ホステス・キャバ嬢の売上は同伴やアフターで決まると言われています。
クラブによっては同伴やアフターの回数の目標があり、達成できなかったら罰金によって給料が減額する場合もあります。
同伴・アフターはお客さんがお店を決めて入店前後に食事をとる場所になります。
しかし、場所選びはとても重要になるのでホステス・キャバ嬢としては
お客さんに聞かれたときに、おすすめのお店・値段・ネタなんかを説明できた方がいいですね。
今回、銀座に絞っておすすめの同伴先についてご紹介します。
ホステスと・キャバの違い
客層は、クラブが40から50代の会社経営者・役員の方になり、キャバクラは20代から30代のサラリーマンになります。
クラブにはママさんがいますが、キャバクラにはママの立場の人はいません。
働いている女性の呼び方は、クラブはホステス嬢でキャバクラはキャバ嬢になります。
クラブは売上や同伴のノルマがあるため、他のホステスの指名客であっても自分の同伴につなげる営業行為を行いますが、キャバクラは誰かの指名客にそのような営業行為をすることは禁止されています。
ホステスの給与は、売上によるバックか日給制になっていて同伴があれば、同伴によるバックもあります。
キャバクラは時給×時間で計算され、売上や指名によって時給が変動するようになります。
ホステスはキャバより時給にして1000円から2000円ぐらい高いのですが、どちらも指名・同伴により最終的な稼ぎは変動することになります。
同伴とは
同伴は、お客さんと一緒に食事をしてお店に入ることになる営業活動のひとつです。
お店によっては同伴にノルマ・ペナルティがあり、月間の同伴回数・指名回数・イベント集客人数が決まっています。
ペナルティは罰金のことで、遅刻・欠勤（当日・無断）・ノルマ未達成など、ルールが守られない・目標未達成の時に報酬から減額するものになります。
ノルマ達成が高ければ報酬が上がり、ペナルティが多ければ報酬が下がるのです。
アフターとは
アフターはお店が終了してから、お客さんと一緒に食事・飲み・カラオケなどに行くのが一般的です。
このお付き合いには将来的には売上貢献するのですが、当日の売上には関係しないのでお店側としては関与していないものになります。
ホステス・キャバ嬢の判断で対応していることになり、給与に影響するものではありません。
同伴は、ホステス・キャバ嬢にとって自分の給与に大きくかかわってくるので、大切な営業行為になりますが、アフターは直接的に報酬への影響はないのです。
同伴先はどうやって選ぶ
同伴注意点
同伴は、お店の周辺で出勤時間の1時間から2時間前に待ち合わせて食事をして、お客さんとお店に移動するようになります。
同伴で注意することは、2人で個室空間に入らないようにする・お客さんの車で移動しない・料金が高いお店には行かない・お客さんに食事の場所を決めてもらわない・出勤に間に合うような場所・長時間にならないなどがあります。
お客さんではありますが、相手は男性になるので危ないことにならないように身を守る事や、お客さんに金銭的負担をかけない配慮が必要になるのです。
値段はどのくらいの場所？
初めて一緒に行く同伴では男性の経済状況がつかめないし、どの程度の値段設定がいいのかわかりません。
また、同伴に行くたびに値段が高いところを選ぶのもお客さんの金銭的負担も増えるので、無理をさせないようなお店選びが大切になります。
あなたのほうが、同伴するお客さんに調査してお店と料金について事前に、「こんなお店があるよ、2人いくらでいける。
どう？」と確認すればいいでしょう。
このとき、ひとつの案だと選びようがないので、安い・普通・高い3案ぐらいでお客さんに選んでもらうといいでしょう。
あなたのおすすめは安いお店で、何がいいか説明するとお客さんも選びやすいと思います。
あなたの候補ではなく、お客さんが指定してきたらどんなところか内容を聞いて前述の注意点に該当しないか確認して返事をします。
お客さんによっては、同伴を接待交際費で処理したいがために、高い値段設定のお店を選ぶこともあるので、問題がなければお客さんに従って同伴します。
同伴での会話はどうする？
お店での会話では周りに同僚がいますが、同伴となるとお客さんとあなたが一対一の関係になり食事で、ただ静かにしているわけにはいきません。
今後の指名にもつながってくるので、お客さんが同伴して楽しかったと思える会話ができるようにしないといけません。
いままで何度も同伴している相手であれば問題なく会話ができますが、はじめて同伴するお客さんは緊張もするし少ない情報から会話することになります。
まず、いままで来店時に話していた会話からお客さんの好きなものなどはきちんと理解しておくことが大切になります。
何回もお店にきているのに全く何も知らないでは、お客さんに対して失礼になります。
また、情報が別のお客さんのものでもダメです。
きちんとお客さんの情報は普段から整理しておくことです。
お客さんの好きなものの情報を、基準に会話をしていくようになります。
それでも会話が途切れた場合は、出身地・仕事内容・生年月日・年齢・干支・血液型・趣味・身に着けている物（スーツ・鞄・ネクタイ・時計など）をほめる・休日の過ごし方・好きな映画・音楽・料理などから深堀していきます。
会話のなかで重要なのは、相手が話していることについて笑顔でうなずく・お客さんの会話を中断させない・あなたが返答するときはすべてポジティブな表現にすることです。
あなたと一緒に食事して、暗いマイナスの気持ちにさせてはいけないのです。
おすすめのお店は？
同伴はお店選びが重要になることは前述でわかりましたが、どのようなお店がいいのでしょうか？
寿司屋・鉄板・ワイン合う料理…などたくさんある中から、リーズナブルで会話が弾むような場所選びが大切になります。
インターネットにある銀座ママさんが選ぶ情報を整理すると、以下のような店舗がありました。
鉄板店では迷わず「銀座 うかい亭」
住所：東京都中央区銀座5丁目15-8 時事通信ビル1F
電話：03-3544-5252
カウンターに座ったお客さんの目線で鉄板があり、料理を作っている工程を見ながら食事ができる場所で、魚介・和牛などどれも拘った食材になります。
料金はコースによりますが、だいたいひとり20000円からになります。
江戸前鮨では名店中の名店の「久兵衛」
住所：東京都中央区銀座8丁目7-6
電話：03-3571-6523
1936年銀座創業で、政財界の食通や北大路魯山人など文化人が足繁く通った寿司店になります。
ネタとシャリの調和が見事で美味しい寿司になります。
料金はコースによりますが、だいたいひとり10000円からになります。
ミシュラン2つ星江戸前鮨の「金坂」（かねさか）
住所：東京都中央区銀座8丁目10-3 三鈴ビルB1
電話：03-5568-4411
金坂の大将は、元々「久兵衛」で弟子入りして修業した人物になり、「久兵衛」では、芸能人が金坂さんに指名で握ってもらっていた逸話がある人物になります。
創業2000年と歴史は鮨店としては浅い方ですが、美味しい寿司店として有名なところになります。
料金は「久兵衛」と同じ設定になっています。
まとめ
ホステスはキャバより時給にして1000円から2000円ぐらい高いのですが、どちらも指名・同伴により最終的な稼ぎは変動することになります。
同伴は、お客さんと一緒に食事をしてお店に入る営業活動のひとつです。
お店によっては同伴にノルマ・ペナルティがあり、月間の同伴回数・指名回数・イベント集客人数が決まっています。
ペナルティは罰金のことで、遅刻・欠勤（当日・無断）・ノルマ未達成など、ルールが守られない・目標未達成の時に報酬から減額するものになります。
アフターは、ホステス・キャバ嬢の判断で対応していることになり、給与に影響するものではありません。
同伴は、ホステス・キャバ嬢にとっては、自分の給与に大きくかかわってくるので、大切な営業行為になります。
同伴先の料金はお客さんの負担にならない設定の場所を選ぶようにします。
同伴での会話のなかで重要なのは、相手が話していることについて笑顔でうなずく・お客さんの会話を中断させない・あなたが返答するときはすべてポジティブな表現にするなどが大切になります。
ご参考にしてください。
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