けてのプレイしかしないという意識が高く、生でのプレイを要求してきたりといったことは少ないようです。
また、NS店であってもゴムの着用を行うなどの点は、風俗で働く女性にとっては病気を移される危険を大幅に軽減させてくれる嬉しいポイントということができるでしょう。
ただし、それでも欧米系の外国人であって、きちんと性病に関する教育を受けている、という方の話だと語る女性も多く、とくにアジア系の旅行者・お客さんは、そうした性病に関する知識が低い傾向にあると見ている人もいます。
基本的にゴムをつけるかどうかについては、ある程度は店舗によって決めてあり、あとは実際に接客をする風俗嬢と、そのお客さんとの間の裁量となるわけですから、外国人だから、きちんと性病の知識を持っていそうだから、という思い込みだけで安心してしまうのは危険だと考えるのがよさそうです。
まとめ
外国人観光客の増加は、様々な面で日本に住む多くの人にとってのプラスの面を持ちます。
風俗を訪れる外国人が増えれば、それはもちろん風俗で働く風俗嬢としては嬉しいことです。
しかしながら、外国と日本では風俗に対する考え方や、文化に対しても様々な違いがあります。
言葉が通じないとか、今まで外国で暮らしてきたという根本的な警戒はさておいても、性意識やその方の性事情については、初めて会う相手ですから当然わからないわけです。
トラブルになるケースが少なくないのも頷けるというものです。
自分の身は自分しか守れないものの、何かトラブルになりそうな場面では、早めにお店に相談したり、外国人を接客した経験のある先輩の風俗嬢に相談するなどして、自分の身を守る工夫が求められるのは間違いないでしょう。
しかしながら、もちろん外国人だから特別に警戒する、あるいは、外国人だから安心だ、というのではなく、外国人も日本人も等しくリスクがあるものとして考えておけば、大きなトラブルに巻き込まれるのを防ぐことはできるでしょう。
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