「今度遊びに行かない?」
風俗で働いていると必ずお客様に言われるセリフです。
正直お客様からの店外デートのお誘いにはウンザリしているという女性は多いことでしょう。
ですが中には「お金もらえるならいいや」「ちょっとくらいサービスしておいた方が本指名で返ってくるかもしれない」と安易な考えで店外デートをしている女性も少なくありません。
あなたはお客様からの店外デートのお誘い、受ける派ですか?断る派ですか?
店外デートは断る派が圧倒的!
キャバクラなどでは同伴やアフターと言うシステムがあるので、お仕事の前後でお客様とデートに行ったりすることもありますが、風俗にはこのシステムはありません。
キャバクラとは違い、一緒に過ごす時間を売っているような感覚だからです。
そして店外デートの誘いには応じないという風俗嬢が圧倒的に多く、その理由は
- 男性が求めていることがわかっている
- 自分の体がお金になることを知っている
- 店外をしたら客にはならない
からです。
店外デートに誘ってくる男性の90%以上は「安く遊べる」と思っています。
例え一緒に食事をしたとしてもお店に遊びに行くよりは安く済みますし、タイマーの時間を気にする必要もありません。
そして一度お店で裸を晒あっているわけですから、当然エッチができると思っています。
お店なら「店長に怒られちゃう」で交わされてしまう本番行為も、店外ならやってもいいと考えています。
風俗嬢は男性がこのように考えていることがわかっている上に、自分の体がお金になることもわかっています。
また、お金が必要でこのお仕事を選んでいるのですから、「おいしいものをごちそうする」なんて誘われても全く魅力を感じません。
欲しいものはおいしい食事よりもお金です。
おいしい食事は気の知れた友人と食べたいものです。
そして風俗嬢は、店外デートをしてしまうとその男性がお客様として戻ってくる可能性がほとんどないということもわかっています。
デートが微妙な感じで終わってしまったら当然男性は二度と会いに来ることはないでしょう。
逆にデートがいい感じで終わったとしても、一度店外であったのだからまた店外でいいじゃないとなるのが男性心理です。
主にこれらの理由で風俗嬢のほとんどは店外デートに応じません。
店外したらお金をくれるって!行ってもいいよね?
例えば90分2万円のサービス料のお店で働いていて、「2万円あげるからデートしようよ」と誘われると、心が揺れてしまう女性はいるかもしれません。
サービス料が2万円ということは、女性へのバックは9,000円から12,000円が相場です。
だったらお店を通さず2万円まるまるもらえた方が得のように思えます。
しかし、お店を通さずにお客様と会うことはリスクでしかありません。
時間が約束されていない
お店ならタイマーをセットしてアラームが鳴れば接客終了です。
接客時間を大きく超えることがあればお店から連絡がきたり、追加料金を徴収することができます。
しかし店外デートとなると、最低でも2時間以上は拘束されることになるでしょう。
帰りたい時間になってもなかなか帰してくれず、だらだらと一緒に居続けることになるかもしれません。
結果、お店に出勤していた方が多く稼げたということになることがほとんどです。
値切られたらただの時間の無駄に終わる
風俗嬢との店外デートに慣れている男性の中には、いざ待ち合わせ場所につくと値段交渉を持ち掛けてくる人がいます。
2万円もらう約束だったのに1.5万円に値切られた…
あなたならこの場合、男性に腹を立てて帰りますか?
それともあきらめて1.5万円でデートを続けますか?
どちらにしてもお店に出勤していた方が稼げたことに間違いはないでしょうし、この時間は「無駄」に終わってしまいます。
すべて自己責任
お店と言うバックがいないことで、相手男性は強気になっています。
強引にホテルに連れ込まれたり体を触られるなんてことがあっても、店外ですからお店には助けを求められません。
そもそもお客様との店外デートは禁止としているところの方が多いですから、後からお店に泣きついたところでどうにかしてくれるような都合のいいお店はありません。
店外での性サービスは犯罪
風俗のお店は警察に風俗営業の届け出を行っているので、本番行為をしないという条件で性的なサービスを提供しても違法にはなりません。
しかしお店に出勤していないときにお客様からお金をもらって性行為に及ぶことは立派な売春であり、「売春防止法違反」という犯罪行為で、ほとんどのお店で店外デートを禁止としているのがこのためです。
バレなければ大丈夫と安易に考えていると痛い目に遭います。
あなたがどんなに秘密にしていても、相手男性が他の女性に言いふらしたり、店外したことを理由に脅してくる可能性もあります。
執着されることも
店外デートを許してしまったことで、相手男性は「自分は特別な存在」と思い込み、彼氏面をしたり仕事に対して口出ししてくるような人も少なくなく、ストーカー化してしまったというケースも多くあります。
店外デートをしたということは連絡先を交換しているはずですから、あなたの個人情報は容易に調べられてしまいます。
取り返しのつかない事態を避けるためにも安易に店外デートに応じるべきではありません。
店外デートの誘いはどうやって断ればいい?
気の弱い女性なら特に、面と向かって店外デートの誘いを断れないという方もいるかもしれません。
また、本指名のお客様からの誘いは断りづらいという気持ちもわかります。
どんな理由であれ、もっとも簡単な断り方は、
「お店で禁止されているから」
と、お店のせいにすることです。
それでもしつこく誘ってくるような男性もいますが、確実に男性を諦めさせるには、断る口実に以下の内容を織り交ぜることです。
- 絶対にバレるし、バレるとクビになる
- まだ仕事を辞めることができないからクビになるのは困る
- バレて罰金取られている女の子もたくさん見てきた
- ○○さん(客の名前)の連絡先もお店に登録されてるし、バレたら○○さんにまで迷惑がかかっちゃう
- お誘いは嬉しいから、私が風俗を辞めたらゆっくりデートしよう
ここでポイントなのが、相手の個人情報(電話番号)をお店側が把握しているということと、気持ちは嬉しいということを伝える点です。
店舗型でもデリバリー型でも、ほとんどのお店は実際にお客様の個人情報を管理しています。
バレた場合に男性側にもお店からお咎めがあるということを臭わせておけば、大半の男性はあきらめます。
また、誘いは嬉しいと伝えることで「もしかして自分に気があるかも」という印象を与えることもでき、お店に来てくれる頻度も上がるかもしれません。
もちろんこのような断り方をしてもお店を辞めるときに本当にデートに行く必要はなく、連絡先交換をしていたとしても先に連絡先を消したり着信拒否にしてしまえばいいのです。
まとめ
店外デートに誘ってくる男性は、自分の都合しか考えていません。
あなた自身も少し相手に気が合ってデートしてみたいと思っていたとしても、店外に応じてしまうことであなたはただの都合のいい女になってしまいます。
例えばあなたに本当に気が合って、どうしても風俗嬢と客と言う一線を越えたいと考えている男性なら、店外に誘うようなことはせず、コース内であなたに歩み寄ろうと努力してくれるはずです。
それはあなたがなぜこの仕事を選んだのかを彼なりに考え、あなたに負担や迷惑をかけてしまうようなことはしたくないからです。
店外デートをしなくてもしっかり出勤すればお金になりますし、丁寧な接客を心がければ本指名は返ってきます。
例え相手がお金持ちやイケメンだったとしても、この記事でご紹介したようにリスクがたくさんあるということを肝に銘じ、安易に店外デートに応じてしまわないように注意しましょう。
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