年齢により差はあるものの、成人した日本人の身長の平均値は、男性が170cm、女性が158cmと言われています。
自分よりも背の高い男性が好みだという女性が大半ですが、平均値だけで見ると男女の身長差は、ふで箱の中の物差し程度しかありません。
特に風俗嬢やキャバ嬢たちは脚を長くキレイに見せようと高いヒールを履いている方も多いので、男性との身長差はさらに狭まります。
やはり「可愛く見られたい」というのが女心ですし、特にお客様に対しては満足させるためにも指名を返すためにも可愛くなれなければいけません。
上目遣いができる程度の身長差は欲しいものの、相手が自分よりも身長が低い男性の場合はどうやって可愛くみせればいいか、難しいものですよね。
そして自分の身長が高いことをコンプレックスに思っている女性は少なくありません。
高身長の女性は小さくて小柄な女性を見かけるたびに「可愛いな…」とうらやましく思うことも少なくなく、背が低い男性と並ぶことで余計に自分の身長の高さに引け目を感じてしまいがちです。
自分よりも背の低いお客様に「デカっ！」と言われて傷ついたことのある女性もいるのではないでしょうか。
今回は、身長が低いお客様への接し方についてご紹介します。
本当にチビな男性は高身長女性に慣れている
男性なら誰でも、自分よりも背の低い女性を好むと思ってはいませんか？
確かに背の低い女性を好む男性の方が多いのは事実です。
男性は自分よりも弱いものを守りたいと考える心理が本能的に備わっており、自分よりも小さな女性の方が弱く見えるので仕方のないことです。
しかし身長が低い男性は、普段から自分よりも背の高い女性に囲まれた生活をおくっています。
例えば160cm未満の男性なら、背の低い女性相手でもヒールを履かれてしまえば見上げてしまうことになることも少なくなく、女性が自分よりも背が高いことに慣れてしまっています。
このような男性の場合、背の高い女性に対してネガティブな印象を持つことより、自分の身長が低いことにコンプレックスを持っていますので女性側が気にする必要はなく、むしろ自分の身長が低い分、スラッとした長身の女性が好きだという方もいます。
背の低い自分がモデルのような女性を連れて歩いていることに優越感を覚える人もおり、あえて身長の高い女性を希望される場合もあります。
一番めんどくさいのは中くらいの人！
背が低いということを自覚されているお客様なら、女性が自分よりも高身長であることに対して特に気に留めることはありません。
しかし風俗嬢にとって最も接しにくいチビ客とは、165cm～170cm程度の男性のことではないでしょうか。
冒頭でご説明した通り、日本の成人女性の身長は158cmが平均です。
多くの風俗嬢は10cm前後のヒールを履いていますから、ヒールを履くことで身長は168cmほどになり、男性との身長差はほとんどなくなってしまいます。
そして165cm～170cm程度の身長の男性でも、150cm前後の小柄な女性相手なら自分の方が大きく見えるので、自分の身長が低めであることに気が付いていない、あるいは身長が低いことを認めたくないという方がほとんどです。
そのため、平均よりもやや身長が高めな女性に対して「背、高いね」「デカい」などと嫌みにも感じてしまうようなことを言ってくることがあります。
では、身長のことでお客様に嫌みを言われてしまった場合にはどのように対処すればいいのでしょうか。
最も手っ取り早いのは、背が高いことをコンプレックスに思っていることにしてしまうことです。
よほど無神経な人でない限り、背が高いことがコンプレックスであると言ってしまえばそれ以上身長の話題に触れてくる人は少ないはずです。
別にコンプレックスだと思っていなくても、デカ女扱いされることがめんどくさければ「気にしてることだからあまり触れないで…」といって、話題を変えてしまいましょう。
それでもしつこく身長のことについて触れてくるお客様には、プロフィールの閲覧をおすすめします。
ホームページやお店のパネルには、スリーサイズと合わせて身長を記載しているお店がほとんどなので、リピートしてほしくないお客様なら特に、
「小柄な女の子がお好みでしたら、○○ちゃんがおすすめですよ」
と、自分のところにはもう来なくていいと意を含めた少々の嫌みを混ぜてもかまいません。
本当に気にしているのは女性側！チビ客へのコンプレックスをなくす方法は？
自分の背が低いことをコンプレックスに感じている男性なら、その劣等感を風俗嬢にぶつけてくるという方も残念ながらいますが、実際のところ彼女にする女性ならともかく、風俗で遊ぶだけの女性の身長をそこまで気にしている男性は多くありません。
「背が高い」「デカい」などと身長に対して何か言われたとしても、相手には悪気がないことがほとんどですし、プレイに入れば身長の話題なんてとっくに終わっていることでしょう。
しかし、デカいと言われることに腹を立てたり、「チビ客は嫌だ」と感じてしまうのは、風俗嬢側が男性との身長差を気にしているからです。
ではなぜ自分よりも背の低いお客様への接客が嫌なのでしょうか。
その理由は簡単で、大抵の風俗嬢は背の低い男性の持ち上げ方がわからないからです。
背の高い男性や、がたいのいい男性なら「男らしいですね」「背の高い男性、すごく好きなんです。」などと褒めやすいですが、そうでない男性にはどのような言葉で持ち上げればいいのか、なかなか言葉選びが難しいものです。
風俗嬢は限られた時間で、お客様に疑似恋愛を楽しませなければなりません。
そのためにお世辞や誉め言葉は重要な武器です。
しかし身長の低い男性に対してはどんな武器を選べばいいのかがわからないので、身長の低い男性に対しての接客を難しく感じてしまいます。
これを乗り越えるためには、自分のスタイルを磨くことです。
モデルのように足がスラッとしていて背筋が伸びている女性は誰が見てもキレイで、身長が高くても嫌みを言われることはありませんし、むしろ憧れの的となります。
美脚な女性が好きだという男性はとても多く、女性は姿勢がいいだけでも色っぽく上品に見えます。
これは当然風俗嬢として働く上で大きな強みになります。
自分の容姿に絶対的な自信を持つことができれば、チビ客だろうとデブ客だろうと「スタイル抜群の私と並べてあなたはラッキーだね」くらいに余裕が生まれます。
心に余裕ができることでどんなお客様に対しても自然な笑顔で接することができるようになり、結果お客様の満足度UPに繋がります。
お客様の見た目を褒めるのではなくお客様に自分を褒めさせることで、お客様をあなたの虜にしてしまいましょう。
まとめ
風俗店で働いていると、自分の好みの男性や生理的に受け付けられない男性など、さまざまなタイプの男性が訪れます。
しかし風増嬢として働く以上、お客様の容姿よりも自分の容姿を気にしなくてはいけません。
スタイルのいい女性とエッチなことができるというのは多くの男性の憧れであり、遊びに行った風俗店で自分についた女性がモデルのようにスタイル抜群の女性なら会った瞬間にテンションがあがり、その女性の身長が自分より高かろうが低かろうが気になりません。
お客様が自分よりも背が低いからといって中腰になったり猫背になってしまったりしていませんか？
背筋を伸ばし堂々としているだけでも周りから見た印象は大きく違ってきます。
風俗嬢である以上「女性」であることを武器にしなくてはいけませんから、お客様の容姿についてとやかく言う前にまずは自分の容姿を磨いていきましょう。
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