整形したら風俗店にカミングアウトする？
女性にとって、美しく綺麗でいたいというのは永遠のテーマですよね。
全人類、どのような女性にとっても常に美しくいることは、幸せを呼ぶ大きな要因のひとつだということは、歴史を見ても明らかですね。
その為、女性たちの多くは整形して少しでも理想の顔や体型にしたいと思うわけです。
ここでは、整形を行った女性のカミングアウトに関して書きたいと思います。
わざわざ「わたし、整形手術したのよ」っていうような嬢がどれほどいるのかを聞いてみました。
筆者と風俗嬢とのインタビュー形式で書き起こしますので参考になればと存じます。
本指名客にはカミングアウトする？
まず、風俗嬢歴6年の24歳女性Aさんの場合
「貴女は、自身で整形手術をしたいと思ったことはありますか？」との筆者質問に対し、
風俗嬢A：「いつも思っています。小さなころから顔や体型の事で男の子からイジメられた思い出があって、トラウマになりそうだったんですけど、いま風俗店で稼いでいるのでお金もそこそこあるし、自分の好きな顔や形に変えられると思ってます。」
筆者：「見るからに、高級店で働けそうな顔をしておられますが、今の顔も整形されたんですか？」
A：「ええ、まず初めに瞼のプチ整形を十代でやりました。その時も別のお店で働いていたんですが、いつも来るお客さんから『見間違うほどきれいになってね』って言われて、もう整形にはまっちゃいました。あとは鼻ですね。今は、まぁまぁ高いと思うんですが昔は低くて、よく言う団子鼻だったんです(笑)。鼻の穴も前向きで、まるで「ジャイコ」状態だったのよ」
と笑顔で話されましたが、実に美しい鼻梁を示しているで違和感は全く覚えませんでした。
続いて、筆者：「今言われたように、風俗店で働き始めた時って、まるっきりそのままの顔だったんですか？」
A：「そうですね。まだ18歳だったし、友達に誘われて体入した時って、もうドキドキだったのよ。一緒に働くお姉さん？達の綺麗なことって言ったらビックリしちゃいました。
その後、お金貯めてわたしも、あんな綺麗な女になってやるんだって思ってね（(笑)）がんばっちゃいました。」と、あっけらかんとして気持ちいいほどの答えが返ってきました。
筆者：「じゃぁ、お客さんにも今の話をするの？」
A：「進んではしないわね。一見さんや他の女の子のヘルプの時なんかは絶対言いたくないわ。でもね、私を本指名してくれて、ある程度の時間がたつとバラシちゃうこともあるのよ。いわゆる「カミングアウト」？っていうの。私は隠しておくことが出来ないタイプなのよ」
と、これまた非常にサッパリと答えられました。
筆者：「今後も、整形手術続けるつもりですか？」
A：「そうね、おカネ次第だけど、今のお店から移籍の話もあるの。ちょっとばっかり給料が良いのね。お金貯めて整形手術してって、これ一番いいんじゃない！？」
筆者：「次はどこをやりたいんですか？」
A：「いよいよ、本格的な整形しちゃおうっかなぁって思ってるの。豊胸よ豊胸！周りのみんなはもう十分じゃないのとか言ってくれるけど、せめてFカップは欲しいのよね。あと形よ、24歳にもなれば垂れて来るでしょ、シリコン入れれば形が持つじゃない！？だからドレス着てても自然に良い感じの谷間が出来そうだって言われたわ」
とA嬢、さすがにがっちり整形にはまっちゃってるようですが、見た目には言われなければ全く分からない感じの美顔整形でした。
風俗嬢Aさんのインタビューを終えて考えること
筆者は、風俗嬢Aさんの整形美人に関するインタビューというか、聞き取りを行ったのですが、全く違和感なく見れましたし、本人の気持ちも非常に前向きになっている感じがしました。
私の知りうる限りでは、やはり生計をされる嬢は、何かしらコンプレックスのようなものを持っていると思われますが、今回の嬢はそのコンプレックスをはねのけて実際に勇気を持って整形手術をやった結果、自身が持てるようになったりしたわけですね。
インタビュー中にもありましたが、体入で見た周りの綺麗なお姉さんたちのようになりたいという強い願望がそうしたわけですが、コンプレックス克服では無くて、積極的に前向きに整形を行うという気持ちが大切だと思いました。
面接のときには自身の無さが、かえって純情系の雰囲気でパスできたのかもしれませんが、女性は年々成長して行くものです。
顔や形が変わっていくことと同じく内面的にも変化して行くというパターンに上手く乗ったとも言えますね。
この彼女に関しては順次追跡調査して行きたいと思いますが、この明るさが彼女の良い部分になっていることは間違いない事だと思いました。
しかし、一方では整形外科手術にあまりにもはまり過ぎてしまった結果、悲惨な結果を生んでしまう事にも危惧を覚えました。やんらなくても良い部分、普通に見られる部分も、「どうも気になる」との思いがつのってしまい大金を支払って整形外科手術をやってしまうという事になりかねないと考えました。
その例が、すでに豊かな胸を持っているにも関わらず豊胸手術を更に行うという言葉から、その危険性を感じました。
現代の豊胸手術は腋窩（腋の下）から乳房へシリコンパックを挿入する手法が多く、傷跡も目立たない事から簡単にできてしまう場合が多いようです。
一昔前は、シリコンパックの破裂による乳房の変形や萎縮などの事故がありましたが、現代ではほとんどありません。
また、もっと昔にはシリコンを乳房に直接注入するという方法もありましたが、今はそれらは癌化する恐れがあるとして行われなくなりました。
こうした整形外科手術において、瞼の一重から二重にするプチ整形から豊胸手術のようなメジャーな手術まで簡単に行えるようになりましたが、いづれも保険適用外の手術になるため、多大な費用が掛かる場合がありますので注意を要することです。
この費用を考える時には、術後のケアに必要な費用も考えておくことをお勧めします。
整形手術の効果は本物？なの
ここで、A嬢のような女性たちばかりではなく、まだまだ整形手術に不安な気持ちを持たれている風俗嬢も多いと思いますので、一言付け加えておきます。
まず、自分の顔や体型で気に入らないところを客観的に見つめ直すことが必要です。
客観的と書いたのは、自分で気に入らないという主観的な思いだけで考えてしまうと後々苦しい思いや嫌な思いをすることになります。
特に風俗で働く女性にとっては「顔」「形」が売り物になりますので、お客さんから見てどう思われるかという「客観性」を持って考えてみてください。
また、今のお店で隠しておくことが出来るのか、やった場合移籍しなければばれちゃうのか、本指名のお客さんには整形したことをコクるのかなど、整形外科手術は自分自身の問題ですが後々周囲にも影響を与えてしまう問題なので、その事を十分考えてください。
今の美容整形外科手術は進歩しています。
思い通りの結果を生むことも多くなってきています。
ですから、勇気を持って手術すること、それが大切だと思います。
また、手術して物理的に形を変える訳ですから、持続性も長続きすることから、フェイクということにはなりませんので、本物の自分がそこにいるという姿勢が大切ではありますね。
そうすれば、自身でカミングアウトするかどうかは自ずと決まってくることになると思いますが皆さんはどうお考えでしょうか？
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