キャバクラはクラブやラウンジでキャバ嬢が客席についてお客様にお酒を提供しながら会話をしてもてなす風俗営業の接待飲食店です。
性風俗店ではないのでお触りや(セクキャバを除き)抜きサービスもありませんので、お客とキャバ嬢がセクシャルな関係を持つ場合は店外ということになります。キャバクラのお客の中にはキャバ嬢とエッチがしたくて通い続ける人もいれば、キャバ嬢の中にも自分の肉体を売りにしてお客を繋ぎ止める場合もあります。
今回はそんなキャバクラでお客と愛人関係になった場合、キャバ嬢たちはどんな形態で関係を持ってどれくらいお金をもらっているのかなどの真実に迫ります。
キャバクラってなに?
キャバ嬢とお客の愛人関係を語る前にちょっとキャバクラの概要をみてみましょう。
キャバクラはフランス語の「キャバレーCabaret」と英語の「クラブClub」の合成語で、キャバレーの時間料金制とクラブの高級感を合わせ持つ接待飲食店として1980年代半ばに日本で初めて出店されました。
開店当初は「3回通えば店外デート」がセールスポイントだったそうです。
料金はドリンク込の時間制で従来のスナックや高級クラブとは異なっています。
全国のキャバクラ数トップ5は1位が東京都次いで福岡県・沖縄県・神奈川県・愛知県となっていて日本全国でのトータル数はおよそ53,000軒で性風俗店の32,000軒よりも多い店舗数を誇っています。
キャバクラのお客ってどんな人?
キャバクラはセット料金でお手頃価格で飲めるのとセクキャバを除いてキャバ嬢との会話やお店が演出するショーなどでお客を楽しませるお店ですから、セックスプレイや抜きが目的のお店とは明らかに客層が異なっています。
現役キャバ嬢からの声をもとにキャバクラにはどんなお客が行くのかみていきましょう。
・お酒が好きなナルシストタイプ
・紳士を自負する自信家
・ケチなのに飲むのが大好きタイプ
・他の地域から来ている出張サラリーマン族
・セックス好きでキャバ嬢を何とか落としたくて通ってくるタイプ
・裕福なおじさま・社長や企業経営者
・引っ込み思案でおとなしいオタクタイプ
キャバ嬢の枕営業はあり?
通常のキャバクラではお触りや抜きサービスはありませんが、お客獲得や繋ぎ止める目的で枕営業をするキャバ嬢がいます。
昔からよく知られている銀座クラブホステスがする枕営業とよく似ています。
あまり顔が可愛いタイプでなく特別売りにするものを持っていないキャバ嬢で、複数客を対象に枕営業をするケースもあります。
この場合は愛人関係になるよりは目先の客つなぎが目的のことが多いので、この場合は毎回会うたびにいくらとお金をもらうケースがほとんどです。
極端な言い方をすれば枕営業とは店外売春のようなもので、月いくらで契約を結ぶ通常の愛人関係とは一線を画しています。
枕営業の料金相場は10,000~30,000円といわれています。
愛人関係になるお客とは?
男性が決まった女性と性行為をして、相手の女の子が高校生の間は援助交際、キャバクラ嬢ならそれが愛人関係になります。
通常はどちらにしてもお金を介しての関係になりますからパパになる人は元々の太客です。
太客とは太っ腹なお客の風俗界での略語で、太客はお店にたくさんのお金を落として多大な貢献をしていますから、キャバ嬢からしたら愛人関係を結ぶ上での主要なターゲットになります。
起業家・大小企業の社長、バブル期に多かった不動産業者や金融関連業者に代わって今はネットIT関連企業の個人オーナーなどが増えています。
キャバクラでは職業に関係なく、いわゆるお金を持っている大人の男性の太客が、若くて可愛いキャバ嬢を愛人にしたいと思っているのが普通です。
愛人関係になれるキャバ嬢は?
基本的にキャバクラに在籍するキャバ嬢は若い女性がほとんどです。
キャバクラに人材派遣している会社の統計によると平均年齢は19~28歳だそうです。
キャバクラ嬢募集では30代でも受け付けているお店もありますが、実際には見た目年齢で30代未満だったらOKとして雇っているお店も多くあります。
お客の好みは千差万別ですが、一般的に言って若くて可愛いあるいは美系の方がもちろん人気があります。
外見の良いキャバ嬢の方が高く売れるのが常。
キャバ嬢からみてそれだけの大金を払っても自分のものにしたいと思う金持ち客を見つけることがポイントになります。
愛人関係のいくつかのタイプとお手当
一口に愛人関係といってもキャバ嬢とお客の関係ではいくつかのタイプがありますので、ここにご紹介します。
・キャバ嬢が一人以上複数のお客と愛人関係を結ぶ。
一人大体週一ペースで月額最低10万円位。
・特定の一人と愛人関係になり契約をかわして、店をやめてそのお客だけのものになる。
店退することによって、それ以降はキャバクラからの収入が入って来なくなるので、それまで稼いでいた金額が最低保証額となり大体月額30万円位からでキャバ嬢によって違う。
・キャバ嬢が仕事を継続しながら特定の一人のお客と愛人関係になる。
店外でプレイベートにお客と会う回数により金額が違ってくる。
週一会って月額10万円位が最低ライン。
最後のタイプが一番一般的ですが、お店からの収入と愛人からのお手当でキャバ嬢はかなり稼げることになります。
月額お手当の他に愛人からのプレゼントやたまには豪華旅行に行ったりとおいしいプラスアルファも魅力です。
愛人関係に向いているのはどんな嬢?
ごくたまに肉体関係を結ばずにプラトニック愛人となってそれなりのお手当を貰い楽に稼いでいるキャバ嬢もいますが、身体の関係あっての愛人関係が普通です。
いくら高いお手当を貰ってもそれを苦痛に感じていたのでは何にもなりませんから、その相手との関係を割り切って楽しめることが基本です。
そして相手に愛情を注ぐことができること。
お金だけの目的で愛人関係を結ぶことはおすすめできません。
相手のお客もキャバ嬢にそれだけの価値を見出して決して安くはない代価を払うわけですから、愛情を持って相手に接することが愛人関係を継続させていくコツです。
愛人関係を結んだ場合のデメリットは?
通常キャバ嬢を愛人にしたいと思うお客は家庭人であるケースがほとんどです。
家庭は家庭で維持しておいて、財力があるのでその他にキャバ嬢を愛人として囲うわけです。
たとえ契約書のようなものをかわしたとしても、愛人関係が破綻した場合の法的な効力はそれほどありません。
当然その愛人関係は世間に公表できるものでもないし、愛人女性は常にその男性の陰の女性として存在します。
ですから愛人関係が終わった場合のその後の生活の保証がないということは初めからわきまえておくことが大切です。
まとめ
キャバ嬢も自分の魅力がわかっていて現にお客から愛人関係を結ぼうとアプローチがあるのなら、人気があるうちが花ですよ。
そのお客がよほど嫌いなタイプやキモ客でない限りは前向きに考えてみたほうがいいでしょう。
イヤなお客にも身体を開いて稼いでいかなくてはならない他の性風俗店に比べたら、愛人関係は楽な稼ぎ方といえます。
実際にオファーがあるのならチャンスは逃さずに決断しましょう。
その男性が好みのタイプといえなくても少しでも好意がもてるタイプだったら御の字です。
特別相手に恋をする必要はありません。
でもそのお客が魅力を感じてそれに対して決まったお手当をくれるのであれば、オファーを断る理由はどこにもありません。
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