飛田新地とは、大阪市西成区の山王３丁目界隈の「俗称」とされています。
この地区には、大阪市営地下鉄の谷町線・阿倍野駅を下車し、駅の西側に歩いて行くと着くようになっています。
地下鉄・阿倍野駅から大体、７百ｍ程度であり、徒歩で行ける距離圏となっています。
山王３丁目界隈を飛田新地と呼ぶ理由としては、この地区は、ちょんの間の名所として知られているからです。
ちょんの間とは、元・赤線（昭和33年3月以前に、公認で売春が行われた地域。売春防止法が出来るまでは、この地域では男性が女性と思う存分遊んでいたそうです）と青線（非公認で売春が行われる地域）で営業をしている、「風俗情報サイト等では掲載されていない」業者が点在している地区をいいます。
ちょんの間は、大阪では「本番行為をさせる店」とされており、売春防止法が施行されているとはいえ、利用する側（お客さん）は「表向きは料亭」となっている店舗のスタッフと交渉をした上で、女性に対して報酬を支払った上で性行為が楽しめるようになっています。
お客さんと女性との間では、自由恋愛ができるというシステムとなっており、実質的には「本番ができる」非公開の風俗店となっています。
この地区は、表向きは飲食店等として営業をしている店舗が何軒か在ります。
ただ、店に入ると、客引き行為をする年配の女性がおり、男性客に対して「若い女性と遊べます」と言って営業してきます。
客引きをすることに抵抗感が在る男性は少なくありませんし、非合法の業者とみなし、身構える人はいてもおかしくありません。
ただ、法外な料金を請求するわけではなく、店のルールを守れば、若い女性と楽しめるシステムとなっていて、一部のファンには受け入れられています。
飛田新地に出稼ぎに行くには
飛田新地（以下・飛田遊郭）には、風営法の届出や許可を受けた風俗店は一切在りません。
また、店のホームページは存在しておらず、完全・非公開で、サービスを受けるためには、業者と客とが交渉をしなければなりません。
ただ、風俗店でお金を得たいという女性であれば、飛田遊郭へ出稼ぎに行くのも良いかもしれません。
飛田遊郭のちょんの間の仕事情報は、検索サイト等で「飛田遊郭求人」と入力すれば、情報を得ることができます。
飛田地区の求人に関する情報サイトが在り、そこには個々の店舗の公式サイトは在りませんが、個々の業者の電話番号あるいはメールアドレスは明記されており、直接交渉をすることになります。
飛田遊郭のデメリットとメリット
飛田遊郭に出稼ぎに行く場合、この地区は非公開のサービスを提供している業者が点在する地区と考えた方が無難です。
この地区で仕事をしに行く上では、短所となるものが何かを事前に考慮しておく必要があります。
一般的に、この地区の業者は、キャストに対して交通費を支給しない、キャストに出す報酬について日収の最低保証が無い、のが特徴となっています。
合法的に営業をしている業者であれば、「日収は保証します」だったり、「仕事をするに当たって、面接交通費をお支払いします」という事がありますが、飛田遊郭の業者については、そういう事は一切ありません。
また、表向きは料亭となっており、飲食を楽しむ客が多く利用することが考えられ、接待をする機会は非常に多くなるでしょう。
不特定多数の男性客の相手をする事になりますし、衛生面が気になるでしょう。
利用する側としては、客引きに対して抵抗感がある人はＮＧとなります。
ただ、昏睡強盗なんかをやらかす飲み屋と違って、決められたルール内でサービスを提供するのが流儀となっており、客が女性に対して無理難題を要求しない限り問題は無いとされています。
ただ、飛田遊郭は、「稼げる仕事」の名所としても知られています。
飲食店を利用する感覚で訪れる客は多いですが、接待をする機会が増えるのは「チャンス」となります。
この地区では、日収の最低保証が無いものの、報酬は1時間当たり1万円得られることになっています。
基本的には料亭での接客スタッフとなりますが、実質的には風俗店の仕事となります。
この地区で仕事をするメリットとしては、地元の人に「風俗で働いている人」と察知される心配が無い事、です。
店舗型の業者に行く場合、「あの女性は風俗で働いている」とみなされる事になりますが、「表向きは料亭」であれば「飲食店で接客する女性」とみなされます。
他には、性行為等（フェラや本番行為）をする際、コンドームを着用する事が必須となっています。
というのも、個々の料亭では、オシボリで身体を拭くだけとなっており、性行為とかをする際は、感染を防止するためのコンドーム着用をしなければならない事になっています。
運営側は衛生面に気を遣っており、感染症に罹らずに済むのである意味、風俗店よりも気軽に稼げる仕事ではないでしょうか。
お風呂で洗体をする事が無く、タオルで拭いてから全身リップをする事なく、ゴムを着用してのサービスとなります。
また、女性の身体に触れる場合、性器やアナルへの指入れは禁止行為となります。
アナル性感を楽しみたいのであれば、ミナミの店舗型の業者で遊べば良いでしょう。
次に、非公開で営業をしている業者なので、雑費を引かれる事がありません。
普通の業者であれば、日収の1割程度の額を引かれることになりますが、飛田遊郭では宿泊費だけが引かれる事になっています。
ピンハネを気にする必要が無いので、普通の業者よりも高収入が得られるようになっています。
許可を得て営業をしているでは、キャストは必要に応じて「写メ日記をアップしてくれたら、日収は保証するから」と要求しますが、そんな事はしなくても良い事になっています。
普通に営業をしている業者では、「写真をアップしてくれれば、高収入を約束するから」としていますが、プライバシーに関して抵抗を持っている女性は少なくありません。
また、顔の一部を露出することについても、抵抗感が在って「風俗でバイトしていることがバレる」心配をしている女性は少なくありません。
しかし、飛田遊郭では、運営者がプライバシーに配慮をしてくれるので、女性は安心して出稼ぎに行くことができます。
飛田新地では、個々の業者の公式ホームページは在りません。
そのため、パネル撮影については無く、それにサービス内容が明記されていないので客からクレームが出る恐れもありません。
万が一、客が文句を言った場合、女性は運営者に対して通報ができるようになっており、風営法の適用を受けている業者と違って客に対して下手に出ることはありません。
飛田遊郭に関する情報サイトでは、「利用する側は割り切っており、余程の事をしない限りは楽しめます」という情報が載っており、無茶をしなければ特に問題は起こらないでしょう。
稼げますか？
利用する側としては、限定的な風俗遊びとなるかもしれません。
料金としては、10分当たり1万円となっており、「天王寺地区に在る、店舗型の業者のように40分で1万円未満」というわけでないので、損をするかもしれません。
しかし、飛田遊郭には飲食を楽しむために訪れる客が多く、年配女性スタッフから予め「30分で2万円だけど、美人と遊べます。どうですか？」と意思表示されて、利用する側は「良いでしょう」となれば交渉が成立となります。
「若く、そして可愛い女の子を抱けるのなら、別に短時間で高くても良いか」と割り切ってくれる人がいてもおかしくはありません。
例えば、1日当たり、20人程度を相手した場合で、「接待時間」が30分であれば40万円以上は稼げるでしょう。
これを1週間続けると、2百万円以上は稼げる筈です。
「短時間で高い料金が発生するけど、若くて質の高い女性を抱きたい」人は一定数いるようで、需要と供給が成り立つのであれば、飛田遊郭は高収入バイトをしたい女性にとっては「稼げる穴場」となります。
キャストの条件としては、可愛くて美形の女性が絶対条件としているようで、この条件をクリアすれば仕事をして良い女性となります。
また、真面目に仕事をしてくれるのが条件となっており、「いい加減で無責任」な女性は問題外としています。
まとめとして
飛田遊郭に行くには、ＪＲ大阪駅を下車し、谷町線の阿倍野駅に行かなければなりません。
阿倍野駅を下車し、西側へ行くと西成区山王3丁目の「表向きは料亭」の飲食店街に行けます。
この地区では、日収の最低保証と面接交通費は出ない事になっています。
また、利用する側に対しては、個々の業者が年配女性スタッフを客引きとして雇っており、客引きに抵抗が在れば不向きとなります。
ただ、客引きといっても、「昏睡強盗をするような、人でなしな飲み屋」と違って、予め「10分当たりで、1万円だけどどうですか？」と言ってくれ、それ以外の費用を要求することはありません。
客はスタッフと交渉をし、サービス内容を知った上で性行為を、コンドーム着用が絶対条件として、「短時間で楽しむ」ことになります。
また、女性キャストとしては、「可愛くて、美形でしかも仕事を真面目にしてくれる」のであれば高収入を得られる事になっており、写メが公開されたり、他人に知られる事なく稼げる「穴場」になっています。
また、業者はキャストを守ってくれるので、客が「指入れさせて」と要求した場合、通報ができ、しかも普通の業者と違って下手に出る事はありません。
そのため、利用する側としては、「飛田遊郭では、指入れは御法度だし、下手な事をすると何があっても保証されないし、サービス内容を弁えた上で利用した方が無難です」という気持ちになってくれます。
飛田新地では、無茶をする客はいないようで、女性としても万が一の場合は業者が守ってくれて、しかも雑費を差し引かれる事が無いので安心して高収入が得られるようになります。
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