風俗で働くことを選んだ女性は、背景にどんな理由があったにせよ「お金」が絡んでいたことには間違いないでしょう。
だらだらと仕事を続けてしまわないようにするためには、いくら稼ぎたいのかという目標金額をしっかりと設定しておくことが必要不可欠です。
風俗嬢を辞めるまでには果たしていくら貯金しておけばいいのでしょうか。
何をゴールにするかで目標額は変わる
風俗を辞めるまでに稼ぐべき金額は、なぜ風俗を初めたのか、つまり何をゴールにして働いているのかによって変わってきます。
借金が理由で風俗をはじめたのであれば目標額は借金返済に必要な金額となりますし、欲しいものがあって風俗をはじめたのならそれを手に入れることができるだけの金額を稼ぐ必要があります。
人生に目標がない私はいくら貯金すべき?
しかし、ゴールが明確でないまま風俗をはじめてしまったという人は目標金額をどの程度に設定すればいいのかわからないという方もいるでしょう。
まだこれから何をしたいのかは決まっていないけどとりあえず風俗を辞めたいと考えているなら、ひとまず1年間生活をするのに困らない程度に貯蓄し、その1年間で新しい仕事を見つけたり今後の人生を考える機会にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、20代で一人暮らしの方の家賃平均は65,723円、光熱費や食費、娯楽代などを含む生活費の平均額は130,318円です。
平均額でみると20代一人暮らしの方は月に196,041円必要ということになりますので、1年では2,352,492円必要ということになります。
知人の冠婚葬祭などで突発的に必要となるお金のことを考え250万円程度貯金し、派手な生活を控えれば、とりあえず1年間は一般的な生活をおくることができそうです。
ただし、1年も猶予があるからと余裕をかましていると1年後また風俗に戻ってきてしまうようなことになります。
きちんと自分の将来のことを考え、今後自分がどうなっていきたいのか、自分にはどんな仕事ならできるのかを考え、必ず自分で決めた期間内で次のステップに進むようにしましょう。
実際にはどのくらい貯めてる?風俗嬢のお金事情
平均的に20代独身で一人暮らしの方の場合、年に250万程度のお金があれば生活ができるようですが、一度大金を手にしてしまった風俗嬢にはきっとこの金額だと少なくて不安だという方の方が多いはずです。
稼ぐ風俗嬢の中には2~3年で2000万以上貯金できたという人もいます。
しかしそれでも物足りないと感じている人も少なくありません。
その理由はやはり金銭感覚の変化です。
ブランド品などの高額なアイテムを購入したり飲み代に使ったりと明らかにお金遣いが派手になる女性もいれば、コンビニで買い物を済ませたりタクシーの利用に抵抗がなくなったりと普段の生活に少しずつ支出が増えている女性、2万円でも満足していたはずの日給に3万円でも少ないと感じるようになってしまった女性など、金額に差はあるもののほぼ全員が、風俗をはじめてから金銭感覚に変化があります。
風俗を辞めても自分の金銭感覚が戻らず、貯めた貯金をすぐに使い果たしてしまったらどうしようという不安が、お金を貯めても貯めても物足りなくなってしまう原因の一つです。
実際には250万円の貯金があってもまだまだ不安で、数千万円単位での貯金額に到達できるまでは風俗を続けようという女性の方が多いようです。
一般的な額の貯金では満足できないという人は、自分が満足できる貯金額に達成するまでお仕事を続ければいいのではないでしょうか。
お金以外に必要なものはある?風俗上がる前の準備
さて、風俗を辞めるとなると真っ先に不安になることが「お金」です。
ある程度貯金を蓄えてから辞めようと考える人がほとんどですが、辞めるまでに準備しておくべきことはお金だけではありません。
風俗を辞める前に考えておくべきことや準備しておくべきことについて、いくつか例を挙げます。
お店への伝え方
ほとんどのお店では女性が風俗を辞めるとなると引き留められることでしょう。
人気がある女性ならなおのことです。
お店も女性を繋ぎとめることには慣れていますから、甘い言葉をかけられると「あと1か月・・・」とだらだら続けてしまうことにもなりかねません。
仮に引き留められなかったとしても、「もう辞める子だから」とフリー客を回してくれないなどして、仕事に行かせてもらえる本数が減ってしまう可能性もあります。
そのため、辞める際にはお店への伝え方もとても重要になってきます。
円満に仕事を辞めるためには、辞める1か月~2週間前くらいにお店に伝えるのがいいでしょう。
そして自分の目標額に到達したため風俗業界からきっぱり引退するということ、残りの出勤日もしっかりお仕事を頑張るということを伝えてください。
お店は他グループに女性が移籍されることをとても嫌がりますが、風俗業界から完全に引退するということを伝えるだけで強引に引き留めるようなことはしなくなります。
そして感謝の気持ちやお礼を伝えれば、ほとんどのお店では快く送り出してくれるはずです。
それでもしつこく引き留めてきたり責めるようなことを言ってくるようなことがあれば、そのお店は店の利益しか考えず女性のことをないがしろにするお店ということですから、自分の好きなタイミングで飛んでしまいましょう。
風俗業界において女性が飛んでしまうということはよくあることです。
たった一人が飛んでしまっても、わざわざその女性を追いかけるようなことはしません。
メールや電話などお店からの連絡をすべて無視・着信拒否するだけでOKです。
連絡が来るのは最初だけで、女性からのレスポンスがなければ直にあきらめます。
どんなに人気の女性だったとしても追い続けるだけの時間と労力が無駄だからです。
携帯番号の変更
本気で風俗を辞めたいと思っているのなら、引退後に携帯番号を変更しましょう。
お客様と連絡先を交換している女性は多いかと思いますが、これはお客様から連絡が来ることを防ぐためです。
なぜなら、どんなにいい人であってもお客様とは一切の連絡を絶つべきだからです。
例えば昼職の斡旋をしてくれたり不動産の仲介をしてくれるなど、自分の今後の生活にメリットがありそうな人とは連絡を取っておきたい、あるいは単純に人脈を多く持っておきたいと考える方もいるかもしれませんが、風俗店で出会った以上見返りとして体の関係を求めてくる人は少なくありません。
そして自分が風俗で働いていたということを知っている人との関係が続けば、いつ口外されてしまうかもわかりません。
また、風俗を辞めることはお客様には伝えずに辞める方がいいでしょう。
辞めるということが分かったことで、今後会えなくなるかもしれないと思った男性がストーカー化してしまったり、売春を求めてくるようなことがあるかもしれません。
お店という後ろ盾がなくなってしまってからもお客様と連絡を取り続けることにはリスクしかありません。
LINEを使用していたという場合はLINEアカウントを作り直し、辞めた後はお客様ともお店の関係者とも、一切の連絡を絶ちましょう。
お客様になにも告げずに辞めるというのは気の引けることかもしれませんが、自分の身を守り今後新しい人生を歩んでいくためには、一時の罪悪感に流されてはいけません。
まとめ
辞めるまでにどのくらい貯金をしておくべきかは、辞めた後に何をしたいかによって大きく変わります。
逆に辞めた後に何をしたいかが明確でないと、だらだらと風俗を続けてしまい、辞めたい時に辞められないということになってしまいます。
今目標がないという方も、「日給いくら稼いだらいくら貯金に回す」など自分でルールを決め、日ごろからコツコツと貯蓄しておきましょう。
いざ夢が見つかった時にすぐにきっぱり辞められるようになります。
コメント