王室は、吉原にある高級ソープランドです。
「高級」ソープランドとは、120分くらいのサービス“一本”でやっていて、男性客がお店に払う料金が“50,000円”を超えている。
そんなタイプのソープランドです。
吉原ではほかに、ルーブル(130分80,000円)などのお店が有名です。
高級店に続き、料金帯が30,000円から50,000未満になる「中級」ソープランドといったものも存在します。
吉原では、アイリス(100分35,000円)などが、それに当たります。
そして最後に「格安(大衆)」ソープ店。
これは料金が、20,000円を大きく下回るお店のことです。
吉原では、金瓶梅(50分15,000円)などが、それに当たります。
こんなハイアラーキー/ヒエラルヒー(階級組織)を見せつけられると、風俗嬢としては俄然、高級ソープランドの方で働きたくなるのではないでしょうか。
実際、格安ソープなどに落ち着いたら、価格帯が押さえられ、加えてコースが多様なため「ショート客」(※)に翻弄された挙句、働いても働いても稼げない…なんてことに成りそうです。
(※そのお店のコースで一番短い時間帯のコース=一番安いコースを選ぶ男性客のことです。)
こういう訳で高級ソープは、風俗嬢にとって働きたい場所のひとつに違いありません。
そのひとつが、王室なのです。
しかしこの王室について最近、こんなウワサが流れています。
「高級店だけれども、王室は外国人客の集客に必死です。欧米人、中国人、韓国人、インド人などなど、いろんな人種がうようよ寄ってくるんですよ…。」
外国人集客自体、肯定すべきなのか否定すべきなのか、よく分からない話ですが、風俗嬢にとってはあんまり好ましくない傾向のようです。
「王室=外人客の花園」。
このウワサの実態について考え、ついでに王室の現状を調査してみました。
王室が外国人の集客に前向きなのは本当。
調査してみるとすぐ分かる通り、「外人客の花園」とまでは行かなくても、王室が外人客の集客に前向きなのは本当です。
TOKYO NIGHTS
という風俗情報サイトがあるのですが、そこは日本語のみならず、英語、中国語、韓国語にも対応しています。
探してみれば、そこに王室が広告を載せているのがすぐに見つかるでしょう。
その部分をすこし翻訳したいと思います。
「We are No.1 Soapland in Yoshiwara.私たちは、吉原のナンバーワン・ソープランドです!
We provide the best service that you will never forget.きっと忘れない最高のサービスを提供いたします!
Experience the highest quality Soapland in Japan.日本最高品質のソープランドをご体験ください!」
ううむ、確かに集客していますが、なんだか結構タンパクな文面ですね。
いずれにせよ、中国人の“爆買い”なんかが日本経済を潤しているのは事実ですし、王室もそういった波に乗って外国人来訪者にビジネスチャンスを見出しているのは否定できないでしょう。
でも、そんなにガツガツはしていない。
王室が外人客の集客に前向きなのは本当です。
しかし、今見た集客広告から分かるように「外人がウチに来てくれなきゃ困る!潰れてしまう!!」といった悲壮感は漂っていません。
その例として、王室のHPに、英語、中国語、韓国語などへの翻訳(言語切り替え)が無いことなどが挙げられます。
先ほどのTOKYO NIGHTSの広告を続けて読んでみれば、王室が外国人集客にそれほど熱心でないことが分かります。
翻訳してみましょう。
「Important !ご注意!We do not have Enlglish speaking operator.私たちのお店には、英語を話せるスタッフが居ません!Only Japanese!日本語しか話せません!」
すごい広告ですね…。
いずれにせよ、「来てくれるのは歓迎だけど、特別に外人対応しているわけじゃないよ」というのが王室のスタイルのようです。
もっとも、ここまでの集客広告を読めばわかる通り、何だか変な英語で広告出しているという時点で、王室の熱意の無さは分かるのですが…。
外国人客に対する風俗嬢の扱い。
以上の通り、王室は外国客の集客には前向きだけれども、そんなにガツガツはしていません。
やはり客層としては、日本人にターゲットを絞っているのが現状なのでしょう。
だとすれば女の子には働きやすい高級店という印象です。
そこで一人の女の子が実際に、憧れの王室へと入店したとします。
基本は日本人の接客です。
でもある日、とうとう外人客を部屋に通されたとします。
さて、彼女の運命は一体どうなるのでしょうか。
安心してください。
「謎の中国人にNSでガンガン突きまくられる…!」なんてことは、無いようです。
これはソープランド一般に言えることなのですが、外人客に対しては、意外なことに、風俗嬢に以下の権利が保障されているようです。
- ゴム着用の徹底。
- 外人客NG可能。
「ゴム着用」から説明すると、やはり店長さんもエイズを含めた性病の感染が怖いみたいですね。
できる限り予防に努めたい(※)といった考えを反映しているのでしょう。
(※ご注意。性病自体はゴムを付けていても、キスやフェラでも感染します。「血液→粘液→血液」という無酸素の経路が確保されれば、性病ウイルスは体内に入り込んできますので注意してください。あとイソジンは性病対策には成らない、ということも覚えておいてください。)
次に「外人客NG可能」の権利についてですが、こんなことをすると誰も外人客に応対しなくなってしまうように思えるかも知れません。
しかしこれは逆に、「外人客OK」の女の子に特典を用意して対処しているみたいです。例えば、外人接客した娘には追加のバック(1万円位)がある。
といった具合です。
王室の場合、先ほどのTOKYO NIGHTSに「extra charge for foreigners 10,000 yen」とあるので、この追加料金が、そのまま女の子へのバックに成るのでしょうね。
その他、慣れない外人客に当たった場合サービスが楽になる、という特典も考えられます。
中国人の場合、あんまり想像できないですが…。
王室自身が良いお店なのには変わりない。
ここまで外人客のことばかり話して来ました。
日本人客による王室の評価も見てみましょう。
来店した日本人客によると、王室は依然として、高級ソープの名店としての地位を保っているようです。
ある男性客などは、王室がいかに素晴らしいか、ソープ嬢のサービスがいかに最高だったか、そして男性スタッフの対応がいかに神がかっていたかを、熱く語っていました。
こんな感想を目にすると、「客層最悪」などと揶揄されることもある一方、吉原王室はいまだに高級ソープの名店としての地位を維持している、と称賛の言葉を送りたくなります。
まとめ
吉原の高級ソープ王室の現状を、その外人客対応を中心に考えてみました。
結論は、外国客の集客には前向きだけれども、そんなにガツガツはしていない。
主な客層のターゲットは未だに日本人。
という所に成ります。
そして日本人客の評価から、依然として名店としての地位をキープしていることが分かります。
最後に、この名店であり続ける王室に入店可能な風俗嬢のレベルについて考えてみましょう。
来訪した日本人男性客の感想によると、王室のソープ嬢は若くて、モデルみたいな体型だったそうです。
そして胸も相当イケてるみたいです。
それでいて当然、NS。1回目は即即、2回目も濃厚なサービスで最後までしっかり付き合ってもらったみたいです。
こんなことを聞くと、どう考えても駆け出しのソープ嬢、あるいは業界慣れし過ぎてしまったソープ嬢には、王室はキツいように見えます。
高級ソープは敷居が高い、というのは働く女性のほうにも言えることなのですね。
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