最近、ネットでセクキャバのことを調べていたら、こんなやり取りが出てきました。
男性客「コパ、レオン、マンダリン、よかったな～。」
男性客「東京タワーの夜景みながら、個室でセックスしまくった。」
女の子「ワタシ、レオンで働いていました。1日10万は余裕、20万行くときもあった。」
男性客「個室だと、5分8,000円くらいかかるんだよね。」
男性客「写楽にも5分5,000円～10,000円の特別室があったよ。レオンと同じだね。」
女の子「個室で寝ちゃったお客さんとか、1時間で10万円くらい払ってましたよ。」
…？なんで過去形なんですかね。
それよりも、目につくのは、この人たちの話す金額の高さ。
「5分8,000円」？時間の単位間違えているんじゃないの？いや、本当みたいです。
こんなんだから、「月1,000万円稼いだ」などと語っていた女の子も居ました。
この男性客たちと女の子たちが話しているのは、六本木にある「個室セクキャバ」についてです。
彼らの噂を鵜呑みにするなら、どうやら、ここはかなり稼げるみたいですね。
気になりませんか？
というわけで、ちょっと、調査してみました。
※参考記事
個室セクキャバって何？
普通のキャバクラでも、VIPルームというものがあるのを知っていると思います。
いわゆる「太客」（※）が、フロアで騒いでいる一般客を尻目に、のしのしと上がって行き、指名した女の子と、めちゃくちゃ高いシャンパンをシュポーンとやる、あの部屋です。
（※ただの「太っ腹な客」の水商売用語です。）
そこまで、とは言いませんが、セクキャバに通う男性客も、VIPルームみたいな部屋が欲しい、とは思うのではないでしょうか。
なぜって、セクキャバでは、女の子が密着セクシーサービスをしてくれます。
あんなことやこんなことをしている内に、もう我慢できなくなり、「密室に連れて行って、誰にも気遣うことなく襲い掛かりたい！」なんて、思わずにはいられないでしょうから。
そんな男性客の夢を適えたのが「個室セクキャバ」です。
フロアでも十分に、おっぱいモミモミ、ディープキスれろれろ、しているんですが、更に女の子を個室に連れて行って、よりハードに、その続きをすることができるんですね。
こりゃ、たまらない。
相当儲かったらしい。
上の会話（男性客たちと女の子たちのネット上の会話）を、もう一度、読んでみましょう。
「5分5,000円～10,000円」とか、言ってやがります。
確かに、仮に「5分8,000円」とすれば、1時間で10万円には到達します。
すごい採算性。
きっとこれが、個室ルームを作る店側の旨味なんでしょう。
女の子の方も、シャレにならないくらい儲かったみたいです。
この個室料金（1時間で10万円）だけでも想像できることなんですが、実際は更に、個室で男性客と“直接交渉”があるらしいです。
「外人さんから10万円もらった」なんて言っている女の子も居ました。
もちろん、“感謝の気持ち”の訳がありませんよね。
その後、何をするかって、もちろん、「東京タワーの夜景みながら、個室でセックス」。
上の会話は、男性客が懐かしんでいる通りです。
摘発されたらしい
しかしながら、よ～く考えてみれば分かる通り、こんな場所、というかお店、あって良いわけないですよね。
「ウチラの努力を何だと思ってんの！」というソープ嬢の姉さんの怒りが、聞こえて来そうです（※）。
（※ソープランドでは、あくまでお風呂に入浴に来た男性客が、たまたまサービスしてくれた女性スタッフとの「自由恋愛」に発展する、という壮大なストーリが用意されています。）
六本木の個室セクキャバは、2005年くらいが頂点だったみたいです。
上に見たコパ、レオン、マンダリンは、みんな摘発されて、今はもう、存在しないみたいです。
（そこで稼ぎまくっていた女の子たちはと言えば、元気にデリヘル嬢をやっている模様。）
もう一店、写楽というお店が言及されていましたが、そこはまだ、求人広告を出していました。
でも、「HPはリニューアル中ですが…お店は大反響につき絶賛営業中デス!!!」という謎のコメント。
個室セクキャバの摘発のきっかけは、六本木という土地柄、外人がハマってしまって、大使館経由で苦情が行ったみたいです。
もっとも、これは摘発のきっかけの1つでしかなかったのでしょうが。
それにしても、何やってんですかね、外人。
外人と言っても、「爆買い中国人」のイメージはあんまりしません。
きっと、白人でしょう。
情報源では「米国大使館」と言っています。
いずれにせよ、これで上の（本記事初めの）男性客たちと女の子たちの会話が「過去形」だった理由が分かりましたね。
六本木に荒れ狂った個室セクキャバの嵐は、最早、過去のものなのです。
※参考記事：セクキャバと抜きキャバの違いを教えて！違法性はないの？
今の六本木セクキャバ。
そういう訳で、「六本木の個室セクキャバって儲かるの？」と鼻息荒く、求人を探していたアナタには悪いですけれども、「今は無い」もしくは「あっても（※）警察のマークが厳しいから、止めたほうが良い」というのが、本記事を介してのアドバイスです。
（※実際、あるみたいです。2015年には東京羽村市の「本番セクキャバ」が摘発されました。また、北海道すすきの、東京赤羽、埼玉大宮、大阪ミナミ、などにも現在、元気に営業している個室セクキャバがある模様。）
残念ですよね。
でも気を落とすことはありません。
代わりと言っては何ですが、今どきの六本木正統派セクキャバの事情をお伝えしましょう。
今、六本木のセクキャバとして話題になっているのが「仮面舞踏会」です。
BODYWALKERグループがプロデュースするセクキャバの六本木店です。
ここには個室はありません。
個室セクキャバではないんです。
フロア一杯に、ゆったりとしたソファーが並ぶオープンスペースが広がっています。
そこで、必殺のセクシーサービスを行うことになります。
男性客の料金は、60分3,980円から。
「えっ？それじゃ稼げない！」と思ったアナタ、ご安心ください。
男性からの指名が入れば、1回3,000円です。
しかもこの指名、セクシーサービスをしてもらう女の子を「選ぶ」行為ですから、100％男性客は行うことになります。
つまり、男性客の単価は、少なくとも3,980円＋3,000円＝6,980円スタート。
さらに、この指名（女の子の選択）は、「サービスタイム」内のみ有効なので、その時間制限が来たら、再びアナタには指名を受けるチャンスが巡ってくる訳です。
こうやって、バンバン指名を受けられる訳ですね！
え？どうやって男性客は、自分を指名するのかって？
お店によれば、女の子はみんな、初め、ステージに上がっているみたいです。
そこで踊るの？…とにかく、お店が胸を張って言うには「そのステージは圧巻」らしいです。
セクシーサービスの内容は、普通のセクキャバ同様、おっぱいモミモミ、ディープキスれろれろ…。
仮面舞踏会からの求人アピールは、以下の通り。
- 時給6,000円以上！
- 入店祝い金8万円！
- 全日（給料全額当日払い）！
- 面接してその日に体入（体験入店）OK！
まとめ
いかがでしたでしょうか。
一時期、六本木で一世を風靡した「個室セクキャバ」。
摘発される以前は、まさに大金の泉。
太客が何十万、何百万と使って、読者モデルの（様な）女の子を、個室で散々、イカせていたのでしょう。
しかし、その個室セクキャバは、いまは六本木にはありません。
男性客たちや女の子たちが、コパ、レオン、マンダリンといったお店の名を、昔話の様に語る時代に成りました。
でも、セクキャバ自体は、なくなった訳ではありません。
見て下さい、仮面舞踏会の条件を。
確かに、個室セクキャバの破壊力に比べれば、全然なんですが、それでも、普通のキャバクラより、ずっと良いはずです。
おっぱい揉ませたくないとか、ディープキスしたくない、とか言ってるようでは甘いですよ。
隅から隅まで神経をとがらせて接客する、高級キャバクラに比べたら、同じくらいの金額を、少し我慢（？）するだけで稼げるのですから。
きっとセクキャバは、今でも魅力的な求人のはずです。
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やはり違法性があるお店の成れの果ては潰れるしかありません。
絶対に怪しい店舗では働かない様にしましょう。
とはいえ、健全なセクキャバも多く存在していますので、現在のセクキャバ事情を見てみましょう。
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