風俗の仕事をしていてのリスクは性病と妊娠があげられます。
どちらもたとえどんなに予防していても100％安全とはいえません。
風俗嬢が運悪く妊娠してしまった場合ほとんどのケースでは中絶手術を受けることになるはずですが、どれくらいで仕事に復帰できるのでしょうか？
今回は「中絶後、風俗の仕事にはどれぐらいの期間で復帰できますか？」という質問をもとに風俗嬢の妊娠の背景や事後対処方など含め、風俗嬢の妊娠から復帰までの経過を検証していきます。
※参考記事
風俗ではどんなシチュエーションで妊娠するのか？
風俗嬢が妊娠してしまう場合のシチュエーションを見てみましょう。
数ある風俗の中で妊娠の可能性がある本番性行為が許されているのはソープランドだけです。
それでは妊娠した風俗嬢がソープ嬢だけかというとそんなことはありません。
逆に本番までもサービスのうちに入るソープの方が妊娠予防はより徹底されているといえます。
避妊薬としてのピル服用はソープ嬢が80％、ソープ以外の風俗でのピル服用率はだいたい30％といわれています。
ソープ以外で妊娠する場合はほとんどが本番を強要されてお客と性行為まですすんでしまうケースです。
ソープでもソープ以外の風俗でもNN（生中出し）やNS（ノースキン/生外出し）はどちらにせよ多くの男性客が望むところですから、基盤（無料タダで本番すること）にせよ円盤（お金を貰っての本番行為）にしろ予想外の本番で予想外の妊娠ということになるわけです。
ちなみに完全Ｓ着ソープで働く女性でもコンドーム以外の避妊予防はしているのでしょうか。
気になる方は「S着のソープで働いている人はちゃんとピル飲んでるの？」を参考にしましょう。
妊娠トラブル例
結婚の予定があるないに関わらず、普通交際相手との妊娠は相手もはっきりしていますし、費用も負担してもらうのにそれほど問題はありませんが、風俗嬢の妊娠となると中絶費用の請求は中々難しいものがあります。
というのも風俗嬢との本番行為には様ざまなケースがあるからです。
以下実際に起こった事例をあげてみます。
- ヘルスで風俗嬢にピルを飲んでいるからだいじょうぶといわれ本番をしたら後で妊娠を告げられた
- NS本番した風俗嬢から妊娠したので中絶費用と慰謝料で50万円請求されている
- デリヘル嬢がお客と基盤の際お客が装着していたコンドームを行為中に外し膣内に射精されて妊娠してしまった
- ホテルヘルスでお客に本番強要され抵抗できずにNNされ妊娠してしまった
- ヘルス店在籍の風俗嬢が本番行為は一切なく素股でお客に射精させたのに妊娠してしまった。相手は誰かわからず中絶費用も請求できない
- 本番黙認店に在籍する風俗嬢が妊娠したけれど全く誰の子かわからない。中絶の同意書はお店のスタッフに書いてもらった
- 風俗嬢と個人的に付き合い性行為の度にお金を渡していたけれど、その女性が妊娠し異常妊娠で中絶費・治療費・入院費・その他もろもろ合計で250万払った
- 風俗で働いていて本番行為（ペニス挿入）は一切シていないのに妊娠してしまい、中絶費用もなく困っている
- デリヘル嬢お客に無理やり挿入されて妊娠、中絶費用はお店に相談してお店から借金したけれど何とかお客に払ってもらえないかと考えている
風俗嬢の場合はお客に中絶費用を請求するのに、その妊娠の相手を特定して証明するのが難しいといえます。
本番が禁止されているお店でそのお客とだけ本番したとしても、お客側からしたら自分と同じに本番しているお客が何人もいるはずだと主張してきます。
また本番が許されているソープならなおさらのことで、風俗嬢と本番をしたその本人が認めない限り誰の子供かの特定は難しいことです。
本番行為が許されない風俗店では妊娠トラブルだけではなく、「ヘルス系の店で本番・円盤すると風俗嬢はどうなるの？」で紹介している問題も発生します。
実際にはどう対処しているか？
それでは妊娠してしまった風俗嬢たちはどのように対処しているのでしょうか？
さまざまな事例を見てみましょう。
まずお腹の子の父親が誰であるにせよ、出産しない限りは中絶手術をするしかありません。
時間がたてばたつほどお腹の子はどんどん大きくなって堕胎はできなくなってしまいます。
妊娠は4週を1ヶ月として数えますが初期中絶は12週未満（4ヶ月の最初の週）まで日帰り可能の手術で中絶費用は10万円前後です。
中期中絶は22週未満（6ヶ月の3週目）までで入院が必要となり中絶費用は30～40万円くらいです。
この時期の手術には死亡届が義務づけられていて、中絶して取り出された胎児の火葬も必要になります。
ですから妊娠したほとんどの風俗嬢は初期中絶をしています。
中絶費用はお客に請求するケースもありますが稀です。
ほとんどは風俗嬢が自腹を切って払うか、中絶費用がない場合はお店から借金して払っています。
厳格な本番禁止店でお客の強制により本番行為が行われて風俗嬢がそれをお店に報告して、後日その風俗嬢の妊娠が発覚した場合はお店は風俗嬢と一緒にお客に中絶費用を請求します。
悪徳店では本強したお客に中絶費用だけでなく法外な値段を請求してくるケースもあります。
法的な援助を求めて弁護士等に依頼することもありますがそれほど多くはありません。
前述したように中絶する胎児の父親の認定が難しいからです。
どうしてもはっきりさせたい場合はDNA鑑定をしますが、弁護士費用もかさんでなおかつ時間もかかりますのでデメリットの方が多くなってしまうため現状断念するケースがほとんどです。
中絶手術後の仕事は？
実際に中絶手術をして風俗の仕事に復帰した風俗嬢たちの口コミからの返答です。
- 中絶後最初の生理が来て同時にピルを飲み始めてから（避妊が開始されるので）スタートした。
- 初期中絶で日帰り手術だったけれど、数日出血が続いたけれど止まってからも自宅で1週間休んでから復帰。
- 病院の先生に一ヶ月は性交渉はダメと言われました。ソープ在籍なのでお客に本番断ることもできないので、経済的には大変だったけれど結局一ヶ月待ってから復帰。
- ヘルス勤務で本当は1ヶ月休みたかったけれど、店から催促されて2週間で復帰。
- デリヘル勤務で早く稼ぎたかったので1週間で復帰。
- ソープ勤務で忙しいときは1日5～6人接客するので1ヶ月は休んだ。中絶した他のソープ嬢は1週間で復帰した仲間もいる。
- ヘルス勤務で1週間後再検査して先生にOKと言われたｋら8日目から復帰。
- 手術後2週間で復帰したけれど、少量の出血が続きすごく仕事がやりにくかった。体のこと考えたらちゃんと休んだ方がいい。
- マットヘルスなので受け身なしだから1週間で復帰。
それでは中絶後どのようなことに気をつけていったらいいかを見てみましょう。
- いずれにせよ初期中絶でたとえ手術して日帰りで帰宅できてもできれば3～4週間休むのが理想です。
- 中絶手術後2週間は性行為は控えましょう。
また手術後は子宮が感染症を起こしやすくなっているのでできれば風俗の仕事は本番あるなしに関わらず復帰は遅くした方がベターです。 - 中絶後は避妊用にしっかりとピルを服用して、必ずお客にコンドームを着用してもらうことです。ピルだけでは性病予防まではできません。
まとめ
風俗嬢の場合は仕事がらみで望まない妊娠をしてしまって、何もいいことはありませんね。
お客にを中絶費用を請求できないことの方が多いし、手術後も経済的事情から少しでも早く復帰したいというケースがほとんどです。
どうしても稼がなければならないという場合は、お客に攻められたりお客と身体で接触したりすることのない業種（オナクラ・エステ・アダルトチャット）などでちゃんと復帰してもだいじょうぶになるまで一時的に凌ぐことを考えましょう。
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