女子大生に人気のバイト先のひとつとしてキャバクラがあります。
短時間に効率的に稼げるところが一番の醍醐味ですね。
周りでキャバクラでバイトしている友人がいる、という人も多いのではないでしょうか？
「一度キャバクラで働いたらコンビニのバイトなんか馬鹿らしくてやってられないよ」なんて言う人も多いですが、果たして大学生でキャバ嬢として働いたらどのくらいの稼ぎになるものなのでしょう。
地域格差
どこで勤務するかも給与額に影響します。
例えば東京・大阪・名古屋ではお店によりますが、時給3000～6000円くらいのお店が多いです。
一方で札幌や沖縄、福岡などでは時給1500～3000円くらいのお店が多いようです。
また、地域によってキャバクラは別の名前がついている場合もあります。
例えば北海道ではキャバクラはニュークラブと呼ばれます(キャバクラと言うとセクシーキャバクラを意味します)。
他県のほうがキャバクラの時給が高いからと言って大学を辞めて引っ越すわけには行かないと思いますが参考までに。
時給のシステム
これはお店によってもルールが様々ですが大まかに言うと数種類の時給システムが存在します。
ポイントスライド制
１クール(通常2週間)の間に獲得したポイントに応じて時給が上下するシステムです。
「ポイント」にカウントされる対象としては、
同伴(お客さんと外で会ってそのまま来店してもらう状態)の数、
本指名(お客様があなた目当てに来店して指名料を払った場合)・場内指名(店内でフリーのお客様に指名を頂いた場合)の数や、ドリンクに対する売上げもポイントとして加算される場合もあります。
例：
ポイントゼロ…時給3000円
ポイント１～９…時給3300円
ポイント10～19…時給3500円 など
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注意点としてはポイントに加算される対象になるものや、
各売り上げに対して付与されるポイントの量や数え方がお店によって異なる点です。
例えば…
‐キャバクラＡ‐
本指名は１ポイント、場内指名は0.5ポイント、延長した場合は本指名でも場内指名でも1ポイントが加算
‐キャバクラＢ‐
本指名は１ポイント、場内指名は0.5ポイント、延長した場合は本指名は1ポイント、場内指名は0.5ポイントが加算
上記の例では、Ａ店では本指名のお客様を持っていなくてもポイントを稼ぐことができますが、Ｂ店の場合は本指名のお客様が少ないと稼ぎにくいというデメリットがあります。
逆に言えば元からお客様を沢山もっているキャバ嬢の場合はキャバクラＢの方が稼げるという形になります。
売上げスライド制
その名の通り、売り上げに応じて時給が上がるシステムです。
例：
売り上げゼロ～15万円…時給2500円
売り上げ15万円～30万円…時給3500円
売り上げ30万円～45万円…時給4500円など
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他店からの固定客をたくさん抱えた状態でお店を移る場合にはベストなシステムです。
固定客を持っていない場合は時給が上がるまで時間を要するのでちょっとだけ働いていっぱい稼げたらいいな、という場合は微妙かもしれません。
指名スライド制
指名の数に応じて時給が上がるだけでなく、時給の他に指名・場内指名バックや、ドリンクバックが別途で支給されるシステムです。
未経験や経験が浅いキャバ嬢でも比較的簡単にコミッションを得ることができ、
モチベーションも上がりやすいことからこのシステムを採用しているお店も多いです。
新人への時給保障
多くのお店で採用しているシステムです。最初の2週間から2か月くらいの間、売り上げに関わらず一定の時給を保証してくれるシステムです。
アルバイトとレギュラーで給与体系が異なる場合も
キャバクラ、と名うっていても、地域によっては週2－3回の「アルバイト」と
毎日出勤する「レギュラー」などと勤務体系によって名称が変わるところもあります。
例えばアルバイトでは時給2500円～/レギュラーでは日給16000円～というふうに、
レギュラーのほうが給料が若干高いところがポイントです。
手当て(バック)
キャバクラのお給料は上記で説明した完全ポイント制/完全売り上げ制でない場合は、時給＋手当になります。
ここでいう手当とは指名・延長、または同伴の数や、
ドリンクバック(お客様にドリンクを購入してもらった際に女の子に入るお金)になります。
時給＋手当と書きましたが、時給スライド制のお店では獲得した総ポイントに応じて時給が高くなるだけで、別途の「手当」は出ない場合もあります。
ただしお店によっては本指名でないとドリンクバックが発生しないお店もあれば、場内指名でもドリンクバックが発生するお店もあれば、フリーでもドリンクを頂いた女の子にドリンクバックが発生するお店もあります。
また、お店によっては全くドリンクバックがない場合もあるようです。
また、頼んだドリンクの総数が上がれば上がるほどドリンクバック率が多くなるシステムがあるお店もあります。お店によって細かいルールは違うので、そういった手当てについての説明は必ず面接時に行われます。
大学生が稼ぎたい場合は？
簡単だったらやりたいけどそんなのメンドクサイから嫌！と思う女子大生もいるかと思います。ただ、週一からＯＫというお店もあれば、永遠に一日体験入店扱いで働けるお店もあります(そういうお店は一般的なキャバクラよりは若干給料は安めです)。
ですから、キャバクラで本気で働きたくないという女の子はお店にいついつシフト入れられますか～？と電話して聞けばいいだけなので意外と敷居は低いんです。
特に夏休みや年末のシーズンは混んでいるのでその時だけ働きたいという場合でも雇ってくれるお店も多いです。
また学業に支障がない程度にできるだけ働きたい場合もお店側に伝えれば考慮してくれる場合も多く、例えば朝から学校だから終電までに帰りたいといった場合も融通がきくお店も少なくありません。
ですから女子大生のキャバスタイルもさまざまです。
週末(金曜・土曜)のみ営業終了まで働いて平日は終電まで、という人、週末のみ勤務する人、
元気に週五回働いている人…学校で眠くならないのか心配になりますが、きっとなんとかなっているのでしょう(笑)。
実際に大学生はキャバクラでどのくらい稼げるか
例えばコンビニでバイトした場合は、地域にもよりますが時給800円として6時間勤務で一日4800円です。キャバクラで時給3000円で６時間勤務すると18000円です。
つまり3倍以上の開きがでるわけですね。
週５勤務/(毎日6時間)の場合、一週間で9万円、一か月で36万円もの給料になるということになります。
もちろん、お店によって給与体系は異なるのでそれより給料が少ない人も多い人もいます。
しかしながら大学生で実家住まいだった場合は、週２勤務だけでもかなり贅沢できること間違いなしです！
それだけあれば将来のために貯蓄したり、友達と海外旅行に行ったり、お買い物をガンガン楽しめまそうですよね。
忘れちゃいけない給料から引かれるモノとは
源泉徴収‐総支給額の10％が給与から差し引かれます。
ヘアセット代‐出勤前に、提携している美容室またはお店で美容師さんがヘアセットをしてくれます。無料のお店もありますが、有料のところも多いです。お店によって値段は異なります。地域によってはみなさん髪は盛らず、ストレートのナチュラルヘアで出勤するお店もあります。
制服代‐お店で切るドレスなどを貸し出す費用です。
自前のドレスを持っている場合は引かれません。500円～1000円程度。
厚生費‐制服代が含まれている場合も。
お店によって金額は異なりますが一日あたり制服代込みで1000円程度のお店が多いです。
送り代‐勤務後にタクシーより安く家に送ってくれます。距離によりますが500円～3000円程度。店長さんや黒服スタッフが運転するお店と運転手を外注しているお店があります。
一日で2万円稼いだ場合は、
20000円－源泉(10％の2000円)－制服代(500円)－厚生費(500円)－送り代(500円)＝16500円が手取り額となります。(ヘアセット代がかからない場合で市内の送迎の場合)。
そういう仕事が向いているかわからない場合
キャバクラは特殊なお仕事ではありますが、特殊な女性と言うよりはごくごく普通の女の子が働いています。
お店によっても稼ぎやすさや雰囲気が違うので、気に入ったお店を見つけるまでは色んなお店で一日体験をしてみるのもいいかもしれません。
お友達と一緒に入店することもできるので、不安であればお友達と一緒に面接に行ってみると良いでしょう。
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