「セクキャバ」をご存知でしょうか。
セクシーキャバクラの略です。
もっとも、ただセクシーな格好をするというのではなく、実際、男性客とセクシーなことをします。
例えば、胸を触られたり、キスを(舌入れコミで)されたり、場合によっては、スタッフとの暗黙の了解で(※)、アソコを触られることまで、果てしなくセクシーは進みます…。
(※このために毛布購入というオプションを用意しているお店もあります。)
「そんなことしたいんだったら、風俗行けばいいじゃん」とサバサバお姉さんなら、お怒りのツッコミ入れるでしょう。
でも、「お酒も飲みたい、だけど、キャバクラだと、どーしてもエッチなことできない、だから中間を取って…」という男性心理があるのです。
よくわかんないかも知れないですけど、許してやってください。
そんなこんなでセクキャバは、新しいタイプのキャバクラとして、広く世間に受け入れられる(?)ように成りました。
では、このセクキャバで働くってことは、実際どうなんでしょうね。
体験入店時から、本入店時にわたる時給の推移まで、考えてみました。
セクキャバは体験入店がしやすい。
風俗や水商売の世界では「体験入店(体入)」というのがあります。
それは、「女の子に実際、一日数時間だけ働いてもらって、このお店で続けられるかどうか、判断してもらおう」というシステムです。
これ自体、健全なシステムなのですが、店長さんたちの困ったことには、それを利用して、日雇い労働者みたいに小遣いを稼ごうとする、ズル賢い女の子が出て来ました。
いわゆる「体入荒らし」です。
体入荒らしを防ぐため、普通のキャバクラでは、面接の時点でチェックを入れてしまいます。
「荒らし」の雰囲気がある娘は、体験入店すら断ってしまおう、という考えなんですね。
だからそれだけ、面接は厳しいものに成ります。
しかし、これに比べ、セクキャバは、チェックがあんまり厳しくないと言われています。
なぜでしょうか。
ストレートに言ってしまえば、
店長「おい、オマエ、何でも言いから、そこにある服着て、男性客に好きなだけ触らせて来い。添い寝してりゃいいんだ、添い寝!」
という本音が無きにしもあらず、なんでしょう。
もちろん、この言葉を直接浴びせかけられる、という意味ではないですよ。
そんなこんなでセクキャバには、「とにかく正常な娘そうだったら、即戦力として、どんどん投入してやろう」というノリがあるんですね。
体入時給もお高め
「セクキャバは、普通のキャバクラに比べ、体験入店がしやすい」という所まで話を進めて来ました。
では、時給の方は、どうなっているのでしょうか。
これもストレートに言ってしまえば、セクキャバの方が、普通のキャバクラより、時給は高いです。
…やはりエロに勝てないものはない、ということでしょうか。すこし、例を見てみましょう。
- 東京・新宿・普通のキャバクラ…体験時給6,000円。
- 東京・恵比寿・普通のキャバクラ…体験時給4,000円。
- 東京・調布・普通のキャバクラ…体験時給3,000円。
- 東京・上野・普通のキャバクラ…体験時給2,500円。
- 東京・池袋・セクキャバ…体験時給7,000円。
- 東京・新宿・セクキャバ…体験時給5,000円。
- 東京・六本木・セクキャバ…体験時給5,000円。
- 東京・上野・セクキャバ…体験時給5,000円。
東京に集中して、データを集めてみました。
そうした理由のひとつは、キャバクラならまだしも、セクキャバの方は、未だブームが、首都圏、特に新宿や池袋といったコアな繁華街にのみ、集中している事情のためです。
いずれにせよ、セクキャバの方が高時給なのは、これを見れば一目瞭然ですよね。
セクキャバは安定して、体験時給5,000円をくれるようです。
本入店の時給は?
「でもこれってみんな、体験入店の時給じゃん」と、上のデータを見て思ったひとも居るでしょう。
しかしながら、本入店時の時給が、体験入店のそれを下回ることは、まずあり得ないと考えてください。
もちろん体験入店とは、女の子が「そのお店で働いて行けるかどうか」を判断する機会だけでなく、お店側が「この娘をお店で使って行けるか」を判断する、厳しい審査の場面でもあります。
運悪く、お店側の審査基準に及ばなかった場合、「体験入店よりも低い時給でしばらく様子見」というのもあり得るでしょう。
そうは言っても、しかし、もしあなたの納得できない仕方で、本入店時の時給が体験入店時を下回ってしまったなら、自分から本入店を断った方が賢明でしょうね。
いずれにせよ理想的なのは、店長に「キミ、いいね~。給料弾むから、ウチで長く働かない?」という風に、本入店のオファーを受けることです。
できればこれを目指して、体験入店といえども、がんばりたいものですね。
参考までに、本入店の時給と、体験入店の時給を共に公表しているお店のデータも、載せておきたいと思います。
- 東京・新宿・普通のキャバクラ…体験時給2600 円、本入店後時給3000円~7000円。
- 東京・新宿・普通のキャバクラ…体験入店時給4,000円以上、本入店時給5,000円以上。
- 東京・上野・普通のキャバクラ…体入時給3,500円、本入店後時給3,500円~。
- 東京・上野・普通のキャバクラ…体験時給7000円、本入時には前店給与やご希望を最大限考慮いたします。
- 東京・池袋・セクキャバ…体験時給7,000円、本入店時給7,000円。
- 東京・池袋・セクキャバ…体験時給5,000円、本入店時給5,000円。
- 千葉・千葉・セクキャバ…体験時給6,000円、本入店時給6,000円。
- 千葉・市川・セクキャバ…体験時給6,000円、本入店時給6,000円~7,000円。
入店祝い金もチェックするべき。
このように大体のお店が、体験入店時の時給を、本入店時にまでキープしてくれます。
まずは、この条件を、お店の募集要項などで、しっかり確認しておきましょう。
こうして、あなたも晴れてセクキャバ嬢。夜の蝶として、男性客の股間に優しいサービスに打ち込むことに成ります。
でも、ちょっと待って。時給のキープをチェックするのともうひとつ、調べて欲しいことがあります。
さっきのデータで、あえて触れなかったことですが、多くのお店が、体験入店から本入店に進む時、「入店祝い金」なるものを用意しているのです。
これも、働き続けるモチベーションに成るでしょうから、必ずチェックしましょう。
ここではセクキャバの入店祝い金だけ、見てみたいと思います。
- 東京・上野・セクキャバ…入店祝い金30,000円
- 東京・六本木・セクキャバ…入店祝い金30,000円
- 神奈川・本厚木・セクキャバ…入店祝い金30,000円
- 東京・六本木・セクキャバ…入店祝い金80,000円
「30,000円が相場か~…」と見せかけておいて、最後はガッツリ、80,000円です。
まあ、「本入店後バックレ禁止」みたいな予防線が張られているに決まっているのですが、これ(高額の入店祝い金)を目指して、セクキャバをスタートさせるのも、良いモチベーションに成るでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。セクキャバを、その体験入店から本入店まで、時給の推移を中心に考えてみました。
もう一度、話をまとめてみましょう。
- セクキャバの方が、体験入店がしやすい。
- セクキャバの方が、時給が高い(体験入店・本入店ともに)。
- 体験入店から本入店に変わるとき、時給が下がることは普通ない。
- 入社祝い金なんてのも見逃さずに!
これだけ押さえれば、セクキャバ業界に乗り込む不安も消えるはずです。まずは、体験入店をしっかりと。あわよくば店長のおめがねにとまり、時給アップ!そして同時に、ガッツリと入店祝い金をゲット!!
ただ、「好条件を提示されなかったから次…」みたいな感じで、体入荒らしをするのは、できることなら避けてくださいね。
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