風俗業界での色恋営業の背景
不景気の波は風俗業界にも多大な影響を与えている昨今、
「ただ風俗店で役割をこなす」だけではなく、キャバクラやクラブのように色恋営業の要素を取り入れる風俗店も多くなりました。
その背景としてはある程度の規模の街であれば風俗店は星の数ほどあり、
更にその上で、ひと昔と比べると愛人クラブ、(交渉可能な)出会いカフェ、ピンパブ、ピンサロ、デリヘル、セクキャバなどなど「風俗」と一言で言っても様々なジャンルの風俗店が存在します。
つまり「ただ性的サービスを提供する」だけでは、お客さんとしてはそのお店に戻ってこなければいけない特別感を感じられない、つまりリピート客として定着しなくなるんですね。
(すごくタイプの女の子がついた場合は別ですが)
分かりやすくいうと大手家電量販店などではポイントカードを取り入れていますよね。
それは基本的にひとつのお店でポイントを貯めていたら、他のお店が少々安くても、
あのお店で買えば今あるポイントがこれだけになるからやはりいつものお店で買おう、とお客さんがリピートする効果を狙っているんですね。
風俗店には基本的にはポイント制度がない分、ここで勝負になるのは他のお店とどう違いを出していくか、という点です。
あるお店はロリータ系の女の子を集めたり、また別のお店はギャル系や俗に言う素人っぽい女性ばかり採用し「特別感」を打ち出しています。
ただそれだけだと似たようなお店は他にも沢山あります。
そこで水商売で昔から使われている色恋営業は風俗でも取り入れられるようになりました。
色恋営業とは、疑似的に恋愛をしているようにお客さんに錯覚させる事で、お店に通ってもらうようにすることで、曖昧なこともあれば、色恋営業をしている風俗嬢が相手にはっきりと彼氏認定(という設定)をしている場合もあります。
お客さんが女の子に恋愛感情を持てば、お客さんにとっては「そのお店に戻ってくる理由」になります。
ただし口で言うよりも、恋愛感情を持たせるのは簡単ではありません。
今回は風俗に来るお客さんに上手に特別感を演出できる、効果的なフレーズやサービス方法をご紹介します。
効果的なフレーズ/サービス
サービス
これはキャバクラでも同様の事が言えますが、
お客さんの顔と名前をできるだけ覚えることです。
理由は想像に難くはないとは思いますが、名前を呼ばれることでお客さんは
「その他大勢の客のうちの一人」ではなく、「個人として見てくれた」と認識するからです。
一流と呼ばれるグレードのホテルでは、コンシェルジュは一人一人の宿泊客の名前と顔を記憶し、伝える事がある際などはその宿泊客の名前で〇〇様、と呼びかけます。
一般的なホテルではそこまでのサービスは提供していない場合がほとんどではないでしょうか。
同じお客さんがリピートして戻ってきた場合に、〇〇くん久しぶり！と挨拶されると、
お客さんは「毎日たくさんのお客さんを相手にしているのに俺の事覚えてるんだ」と感じる人も少なくありません。
逆に言うと、特に指名をして戻ってきたのにも関わらず、覚えられていない場合は、人にもよりますが少しがっかりする人が多いのではないでしょうか。
記憶力がいい風俗嬢だとスッと名前や顔が覚えられるのですが、そうではない場合は、
メモ帳などにお客さんの名前や似顔絵などを簡単にメモしておくと覚えやすくなると思います。
お客さんと電話番号を交換している場合は、電話帳の名前の所に特徴などを添えると良いでしょう。
例：よしき 40代くらい スーツ さわやか 話上手 〇月〇日〇時頃来店
番号を交換している場合、人によっては来店する時間を連絡をしてくる人もいるので、その場合は〇〇さんね、と事前にわかるので楽ですね。
中には名前を言いたくないという人もいます。
そんな時はなんとなく雰囲気と特徴だけ覚えるようにすると良いでしょう。
またお客さんとの連絡先交換を禁止している風俗店の場合は、お客さんの特徴や名前など忘れないうちに待機中など時間のある時にメモ帳などに記録をつけるように習慣付けると確実です。
効果的なフレーズ
「○○さんってかっこいいよね~」
このフレーズ、使う風俗嬢は多いですが実はお客さんにはあまり響きません。
逆に考えるとわかりやすいかと思いますが、お客さんに〇〇ちゃんってかわいいね～と言われたら、恐らくあなたは心の中で「どうせ会った風俗嬢全員に言ってるんでしょ」と思うはずです。
お客さんも同じようにとる人も少なくありません。
中には、恋愛経験値が低かったり、お世辞に弱いタイプのお客さんもいて、「またまた～」なんて言いながらでれでれしちゃう感じの人もいますが、冷静なタイプのお客さんの場合「また思ってもいないことを」なんて受け止め方をしてしまいます。
それじゃあせっかくのリップサービスが台無しです。
どうせ褒めるなら…褒める箇所を具体的にしたほうが「営業っぽさ」が減ります。
例えば、ただ曖昧にかっこいいという代わりに腕が筋肉質で男らしくてかっこいいと表現するとか、首筋がセクシーだよね、とか部分的に褒めたほうが嘘っぽくなくてベターです。
この方法だとそんなとこ褒められたことない、なんて言われても個人的な趣味だからという事で切り返せます。
また、お客さんが指名で帰ってきた場合は服装や髪型が変わったら逐一褒めてあげて下さい。
お客さんが女性が多い職場で働いている場合は、会社で髪切ったんですね～なんてコメントが入ることも多いですが、逆に男ばかりの職場の場合は会社では何も言われない…なんてパターンも。
男のほうが細かい変化に鈍感なのでその可能性も高いのです。
その場合は「この子、そんな細かいとこまでよく気づいたなぁ、もしかして俺に興味あるのかな？」なんて思ってもらえるかもしれません。
「えー」「すごい」「知らなかった」「〇〇さんって何でも知ってるね」
単純なようですが、意外と男好きのするセリフです。
男性は基本的に知識面・体力面で女性よりも優位に立っていたい、そして女性を守ってあげたいと考える人が多いので、彼らの知識を褒めてあげると喜びます。
中には普段会社で怒られてばっかり、という人もいるので、そういったお客さんは尚更褒められると喜ぶこと間違いなしです。
もちろん、笑顔は忘れず、目をみて話すこともポイントです。
また風俗なので、プレイや体に関して褒めることも大切です。
「○○さんとは体の相性があってるみたい！」
「〇〇さんだけだよ、すぐいかせてくれるのって」
「○○さんって性器の形がすごくいい/普通より固くなるね！」
「〇〇さんってすごく気持ちよくしてくれるんだよね～なかなかないよ～」
「お店で潮吹いたの初めて！〇〇さんってすごいテク持ってるね」
「〇〇さんかっこいいから本番するの我慢するの、大変だったんだよ(笑)」
「〇〇さんって色気あるよね」
他の男性と性器の性能や固さを比較するチャンスが普通にある男性はなかなかいないですし、付き合っている彼女が褒めてくれているとは限らないので、こうしたフレーズで褒めることで、「俺って他の男よりすごいのかも？」とか「またこの子としたいな」なんて思ってくれるかもしれません。
後はありがちですが、お客さんが帰る際は寂しそうにするのもポイントです。
まとめ
どんな人でもなにか一つは褒めるポイントはあるので、それを上手く発見するように癖をつけると良いでしょう。
またお店の女の子と話せるような環境(待機する場所が共同だった場合など)であれば売れている女の子にお客さんに好かれるフレーズを聞いてみたり、
そうでなければボーイさんや店長に男として言われたら嬉しいフレーズを聞いてみると参考になりますよ。
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