日本独自の性文化の象徴である風俗にはたくさんのジャンルがあります。
男性に施す性的サービスで本番が認められているソープランドを始め、抜き有りのヘルスや性感エステ、ピンクサロンの他、抜きなしのキャバクラなどがあります。
そのキャバクラの中で最近少しづつ風俗に興味ある女性から注目されているジャンルにいちゃキャバがあります。
今回はそんないちゃキャバについて、いちゃキャバの主だった仕事内容や時給やお触りあるなしまで、いちゃキャバの全容に迫ります。
いちゃキャバって何？
いちゃキャバの語源を探ればいちゃいちゃができるキャバクラということになります。
サービス内容を簡単に説明すると女の子がお客の横に密着して座ってお酒を作ってあげて、お客は女の子の服の上から胸へのお触りがOKのキャバクラのお店です。
営業形態としては風俗店になりますがキャバクラと同じ分類で「接待飲食業営業」で性風俗店とは異なっています。
いちゃキャバも地域によって関西や北海道などでは内容等がまた微妙に違ってきますので、ここでは基本的に関東地区に絞っていちゃキャバのスタイルを説明しています。
キャバクラやセクキャバとの違いは？
それではいちゃキャバはキャバクラやセクキャバとは一体何が違うのでしょうか？
こちらから以下順を追って説明していきましょう。
キャバクラ
女の子がお客の隣に座ってお酒を提供しながら会話でお客をもてなす場所です。
基本的にキャバ嬢へのお触りは禁止で、もちろんキャバ嬢もお客へのタッチはありません。
どちらかといえば高級スナック店という感じで、お客へのサービスの主体は会話が中心になります。
セクキャバ
女の子がお客の隣に座ってお酒を提供するところまではキャバクラと同じですが、これにキャバ嬢とのキスと胸へのお触りがOKになります。
胸へのお触りが主なので「おっパブ」「おっぱいパブ」と呼ぶところもあります。
中にはキャバ嬢がトップレスになるお店もありますが、キャバ嬢の下半身へのお触りは禁止でお客への抜きサービスもありません。
お酒を作ったあとはキャバ嬢がお客の上に跨って座る形態での接客スタイルが多いようです。
セクキャバはおっぱいフェチや女の子のおっぱい大好きなお客が多く訪れます。
いちゃキャバ
こちらも女の子がお客の隣に座ってお酒を提供して胸へのタッチがOKのところまでは同じですが、それではあとは何が違うのかというと、お触りがキャバ嬢が着ている服の上からという点です。
キャバ嬢がトップレスになることはありませんが、お客に胸は見せることはあるようです。
一般的にいちゃキャバのサービス内容の定義としては「キャバクラ以上、セクキャバ未満」といわれています。
いちゃキャバのお客はどんな人たち？
前項でご説明したようにいちゃキャバは抜きなしのそれも服の上からのお触りOKのお店ですから、抜いてもらうのが目的のお客は最初からいちゃキャバを訪れることはありません。
ですから欲望ギンギンの若い男性客や、欲求不満でやりたくて仕方ない中年客よりは、どちらかというとお酒を飲みながらちょっとエッチなことがしたいなというような中年過ぎの男性が多いようです。
また会社の飲み会の帰りとかに2次回として団体で訪れる場合もあります。
基本的にはいちゃキャバの性的サービスの位置づけをわかっていて来るお客がほとんどなので、他の性風俗店よりもキモ客や地雷客は少ないといえるでしょう。
それでもたまには下半身まで触ろうとしてきたり、トップレスにさせようとしたりというお客もいるようですが、そんなお客にはしっかりしたお店はきちんとした対応をしています。
全体的な傾向としてはお酒を飲みながら軽くエッチを楽しみたいというライト感覚で来るお客がほとんどといえます。
いちゃキャバの仕事内容は？
それでは具体的にいちゃキャバでの仕事内容を見てみましょう。
いちゃキャバではお客の隣に座ってまずお酒を作ります。
性的サービス度もセクキャバよりはソフトになりますので、キャバ嬢やお店によってはキスなしのケースもありです。
胸へのタッチもドレスの上からですけれど、キャバ嬢が許せばお客によってはドレスの中に手を入れて直に触ることもあるようですが、キャバ嬢がおっぱいを露出することはありません。
キャバクラほどお客との会話に力を入れなければならないこともなく、セクキャバほどお触り主体でもないので、性的サービスの提供ということを考慮するとライトなサービスということになります。
ただいちゃキャバと謳っていても仕事内容がセクキャバや中にはピンサロに近いサービスをキャバ嬢にさせるお店もあるようなので、働く前の面接時にサービス内容をきちんと確認することは必須です。
いちゃキャバの給与体系は
一般的にいちゃキャバ嬢の時給はキャバクラよりは少し高めに設定されています。
お店によって開きがありますがだいたい平均して3,000～8,000円くらい、繁華街でお客が多いお店だと4,000～5,000円が平均時給となっています。
普通のキャバクラと同じでこの基本時給に指名や同伴バックなどが加算されて、給与支払い方法もほとんどのお店で日払いや週払いに対応しています。
いちゃキャバでは他の風俗店同様に一般的な体験入店システムを採用しているお店が多くあります。
体験入店の期間はお店によって違いますが通常2日くらいから1週間までが設定されています。
体験入店はそれから働こうとする女性にとっても、またお店にとっても非常に便利で有用なシステムです。
女性はそのお店の労働環境やお客のタイプなどがわかりますし、お店側も体験入店の間にその女性がどんな働き方をするか見て判断することができるからです。
いちゃキャバのお店の営業形態や料金システムは？
いちゃキャバの営業時間はだいたい19：00か20：00からで閉店はLastまで、といっても深夜1：00までが普通です。
いちゃキャバがお客にお店の売りとしている点は「素人」「コスプレ」「ランジェリー」などがあります。
料金システムは40分からが一般的でドリンク込みのセット料金が5,000～8,000円、キャバ嬢のドリンクは別で1,000円～、延長20分4,000円～、指名料2,000円～、同伴料5,000～11,000円がだいたいの相場です。
それほど店舗数は多くはありませんが、都内に何軒か朝セクとして朝5：00とか6：00とかから営業している朝いちゃキャバもあります。
いちゃキャバ女性募集って？
いちゃキャバでの女性募集ページで謳っていることは以下があります。
*自由出勤制
*全額日払い制
*体験入店制度あり
*マンション寮完備
*ノルマなし
*ドレス貸与
*ヘアメイクあり
*送迎あり
*18歳以上
*時給5,000円～
*各種バックあり
キャバ嬢募集中のいちゃキャバのほとんどの店で上記募集条件を挙げています。
まとめ
ざっと見てきた限りではいちゃキャバはいろいろな条件も決して悪くないようですね。
あまり会話が得意でなくて少しのお触りならOKと思う女性には悪い仕事ではないのではないでしょうか。
基本給（保証時給）+歩合バックで稼げますから、他の性風俗ほどは稼げなくても一般職よりはずっと良いお給料が稼げます。
お客のタッチもそれほどヘビーではないし、キャバ嬢からお客へのタッチもしなくていいし、お金は稼げても心も身体も疲れるのはちょっとキツイかなと思っている女性には一考の価値あるお仕事といえます。
風俗初心者の女性や、風俗業界経験者だけれどヘビーな仕事に疲れてしまっている女性にもいいかもしれません。
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