男性相手の接客業ですから、化粧というのは非常に重要です。
ただ、ソープですので、どうしても化粧崩れしやすいのではないかという心配もあるでしょう。
アートメイクであればその心配をする必要がなさそうに見えますが、そうする事によるマイナス面もあるので注意が必要です。
仕事上切っても切れないメイクとどのようにつき合って行くかという事を考えて行きましょう。
ソープ以外の風俗で仕事をしている女性にも見ていただきたい内容になっています。
特別に化粧崩れしやすい訳ではない
シャワーを浴びたり、マットでローションを使うという仕事の性質上、どうしても化粧崩れしやすいのではないかと心配してしまう様です。
しかし、必要以上に不安に思う必要はありません。
化粧というのはそこまで簡単に落ちたりする事はありません。
例えば、道を歩いていて小雨が降ってくるという事もあるでしょう。
その度ごとに化粧が崩れてしまってはどうしようもありません。
化粧には多少の耐水性がありますので、普通にプレイしている分には問題ないです。
ただ、シャワーを直接顔面に浴びるというのは止めておくべきです。
それをされるとさすがに化粧崩れの状態になってしまいます。
初対面のお客さんの場合は大丈夫ですが、ある程度親しくなってくるとふざけて顔にシャワーをかけてくるという事もあります。
ですので、そうならない様に注意をしておきましょう。
もちろん多少であれば大丈夫ですけど、念には念を入れておくべきです。
親しい関係なら化粧が崩れたっていいのではないか？という考え方もありますけど、ここで意識していただきたいのは次のお客さんの存在です。
その人のためにまた1からメイクをし直さなくてはいけないという事を考えると相当な手間になります。
その日最後の接客であれば、いくら化粧が崩れても問題はありませんけど、そうでないのなら極力顔を守るようにしてください。
ちなみにローションに関してですけど、殆ど顔に掛からないので心配する必要はありません。
1人のお客さんの接客を終えたら、とりあえず鏡で自分の顔がどうなっているかをチェックしておいてください。
そこで特に問題ないのならそのままで構いませんし、もし一部分が化粧崩れの状態になっているのでしたら化粧直しをしてください。
室内が薄暗くなっている風俗店が多いですけど、確認のためにできるだけ明るい環境にして見るようにしてください。
殆んどの場合は化粧崩れしていませんので、修正は不要または最小限で済むでしょう。
アートメイクはマイナス面が大きい
皆さんは女性ですので、アートメイクについてはある程度理解されているでしょう。
念のために分かりやすく説明しますと、刺青の様な物という事になります。
皮膚の表面の部分に小さな傷をつけて、その内側に染料を注入していく訳です。
メイクと違って内側に色をつけますので、シャワーの水をいくら浴びても落ちることはありません。
そうするとメリットばかりの様ですけど、話はそう簡単ではないので注意しなくてはいけません。
アートメイクの一番の欠点は形を自由に変える事ができないという点です。
眉毛でも口元でも最初から決まった形になってしまいます。
今日の気分で形を変えられる普通の化粧とはそこが全くと言っていい程違う所です。
もちろんこれによって一々化粧をする手間を省くことができる訳ですから、それについてはプラスだと言えます。
マイナス面と比較する事が大切でしょう。
どちらか一方だけを見るというのはよくありません。
とは言うものの、やはり変えることができないというデメリットは大きいと言わざるを得ません。
特に致命的なのは眉毛になります。
目の印象が重要だというのは当然ですけど、実は眉毛というのもそれに匹敵する影響力があります。
なので、ここはある程度自由に描き加えられるという事が大切になります。
ほんの少し角度を変えるだけで印象が変わってくるので、自分なりにメイクの仕方を変えて確認してみてください。
眉の角度が上がると、それだけでキリッとした印象を相手に与えます。
また、垂れ下がった眉毛にすると温和な雰囲気というのを醸し出すことができます。
実際の性格とは全く逆に見せかけるという事も可能になります。
どちらが良いという訳ではありません。
その時々のお客さんであるとか自分の気分で変えてください。
アートメイクではこれができません。
一時的には楽に思えるかも知れませんが、長期的な視野で見るとマイナス面が無視できません。
様々の事を考慮した上でどうすべきか判断する事が重要です。
男性の多くは薄化粧を好む傾向がある
人それぞれ好みが違うというのは確かにその通りですが、1つの傾向として男性の多くは厚化粧を好みません。
おそらく皆さんも自分の化粧の仕方を厚化粧ではないと考えているはずですが、男性からの目線で見るとそうではないという事が少なくありません。
ここは自分が思っている以上に薄いメイクにしておきましょう。
それくらいにしておいた方が丁度いいです。
若ければ全くのノーメイクでも構いません。
もちろん眉毛を剃っている場合は描いておく必要がありますが、それくらいで十分です。
化粧が薄ければ当然の事ながら化粧崩れの心配もほぼ不要になります。
これは、ある意味で逆転の発想と言えます。
沢山の化粧品を買う必要もありませんし、メイクをする時間も最小限にする事ができます。
そうやって見てみるとメリットばかりではないでしょうか。
表面的な美しさよりも、大切なのは内面から滲み出るものだったりします。
メイクの仕方ではなく表情の作り方という事を意識してください。
それだけでお客さんの印象は大きく変わってきます。
大切なのは口角を上げるという事です。
あまり上げ過ぎると不自然ですので、丁度いい上げ方というのを自分で探し出してください。
そして、相手と向かい合っている時に関してですけど、できるだけ目を見るようにしましょう。
少々見過ぎという位でもいいです。
そうする事によって恋人の様な関係を築けますし、そうでなかったとしても熱心に話を聞いてくれているという印象を相手に与える事ができます。
ソープ嬢ですから、マット上でどう動くかというテクニックとか、そういう部分にばかり注目してしまいがちですけど、実はお客さんと会話をしている時間がプレイの中で最も多いはずです。
ですのでここをどうやって乗り切るかという事が大切になります。
売れっ子キャバクラ嬢が書いた本とか、そういうのを読んでおいてもいいでしょう。
見た目が重要なのは当然ですけど、それ以外の面にお客さんが注目しているというのも忘れないでください。
化粧は薄くして、表情を豊かにする
外見はソープ嬢にとって極めて重要です。
となればメイクにこだわるのも当然の様ですけど、これが全てという訳ではありません。
それよりも大切なのは表情を豊かにするという事です。
これが上手くできていないというケースは少なくありません。
化粧崩れの心配をするよりも、こちらの方に意識を持って行くようにしましょう。
アートメイクに関しては絶対にしない方が良いという訳ではありません。
もちろんメリットはありますが、それ以外のデメリットが大きいという事を理解しておく必要があります。
勢いでしてしまうと後で困った事になりかねません。
ある程度自由が利く普通のメイクだからこその良さがあるので、それを分かっておくというのが大事です。
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