風俗嬢として働き始めるメリットとして、通常のアルバイトよりもお金が稼げたり時間の融通が利いたりする部分はかなり魅力的ですよね。
身バレする危険性があったり周囲からの視線を気にしなければいけないデメリットもありますが、上記二つと比べたら何とかしてでも稼ぎたい人などは特に足を踏み入れることの多い業界です。
しかし、デメリットは何も身バレなどに限った話ではありません。
うつ病や統合失調症に掛かる風俗嬢も少なくは無いのです。
あまり聞きなれない方や実感が湧きづらい方も多いと思いますので、それらの病状や原因に関して調べてみました。
風俗嬢として働きたいと考えている女性は、働き始める前にリスクとして頭に入れておいた方が良いかもしれません。
うつ病と統合失調症。同じじゃないの？
私自身どちらの病気にもかかったことがありませんが、うつ病や統合失調症の患者数は現代社会においてかなりの数に膨れ上がっているそうです。
精神的な病なので、外傷のように目に見えてわかることはありませんし、周りから理解されない方も多いと思います。
しかし、私もそうでしたが一般的な感覚として、うつ病と統合失調症は同じではないのでしょうか？
調べてみたところ、服用する薬や実際に精神に異常をきたした際に取る行動に差があるようです。
うつ病の患者さんに対するイメージですが、常に億劫にしていて何をするにもやる気が起きず、鬱々とした雰囲気を出しているイメージがあると思います。
しかし、うつ病患者の中には人と会話をする時に普通に明るく振る舞ったり、やる気が出ないといった症状がない方が多いそうです。
物事を後ろ向きにとらえることもなく、人に気を遣って話しかけたり自分に自信が無いといったことも特にはありません。
うつ病患者の方は、その気遣いが過度に現れることによって精神的なストレスが大きかったり、何か自分が起こしたアクションに対して疲れてしまったり余裕が無かったりすることが多いです。
何に対しても全力で向き合った結果、心も体も疲れてしまうという方がうつ病になりやすいんですね。
対して統合失調症の方ですが、こちらの患者さんの方が一般的に持つうつ病に対するイメージが近いかもしれません。
人に頼れず自分だけで抱え込んでしまったり、後悔してマイナス思考がとめどなく流れてきたり、パニックに陥ってしまったり、やる気がなかったり。
共通して言えることは、自分に極端に自信が無いことからストレスを感じてしまい、精神疾患を発症してしまうんですね。
どちらの病気も原因ははっきりしておらず、様々な要因から発症すると言われていますので仮に統合失調症の方が身近にいたとして、その人の様な思考を持っていなかったとしても発症する可能性はあります。
ウイルスから感染するインフルエンザの様な、わかりやすい病原菌がいませんからね。
また、服用する薬もうつ病患者の方は抗うつ剤。
統合失調症の方は抗精神病薬と違いがあります。
診察してもらう医師の方の判断によりますし、可能性として少ないとは思いますが、統合失調症なのに抗うつ剤を処方してもらうといったミスマッチが起こらない様に気を付けて診察を受けることが大事です。
仕事をする上で何かストレスに感じてしまいすぎる事が続いたり、人に気を遣いすぎて自分に自信が無かったりすると統合失調症にかかる、もしくは予備軍になってしまいますので注意して過ごすようにしましょう。
何で風俗嬢に多いの？本当になりやすいの？
続いて、風俗で勤務している方に統合失調症の方が多いというお話ですが、これは紛れもない事実です。
働き始めるとわかりますが、お店によって違いがあるものの、人間関係のトラブルや売上、指名量に関することでトラブルが起きやすいのが風俗業界の実態です。
お店の人とのトラブルであったり、お客さんとのトラブルであったり、金銭面でのトラブルであったり。
通常の仕事と比べて、病む要因が多いんですね。
また、仕事内容でも苦痛を感じることになる人は少なからずいらっしゃいます。
想像に難くないと思いますが、風俗店に勤務して自分を指名してくれたお客さんが、必ずしも自分の男性に対する許容範囲内の方だとは限りません。
20歳の女性が父親と同世代の方に性的サービスを行うことも多々ありますし、清潔感が感じられない男性のペニスを咥えなければいけないことだってあります。
求められたプレイ内容が自身にとってあまりにも許し難い内容であったとしても、お店の人に伝えたところで何もしてくれない場合だってあるのです。
そういった仕事面でのストレスが通常の仕事よりも多く、統合失調症の1つの原因になってしまいます。
そうして精神に何らかの異常をきたしてしまうと、仕事を続ける上でも上手くいかないことが続いてしまいます。
お客さんとの会話が噛み合わなくなってしまったり、サービス内容に自信が持てず仕事に行くのが億劫になってしまったり、風俗嬢自身の性格が変わってしまったりすることもあります。
些細な出来事が積み重なることによって仕事の実績が積めず、またお金を稼ぐことも出来なくなってしまうので一層仕事に行きたくない、やる気が出ないという様な統合失調症の悪循環にはまってしまいます。
少しでも風俗嬢として働き始めて異変を感じたり、プライベートの友人との話が合わなくなってしまったり楽しめなくなったと感じるようになったら、自分が統合失調症に掛かっていないか診察を受けるようにしましょう。
決して自分が掛かることは無いとたかをくくることの無いように、身近な存在として認識することが大切です。
統合失調症の回復見込みは？
もし統合失調症に自分がなってしまったら、回復する見込みはあるのでしょうか？
もちろん現代医療の中で治らない様な病気にかかることは珍しいですし、根気よく治療を続ければ回復することは可能です。
その場合、早期発見が重要となりますので疑いを持ったらすぐに病院に行きましょう。
また、今まで自分の判断で薬を買って服用していた人は、断薬して医師に処方された薬のみを服用することが大切です。
抗精神病薬に併せて抗不安薬を処方されることが多いですが、それ以前に精神安定剤などを服用して何とか乗り越えてきたという方も多いと思います。
しかし医師から処方された薬を服用して、自身が統合失調症に掛かってしまった原因を探り、その原因から離れることを先決した方が確実に良くなります。
風俗で働く事自体が原因だった場合、長期のお休みをもらっても良いですし退職しても良いと思います。
身体を壊してまで続けるべき仕事はこの世に存在しませんし、何よりも大切にするべきものは健康な身体だと思いますので、原因に心当たりがあったらどういった内容であれ距離を置くようにしましょう。
まとめ
統合失調症のリスクやうつ病に関してもご紹介いたしましたが、風俗嬢として働くと精神的なデメリットは大きく感じるようになると思います。
また、人気を博していればある程度は緩和されるとは思いますが、思うような成果が出せずにそれをプレッシャーに感じたり自分を追い込むような事をしてしまうとかかりやすいので注意しましょう。
人気商売なので少なからず売り上げや指名量は気にすると思いますが、それで精神疾患を患ってしまったら売り上げが上がることは無いと思いますので、焦らずにじっくりと風俗嬢としての経験を積んで、健康な精神と肉体で長く勤めることが出来ることを意識するのが重要だと思いますよ。
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