ソープランドは風俗の王様。
しかしその前に「ソープ」と言うくらいなのですから、石鹸を使います。
お風呂にも入ります。
建て前が公衆浴場なのですから…。
そうすると湯気やら泡やらで、女の子たちの髪型は大変なことに成ってしまうでしょう。
その一方、お店のホームページではバッチリと髪型をセットされた彼女たちが紹介されています。
しかも悪いことに男性客が見ているのは、その彼女たちの姿だけです。
せっかくの接客業なのだから、ピシッとした髪型で男性客に応じたい…でも、そのためにはどんな風にするのがベストなのでしょうか。
ソープランドで働く風俗嬢それぞれが、髪型について工夫していることやプレイ場での対処法として考えていることを調べてみました。
ロングとショート
ソープランドで働くことだけを考えた場合、「髪型をバッサリ、ショートにしてしまった方が良いのではないか」。
そんな風に考えるひとが居るかも知れません。
スポーツをする女の子にはショートヘアが勧められるのと同じ理屈です。
しかしソープ嬢は、肉体労働をしていますがスポーツ選手ではありません。
接客業しかも女性らしいセクシーさが求められるそれに携わっているのです。
だから少しでも艶やかさを演出する髪型が求められます。
こういうことを考えると、ショートヘアではなく、ロングヘアした方が良さそうです。
では、セミロングなどは選択肢に入らないのでしょうか。
それはそれでアリかも知れませんが、機能的に便利ではないようです。
なまじかショートっぽくしていると、髪を縛ったり束ねたりしたいと思ったとき、長さが足りなかったりしてしまうからです。
それならば、よほどショート向きの顔だちをしているのでもない限り、ロングをキープするのが一番だと言えるでしょう。
風俗嬢と髪の毛
ソープランドの様な風俗嬢として働く場合、ロングヘアが一番だと言えます。
では仮にソープランドでロングヘアのまま働くのだとしたら、どんな問題が起こるのでしょうか。
ロングの場合問題になるのは、まずプレイの邪魔になるということです。
その代表格がフェラチオでしょう。
このプレイでは顔を前に傾けなくてはなりません。
日常生活でジュースを飲むのとは勝手が違います。
高角度に頭を前後左右に動かさなければなりません。
そうするとロングエアが前に落ちて来てしまいますね。
これでは邪魔になってプレイになりません。
フェラの場合、望まない事態も起こります。
それは男性客の陰毛やら精液、オシッコなんかが髪についてしまうかも知れません。
こんなことがあったら不衛生で、その日の気分が台無しになってしまいますよね。
だからと言って、次の接客があるので、すぐに髪を洗うなんてこともできません。
ソープランドで働く場合、さらにマットプレイなんかも問題に成って来ます。
スムーズに動かなくてはならないところに髪の毛が絡まってしまい、さらにローションなんかが混ざってしまったら、全然うまく動けませんよね。
だからロングヘアにはしてみたものの結局、そこに何かしらの工夫を施さなければなりません。
それはどんな工夫でしょうか。
縛れば良いのでしょうか。
束ねれば良いのでしょうか。
留めれば良いのでしょうか。
しかしどんな道具を使うのがベストなのでしょうか…。
これこそが本題に成るのです。
ひっつめは困る…。
縛る、束ねるといったことを考えたとき「ひっつめ」という髪型がまず思い浮かぶのではないでしょうか。
ひっつめとはポニーテールとオールバックが合体したような、あの男前な髪型のことです。
実は、熟女系のソープ嬢でこの髪型をする女性は少なくありません。
でも正直、この髪型は男性客にあまり好評ではありません。
「家事の途中で出てきたみたい」、「おかあさんそのまま」という印象を与えてしまうのです。
このことは若い風俗嬢であっても例外ではありません。
ひっつめで出て来られるとバリバリ仕事中、というより作業中的な雰囲気が出てしまいます。これでは、せっかくのエロティックなムードも台無しですね。
「うなじがセクシー」なんてことも言われますが、それは現代では通用しないようです。
クリップやピン
だから、ひっつめのように思い切り髪を束ねたり縛ったりするのは好ましくない髪型です。
では、どうロングヘアを処理するのが賢いやり方なのでしょうか。
大方の風俗嬢が選択するのは、クリップやピンのようです。
「くちばしクリップで留める」、「ピンを使って“夜会巻き”にする」といったロングヘアの処理の仕方が、彼女たちのトレンドのようです。
しかしながらこれらのセット方法にも、いくつか弱点があります。
例えば、くちばしクリップは寝転んだりして頭を下にした時―いわゆる「受け身」のプレイに回った時―、頭に刺さってしまいます。
また“夜会巻き”みたいな髪型は、行き過ぎるとキャバクラ嬢のような外見になってしまいます。
残念ながら、ソープランドなどを訪れる男性客は、こういった派手さを求めていません。
ヘアゴムやシュシュ
くちばしクリップの「刺さる」という問題を深刻に受け止めるなら、鋭利なタイプの髪留めは避けるべきかも知れません。
そこで代替案として出てくるのがヘアゴム系です。
リングゴムやアレンジゴム、パイルリングやスプリング…さまざまなヘアゴムが売られています。
用途に応じて使い分けたいですね。
さらにソープ嬢たちに人気があるものとして、シュシュがあります。
クリップなどを使うと「髪に跡がついてしまう」という問題が他にあるのですが、これはキツめのゴムで縛ることにも当てはまってしまいます。
しかし、シュシュを使ってゆるく縛っておけば、こういった問題は起こらないわけです。
ウィッグ
最後にヘアゴムやシュシュを超える、恐らく成功すれば最強の品をご紹介します。
それはウィッグ(かつら)です。
本記事冒頭で「エロティックムードに浸りたい男性客のためにもショートは問題外」といった仕方で、ショートヘアを風俗嬢がすべき髪型から外しました。
しかしウィッグさえ使えるなら、ショートヘアであろうが何であろうが、問題で無くなります。
風俗嬢さんたちは、こんな―といっては失礼ですが―仕事をする以上、ふつう彼氏は居ないでしょう。
ならば普段はベリーショートで女を捨ててしまい、お仕事の時だけウィッグで本来の自分を取り戻す、というのもアリなのではないでしょうか。
エクステなんかを使うと、すぐにダミーの髪が痛んで台無しになると聞きます。
しかしウィッグの場合は大丈夫なようです。
髪に跡はつかないし、外見はエロティックなまま。
ソープランドで働く時はウィッグが一番のわけです。
仕事の際3つか4つお気に入りのウィッグを持って行く、なんてのも賢いやり方かも知れません。
ソープランドのお仕事のハードさを考えると実際ウィッグが一番効率的であると言えます。
仕事が終わった後にサッパリとショートヘアに戻るのも、気持ちが良さそうです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
ソープ嬢さんたちのお仕事中の髪型について、考えてみました。まとめてみると、
- ひっつめ → 接客的にバツ。
- クリップやピン → 刺さるかも…。
- ヘアゴムやシュシュ → 一番当たり障りが無い。
- ウィッグ → いいものが見つかればこれがベスト。
という風になるでしょう。
とにかく、水やら泡やらで、ソープ嬢さんの髪型は常にトラブルにさらされています。
ハードなプレイに気を取られて、次の接客に支障を来さないように、髪型を賢くキープして欲しいと思います。
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